「正義について考えさせられる作品」法廷遊戯 よっしーさんの映画レビュー(感想・評価)
正義について考えさせられる作品
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先行上映で観てきました。
息つく暇もなく目が離せなかったです。
怖いシーンは苦手なのですがほとんどなく、明らかな悪人もいないので胸糞が悪くなることもない、正義について世に問う良き作品でした!
細かいシーンでいうと、美玲の迫真の演技に身震いしたし、絶望した美玲が今後立ち直れるかが親心としては心配になりました。
主演の演技もわざとらしくなく、現実に起こったとしたら人間は意外とこういうリアクションなんじゃないかと思わせられる自然で繊細な苦しみを上手く表現されていました。
最後の薫とセイギが仲良く階段を駆け上がるシーンが印象的で、薫はすべて分かっていたけ
れど人を憎まず許そう、許したいと思っていたのかと思うと切なくなりました。
セイギは最後上を向いて笑顔だったので、自己を改めて彼の決めた未来に進んでいく悲しみの中でも勇気が湧く終わり方がよかったです。
よき映画に出会えて大変嬉しいです!
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