「修験のメッカである。・・・?」修験ルネッサンス 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
修験のメッカである。・・・?
まず、メッカという言葉以外に何かなかったかと消沈する。気分が中東に飛んでしまう。
ナレーションは、落語家立川寸志。氏の落語は語りの滑舌も良く、知識に裏付けられた説得力あり、けっこう好きなのだが、この映画での役割がどうもいかん。なぜダンテなのか、どうも消化しきれない。そして何より、地方自治体が記録映像を撮っているかのようなクオリティの低さに退屈でしかたがなかった。テントを組み立ててる現場とか要る?修験道を撮るにしても、崖崩れ防止のコンクリ(ワッフルのような)の脇を歩く画とか要る?しかも間が悪く何度か記憶が飛んだ。民放のドキュメンタリのほうが見応えがあるんじゃないか。しかもそちらはタダで観れる。これを金を払って再度観る気はさらさら起きない。
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