ギフト(2000)のレビュー・感想・評価
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キャストが豪華すぎる
テレ東の昼間に吹き替えでやってたのを、
ついつい最後まで見てしまった。
なんという豪華キャスト!!
話もテレビで見る分にはちょうど良いサイズ感。
設定の割には引っかかりの少ない作品なので、
一日経ってから、やっと「あ…前に見た事あった」と思い出しました。
豪快な面々
ダメ親父役のキアヌリーブスの役所には、イマイチ違和感があって緊張性に欠けるけど、これだけの個性的で豪快な顔ぶれの作品は、映画ファンなら必見物だと思う。ちょい役のケイティホームズが出ているのもうれしい。
話の内容が、ちょと残念だったので、減点島しました。
ギフトは人のためならず。
身近な人間の死の前後には、なにかしら不思議な事があるものだ。 それを単なる偶然と捉えるか、何かしらのメッセージと捉えるか…。 昔、法事の席でそういう話が出ると、「私は信じない」 と頑なに否定するおばさんがいた。 合理的に解釈できないことに不安を感じるのは分かるが、果たしてそれほど恐れる事なのか。 私は、心が感じるままに受け入れたいと思っている。 霊能力についても、無限にある才能のうちの一つに過ぎないという認識だ。
この映画から教えられるのは、天から与えられた特殊能力=ギフトを自覚することの重要性だ。 それがどんな類のギフトであれ、与えられた者は謙虚に受け入れ、その力を他人のために還元する。 その誠実さがあって、初めてその人は他人からの大きな信頼を得られる。 ギフト自体は、実はギフトではなく、ギフトをどう使うかが重要だということだ。
霊能者として近隣住民の身の上相談に乗りながら、3人の子供を女手一つで育てる主人公の女性。 まず、その人柄に好感を持った。 ケイト・ブランシェットという名優の演技力なのかもしれないが、飾り気のない人柄には、何とも言えないリアリティと魅力がある。 生活に追われながらも、彼女にすがってくる悩める人たちのために、その特殊能力を使う。 寄付金という形で金ももらうが、生活費の足しにする程度。 霊能者として、他人の苦しみを受け止める役目は、生易しいものではないはずだが、彼女には、それを引き受ける包容力がある。 ギフトを与えられた者としての責任を、しっかりと自覚しているのだ。
物語は、主人公がギフトを持つが故に発生するトラブルを軸に展開する。 誰もが心のどこかで意識している「この世の不思議」を感じさせてくれる、スピリチュアルサスペンスと言ったらいいだろうか。 最後は、ピンチに陥った主人公の女性が救われるのだが、ピンチを救ったのは、彼女の特殊能力ではない。彼女を頼っていつも相談に来ていた、心を病んだ近所の男の魂だった。 要するに彼女は、恩返しされたわけだ。
キリスト教の道徳観も反映されているのかもしれない。 恐怖一辺倒ではなく、 観終わった後に温かみも感じた。 ライミ監督のセンスを感じる良作である。
キャピキャピ感ゼロのケイトと粗暴なキアヌ
サスペンス?
高校生1年生の時観たきりで、久しぶりに観てみたけど、今観てもそれなりに楽しめる。
昔はストーリーや霊感てものにワクワクして、今は
ケイトブランシェットって若い時から既にケイトブランシェットなんだー(ピチピチキャピキャピじゃないってこといい意味で)とか、キアヌリーブスがこんなに粗暴な役するんだー、とか。
起承転結がしっかりしてるから、2回目も飽きないで観れた。
洋画を知らない私が知ってる有名人ばかり出演してて、知ってる顔が出てるのも楽しい。
ケイト・ブランシェットが美しい✨
透視能力を持つ占い師アニーを演じたケイト・ブランシェットの美しさに惹き込まれました。
法廷シーンで涙ぐむ姿も美しい。
ケイト・ブランシェット観たさに録画しましたが、怖めシーン有り。テレビ画面を何とか指で隠しつつラスト迄。
占い師のお仕事、大変そうですね。。透視能力が無くて良かった。
テレ東を録画しての鑑賞 (吹替版)
ホラーだけど、ホラーじゃなかったー!
モヤがかかったような、なんとも息苦しいかんじが最初はずっと続いていて、それがとある事件からスピード感を持って走り出していくかんじ。
ハラハラしまくるし、ちょいちょいホラーの要素もあって、ビビりまくりでしたが、結局ホラー現象より人間のほうが怖いね…汗
けど、最後はなんだか優しさに溢れて、後味がすっきりなのも驚いた。
それにしても、俳優陣がすごい豪華。なんだか、贅沢なホラーだったなぁ
特別な能力
人生何が起こるか分からないし、こんな能力持ちもいるかもね、いたとしとも裁判シーンのように疑ってしまうけど。
白いヴェールの向こうから、なくなったはずと母と対面したら、実際はあまりの驚きに声も出なそう。
でも、少し羨ましくなる体験かもなあと一瞬思いました。
子供を父とそっくりと言ってたけど、その時は子供もおばあちゃんが見えてたのかな?
助言されてるんだから立ち回れよとも思うけどそう上手く事は運ばないし、
占い師という立場を糾弾されるシーンはかわいそうで見てられませんでした。冒頭にも言った通り、疑う事は分かるんだけどね。言う側も仕事だしね。
登場人物も絞られてて誰が犯人か早々にわかるんですけど、
バディ、悲しかったな。
助けにきて、ハンカチも返して、主人公を励まして、
でもバディは…。
主人公もそれどころじゃないから相談に乗る余裕もなかったし。
巡り合わせが悪かったんだなあと。
相談する相手は複数人持つべきだなと思うけど、そんな都合よく優しい相手はなかなかいないですね。
思わず自分のことを振り返ってしまった作品でした。
やっぱりサム・ライミ
サム・ライミの映画を観るときは、なぜか笑えるところに目が行ってしまう・・・序盤で、ヒラリー・スワンクとケイト・ブランシェットが転んで尻餅をつきペンキまみれになるところ、J・K・シモンズの強引な台詞など。タロットカードじゃなくて、ESPの練習用に使うカードだったことは笑っていいのかわからない・・・
もっとホラーっぽい映画かと思ったら、アメリカ南部独特のファミリードラマをベースに殺人事件を解決するというミステリーに仕上がっていた。キアヌ・リーヴスが裁判で裁かれるのですが、真犯人は別にいる!という霊感のもとに行動する主人公。リピシが父親を火だるまにして病院送りになってしまい、登場してきた意味がないと突っ込む態勢はラストでくずされてしまう。それにしても、犯人を推理する際に観ている者をどんどんミスリードさせる手法は見事なもの。「あ、こいつだ・・・あれ、違うな」とか色々楽しませてくれました。
キアヌは何となくミスキャストだと思いましたが、リピシはすごい!そして2004年アカデミー賞の女優がこんなところで張り合っていただなんて・・・
ちょっと残念な印象
基本的に面白かったけれど、フィドル?を基調とした音楽も印象的だったし、特殊能力が裁判に引き合いにされてしまうところなど非情に興味深かったけれど、個人的にはストーリーも設定も結末も色々と残念に思うところが多かった。映像も2000年の映画の割には物凄く古くさく見えてしまったし…それが狙いだったらいいとは思うけれど、ネタ的にもそうは思えなかったので、やっぱ残念観が…
あ!J・K・シモンズでてる!
個人評価:3.7
気品溢れるケイト・ブランシェットが、今回は田舎町のシングルマザーに。
ストーリーもはらはらするが、暴力を振られるケイト・ブランシェットを見るのは抵抗があり、そうした配役も2001年作の時代を感じられる。
脇役だがJ・K・シモンズが保安官役で登場するのが嬉しいトコロ。
プライベートなキアヌ
なかなか楽しめる犯人探し(^^)b
犯人候補は4~5人いたけど…
それにしても、キャストが豪華!
サム・ライミ監督の次作の『スパイダーマン』に繋がるキャスティング。
『スパイダーマン』が大好きなだけに、そのあたりは楽しめました(^o^)
そんな豪華キャストの中でも、主演のケイト・ブランシェットを食う演技を見せてたのがジョバンニ・リビシ。
こういう狂気に満ちた演技は、天下一品ですな(^^)b
で、今回のキアヌは、普段のキアヌの汚い格好。
いつも映画の中ではシュッとしてるから、こんなキアヌは映画ではなかなか見れないので貴重ですね。
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