「中洲とギリシャ」逃げきれた夢 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
中洲とギリシャ
「波紋」を観て、残念なおとーさん役を演じて光石研の右に出る俳優はいないのではないかと思ったが、本作で確信した。
それにしても、見事なまでに(表面上は)何も起こらず淡々と続く情景描写と台詞の余白の雄弁さが、波が打ち寄せるようなラストシーンの余韻のための序奏だったとは。いやもう、恐れ入りました。
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「波紋」を観て、残念なおとーさん役を演じて光石研の右に出る俳優はいないのではないかと思ったが、本作で確信した。
それにしても、見事なまでに(表面上は)何も起こらず淡々と続く情景描写と台詞の余白の雄弁さが、波が打ち寄せるようなラストシーンの余韻のための序奏だったとは。いやもう、恐れ入りました。