「実は少し心配してたけど」僕らの千年と君が死ぬまでの30日間 クラムさんの映画レビュー(感想・評価)
実は少し心配してたけど
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漫画原作でファンタジー要素も強いこの作品。舞台も拝見していたのですが、映画はどんな仕上がりになるのか正直心配な気持ちがありました。しかし、そんな心配は吹き飛び、物語の世界観に引き込まれました。普段は主に舞台で活躍している主演の二人ですが、映像作品にももっと出て欲しいと思う自然な演技でした。ストーリーは切なく、どう転んでも草介にとっては悲しい結末になるしかないのでは、と考えさせられました。魂を返したら草介のいない世界を生きなくてはならないとわ、永遠を一人で生きたくない光陰、そしてとわに魂を返したい草介。この三人の交わらない願いが切ないです。
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