ヒッチハイクのレビュー・感想・評価
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ヤッホーホートラララ
海外ホラーの劣化版てな感じの作品だったけど、途中で3年前と3日前という時系列ズレのために後半戦は期待が持てる・・・などと思って見ても、結局日本人的トリックかよ!となる。
不気味さは川崎麻世演ずるジョージが1人で盛り上げていたにもかかわらず、他の登場人物が彼に追随しているだけ。ジョセフィーヌという名前には笑わせてもらったので加点したけど、こんな仕上がりだと国内のキャンピングカーファンに怒られるといったレベルだった。
素朴な疑問として、羊の肉だと騙され食べさせられた人肉って茜ちゃんの肉だったの?だとすれば3年前に殺されたはずだから保存状態がとてもいいのよね。
川崎麻世さんは良い
2025年1月9日、UNEXTにて視聴。
最近はやりのオカルト掲示板由来のホラー映画、同じようなスタンスの「村シリーズ」や「リゾートバイト」なんかが有名なネット怪談の有名所を繋ぎ合わせて作ってたのに対して本作品はほぼ元ネタ1本で勝負してた所には好感。
原作でミッ〇ーマウスマーチだった部分が「おおブレネリ」になってましたが川崎麻世さんの怪演もあり中々いい味が出てました。
前半の話の流れは比較的原作に忠実ではあるものの双子が割と可愛らしい女の子になってたりとビジュアルは映えるもののあまり不気味さを感じ無いキャラ変がされていたり、後半にいきなり微妙なカニバリズムやスプラッター描写(決してグロくはない)がされたりした結果、中途半端なスラッシャー映画ぽくなってしまっていたのはあまり頂け無いかなと。
あと麻世さん以外の演者さん達の演技がお世辞にも良くなかったのもキツイです。
応用問題は基本問題が出来てからにしましょう
いわゆる「ジュラシックシャーク」のようなクソ映画にジャンル分けされる映画でその手のものが好きな人には喜ばれる作品なのかも。
どういう作品かわかっていながら見ておいて文句つけるのは当たり屋みたいで嫌だけど、まあこの映画のどこがおかしいのか、とにかく見ていて突っ込まずにはいられません。ある意味確信犯的なのかも。漫才の突っ込みの練習と思えば腹も立たないでしょう。
何がおかしいかって、この頭のいかれた家族ではありません。おかしいのはこの家族の被害者たちであり、この映画の作りてです。
せっかく乗せてくれた人に対してアメリカンな名前の自己紹介されてもそこは軽く流しとけばいいのに「旅芸人さんですか」、とか乗せてくれた人が気持ちよくお話しされてるのに大きな声で遮ったり。ありがとうって、感謝するのは逃げ切った後にしょうよ、メモ書きした渡す紙もでかいし。極めつけは元々行方不明の彼女探すために友達誘ってわざとヒッチハイクしたということなの、それなら最初から少しは匂わせとけよ、いきなり現場で話し出すと唐突すぎるだろ。
さてこの短い上映時間中皆さんはいくつ突っ込めましたか。これであなたも漫才コンビの突っ込み担当になれるでしょう。
まあ、演技もひどいし脚本演出もレベルが低い。実写版デビルマンを思い出したよ。
非日常を描くにはまず日常を描けなくては無理。普通の人間ドラマが描けるようになってからこういう奇をてらったものにチャレンジした方がいいよ。
いくらフィクションであっても、こういう場面では人はこういう行動をとるよなとか共感できるものがないと作品にリアリティが感じられず観客は物語に入りこめない。
上映時間短いのとジョセフィーヌ役を演じた小池百合子くらいかな、良かったのは。疲れてる時に何も考えずに配信で眺める分にはいいのかも。
ホラー映画としてはいまいち
原作こんなんだったっけ?
でもまぁ原作の公衆トイレで泣いてた女の子をメインキャラとして序盤から出したのは面白いと思うし、キャンピングカーの家族達も不気味だった。
双子を金髪少女にしたのは評価分かれそう。
怖さがいまいちな理由はやっぱり演技力と演出じゃないかと。
特に主演をはじめ追われる側は恐怖と緊張感が足りない大根揃い。
主演の大倉空人はレッドブリッジの時は良い演技してたのにな。
また、正体不明、目的不明の狂人達に追い詰められるってのが怖さのメインだと思うんだけど、正直追われてる感が薄く、見ていてドキドキハラハラすることもないし、ビックリもしない。
でも原作とは違うラストにしたのは意外性があったし、むしろこっちの方が好きかも。
スベンニャ〜
昨年の衝撃作「きさらぎ駅」に続く、都市伝説をホラー映画にする試み、この手の話が好きな自分としては楽しみな一本でした。エンドロールを除けば70分という超短い作品、この前後に映画を詰め込んでも行けるという強行作戦を実行してしまいました笑
思ったほどの恐怖が感じられず、かといってド派手なコメディに振り切っているわけでも無い、かなり中途半端な作品になっていました。
ヒッチハイクしたキャンピングカーがどう考えても怪しくて、案の定危険なカニバリズム一家に襲われる人たちの話です。2ちゃんねるの元ネタ、しっかり考えられていて読み応えがありました。
その実写となると中々難しいのではとおもっていましたが、その予感は的中し微妙な出来、テンポが無く淡々と進んでいくのがどうにも乗り切れなかったです。
一家の大合唱のシーン、これは抜群に不気味で良かったです。息の合った綺麗な声から太い声のハーモニーから染み渡る狂気は観ていて楽しかったです。
一家のキャラクター性はとても良くて、アカとアオ姉妹の相反する物への執着がかわいい狂気に様変わりしていて好きでした。
追いかけっこが始まるって感じまでは良かったんですが、いざ始まってみるとたまたま見つかったと思ったら逃してくれたり、何気なくジョセフィーヌが銃をぶっ放してみたり、アカとアオの姉妹がナイフを振り回してみたり、ジョージが斧持って闊歩したりと雰囲気だけでそこまで血みどろにならないのがもったいなかったです。
最後のトイレ小屋での攻防もなんだかパンチが足りず、姉妹は健がジョージ弟から奪った斧で一撃で殺したのと、ジョセフィーヌが放った銃弾を食らって死亡(どう考えても娘に当てる事は阻止できたはずなのにぶっ放してて笑いました)し、ジョセフィーヌも銃を奪われて顔面に1発でノックアウトですし、ジョージは立ち往生してたら撃ち抜かれるというなんだか呆気ない全滅でした。
色々終わったかと思いきや、涼子が何やら不穏な事を言い出して、そしたら死んだはずの一家が全員復活し、なんだか取り囲まれて、そのまま闇に飲み込まれて、一家の一員に…という終わり方もしっくりこなかったです。死んだのか死んでないのかも曖昧ですし、完全に雰囲気だけ醸し出して、雑に終わっていった感が否めませんでした。
ヒッチハイクを決行する瞬間に全員IQが0になるのが不思議でたまらなかったのですが、最後の方の種明かしで幻覚的なものに誘われて、キャンピングカーに乗るという形になっていたので、そこら辺のモヤモヤは後出し感はありましたが解消されたのでまだ良かったです。
期待していた分の肩透かしはかなり大きいですが、1時間と少しのホラー映画を観たいなというピンポイントな時にはピッタリだと思います。今年は「リゾートバイト」の映画化があるので、そっちに期待したいと思います。
鑑賞日 7/10
鑑賞時間 19:00〜20:25
座席 E-3
山道歩く時は目印を。
2ちゃんねる掲示板で語り継がれてる恐い話。
ハイキングの帰り道、道に迷った涼子と茜、迷いながらも道路へ出れてバス停に着くも次に来るバスは3時間後、彼氏を呼びだすも断られ涼子と茜が選らんだのはヒッチハイク、ヒッチハイクをしたことから始まるストーリー。
洋画ホラーにありそうな、たまたま寄った町、村の住人がヤバイ奴だったみたいな作品を邦画でって感じ。何か邦画ホラーでこんな感じの作品って珍しいなと思い鑑賞しました。
川崎真世さん演じるヤバイ奴ジョージ、川崎真世さんじゃなくて知られてない俳優さんが演じてた方が恐かったのかな!?怪しげヤバイ雰囲気は出てたけど。
評価☆3にしちゃったけど楽しめました!
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