ヒッチハイクのレビュー・感想・評価
全4件を表示
ホラー映画としてはいまいち
原作こんなんだったっけ?
でもまぁ原作の公衆トイレで泣いてた女の子をメインキャラとして序盤から出したのは面白いと思うし、キャンピングカーの家族達も不気味だった。
双子を金髪少女にしたのは評価分かれそう。
怖さがいまいちな理由はやっぱり演技力と演出じゃないかと。
特に主演をはじめ追われる側は恐怖と緊張感が足りない大根揃い。
主演の大倉空人はレッドブリッジの時は良い演技してたのにな。
また、正体不明、目的不明の狂人達に追い詰められるってのが怖さのメインだと思うんだけど、正直追われてる感が薄く、見ていてドキドキハラハラすることもないし、ビックリもしない。
でも原作とは違うラストにしたのは意外性があったし、むしろこっちの方が好きかも。
グロは苦手ですが、この作品は期待してしまいました…
先に謝罪させてください。
申し訳ございません。
なぜなら、「うーん…」という点ばかりが多くなってしまうからです。
それでも良いと思えたところもあるので、まずはそちらから…。
---
〜良いと思った点〜
・冒頭の撮り方、表題の出し方が海外のホラー映画のようでワクワクしました。これから凄惨な事件が始まるのかな、と。
・キャンピング・カーに乗っている家族が不気味でワクワク。ハンドくんとおばあさまがいないア◯ムス・ファミリー感。
お父さんお母さんの見た目と名前。不気味で最高。
アカ、アオの双子ちゃん。見た目『ふしぎの国のアリス』のアリスっぽいのに、ハンプティーダンプティーみたいで不気味良い。歌が上手いのも好感触。
お父さんの弟の大柄な男性。双子ちゃんのつたないマジック・ショーに驚いたり感動して拍手している姿が素直で可愛かった。
・武器の所持と種類◎ 逃げた主人公たちを追いかけるぞ、とみんなで横一列に並ぶの可愛かったです。ワクワクしました、あの武器でどうやって色々するのかと期待値が右肩上がり。
---
〜うーん…な点〜
・鬼側。せっかくの武器、ぜんぜん使わない。
・鬼ごっこが鬼気迫ってない。
・逃げる側のスニーキング能力の欠如。
・鬼ごっこで捕まった人の倒し方が残念。もう少し凄惨な場面が出てくると期待していました。なくて残念…。
・細かいけど、鬼側の武器の持ち方…。
お母さん : 筒の長い銃は、銃口は必ず下に向ける。
そして自分の足の前側に銃口が向くように持つ。
絶対に人に銃口を向けちゃダメ。
双子ちゃん : 包丁は、刃を自分側に向けず外向きに。
そして包丁の柄を上に持つと自分が危なくない。例えば、相手に包丁の柄を取られても、急所の顔や首に誤って刺さる心配がない。
お父さん : 丸腰。←やる気あんのか?
・涼子さんの秘密。突然のホラーについていけず呆然。
・ラストの謎の赤ん坊の正体が謎のまま映画終了。消化不良…。
---
せめて、もう少しグロく描いても良かったように感じます。せっかく出だしが海外ホラーちっくに描かれているので…。
アウト、冷たい熱帯魚、バトルロワイアル、悪の教典、アイアムアヒーロー並みには、やってほしかった…。
アメリカンやフレンチ、スパニッシュのスプラッター映画はお腹いっぱいなので、
もう少し日本のスプラッターホラーを増やしてほしい、かも…。
スベンニャ〜
昨年の衝撃作「きさらぎ駅」に続く、都市伝説をホラー映画にする試み、この手の話が好きな自分としては楽しみな一本でした。エンドロールを除けば70分という超短い作品、この前後に映画を詰め込んでも行けるという強行作戦を実行してしまいました笑
思ったほどの恐怖が感じられず、かといってド派手なコメディに振り切っているわけでも無い、かなり中途半端な作品になっていました。
ヒッチハイクしたキャンピングカーがどう考えても怪しくて、案の定危険なカニバリズム一家に襲われる人たちの話です。2ちゃんねるの元ネタ、しっかり考えられていて読み応えがありました。
その実写となると中々難しいのではとおもっていましたが、その予感は的中し微妙な出来、テンポが無く淡々と進んでいくのがどうにも乗り切れなかったです。
一家の大合唱のシーン、これは抜群に不気味で良かったです。息の合った綺麗な声から太い声のハーモニーから染み渡る狂気は観ていて楽しかったです。
一家のキャラクター性はとても良くて、アカとアオ姉妹の相反する物への執着がかわいい狂気に様変わりしていて好きでした。
追いかけっこが始まるって感じまでは良かったんですが、いざ始まってみるとたまたま見つかったと思ったら逃してくれたり、何気なくジョセフィーヌが銃をぶっ放してみたり、アカとアオの姉妹がナイフを振り回してみたり、ジョージが斧持って闊歩したりと雰囲気だけでそこまで血みどろにならないのがもったいなかったです。
最後のトイレ小屋での攻防もなんだかパンチが足りず、姉妹は健がジョージ弟から奪った斧で一撃で殺したのと、ジョセフィーヌが放った銃弾を食らって死亡(どう考えても娘に当てる事は阻止できたはずなのにぶっ放してて笑いました)し、ジョセフィーヌも銃を奪われて顔面に1発でノックアウトですし、ジョージは立ち往生してたら撃ち抜かれるというなんだか呆気ない全滅でした。
色々終わったかと思いきや、涼子が何やら不穏な事を言い出して、そしたら死んだはずの一家が全員復活し、なんだか取り囲まれて、そのまま闇に飲み込まれて、一家の一員に…という終わり方もしっくりこなかったです。死んだのか死んでないのかも曖昧ですし、完全に雰囲気だけ醸し出して、雑に終わっていった感が否めませんでした。
ヒッチハイクを決行する瞬間に全員IQが0になるのが不思議でたまらなかったのですが、最後の方の種明かしで幻覚的なものに誘われて、キャンピングカーに乗るという形になっていたので、そこら辺のモヤモヤは後出し感はありましたが解消されたのでまだ良かったです。
期待していた分の肩透かしはかなり大きいですが、1時間と少しのホラー映画を観たいなというピンポイントな時にはピッタリだと思います。今年は「リゾートバイト」の映画化があるので、そっちに期待したいと思います。
鑑賞日 7/10
鑑賞時間 19:00〜20:25
座席 E-3
山道歩く時は目印を。
2ちゃんねる掲示板で語り継がれてる恐い話。
ハイキングの帰り道、道に迷った涼子と茜、迷いながらも道路へ出れてバス停に着くも次に来るバスは3時間後、彼氏を呼びだすも断られ涼子と茜が選らんだのはヒッチハイク、ヒッチハイクをしたことから始まるストーリー。
洋画ホラーにありそうな、たまたま寄った町、村の住人がヤバイ奴だったみたいな作品を邦画でって感じ。何か邦画ホラーでこんな感じの作品って珍しいなと思い鑑賞しました。
川崎真世さん演じるヤバイ奴ジョージ、川崎真世さんじゃなくて知られてない俳優さんが演じてた方が恐かったのかな!?怪しげヤバイ雰囲気は出てたけど。
評価☆3にしちゃったけど楽しめました!
全4件を表示