「現代版「東洲斎写楽」的な。。。」バンクシー 抗うものたちのアート革命 コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
現代版「東洲斎写楽」的な。。。
バンクシー展を観に行く前に予習として鑑賞。
グラフィティからステンシル、ストリートアートの勉強にもなります。
その先駆者であるバンクシー、ドラマやアニメで美術品を盗むシーンは数多く観ましたが、彼はその逆、人の目を盗んで作品を飾るという荒業!!
しかも正体は不明。高校の頃に美術の授業で見た『東洲斎写楽は誰なのか?』的ドキュメント番組を思い出しました。北斎や歌麿などいろんな説が紹介され昔からミステリーが好きだったこともありすごく興味を持った記憶があります。
とかく人は隠されると知りたくなるもの。分野は違いますが、現在大ブレーク中のシンガーAdoも歌は上手いし楽曲が良いのはもちろんですが顔出ししてないのが功を奏しミステリアス度が増して更に人気が爆上がりしていると思います。
本作インタビュー中「匿名性は謎と魅力を与えます。」「知る時が来ても知りたくないと思うはず。」などの話がまさに的を射ているかと。
ただ芸術は作品そのものが全て。バンクシーにはこれからも世界を驚かせる作品を生み出し続けて欲しいです。
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