AIR エアのレビュー・感想・評価
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走れ、ソニー!!
バッシュ市場にて崖っぷちだったナイキを立て直すべく、マイケル・ジョーダンに的を絞ってビジネスの賭けに出るチームの物語。
ナイキと言えば誰しも知る超有名ブランドですよね。ブランドと言う概念を知らなかった子供の頃のワタクシでも、アディダス、ナイキ、プーマだけは知ってたなぁ。
さておき、バスケにも靴にも特に興味が無いワタクシに楽しめるか不安だったが、ビジネスドラマとしてコレが面白いのなんの!!
序盤こそ、スカした向こうのビジネスノリに置いてけぼりにされるものの、靴技師ピーターが出てきたあたりからチームの結束も一段と…。
そこからは一つ一つのシーンに、ビジネスリスクの緊張感が満載。
ソニーも有能ではあるがかなり無鉄砲。しかしこのリスクテイクをしなければ大成功ってないんですよね。
そんな彼を取り巻く皆も魅力的。ロブと娘の話は沁みたなぁ…。ソニーの冒険は最早一人の賭けじゃないですからね。
難しいビジネスの世界を題材にしながらも、笑えるシーン満載だし、チームそれぞれの個性や能力をふんだんに使い闘う姿にはこちらも手に汗握る。いきなりビデオストップするのも賭けですよね。この成功の裏にはどれだけの賭けとリスクが…からの、こうして起業した、はトリハダモノ。そしてお母さんもタダモノじゃないですね。
月並みな感想にはなりますが、トップアスリートだけではなく、このビジネスに挑む一人ひとりが本当にスターに見えました。
…ぬくぬくと事務仕事をするワタクシには到底ムリな世界だな。。
改めて、成功をおさめる一握りの…ってのは、何もスポットライトを浴びる人達だけでなく、その裏に立つビジネスマン達も一緒ですよね。
命を懸けて働くカッコ良いビジネスマン達の姿を、是非多くの人達に観て欲しいです!!
地味だけど良い映画でした。
「エア・ジョーダン」のバスケット・シューズが製品化されるまでの実話だそうです。
NIKEは、スポーツ用品の高級ブランドの一つと思っていましたが、「エア・ジョーダン」のバスケット・シューズが製品化されるまでは、アディダスやコンバースの後塵を拝するメーカーということを、初めて知りました。
スポーツ・ブランドのサクセス・ストーリーに興味が有る人は、楽しめると思います。
単純にして、明快な面白さを持つ物語。
すげー面白かった!
働くことを知る人なら、きっと胸が熱くなる
人を行動させるのは、金や技術よりも、人の情熱なんだと感じさせてくれるお仕事エンターテイメントです。
1984年当時のスポーツメーカー・ナイキでは、業績低迷によりバスケットボール部門は撤退の危機。
ソニー(マット・デイモン)は、起死回生の策として新人選手マイケル・ジョーダンとの契約をねらい、名だたる競合他社に打ち勝つべく奔走します。
マイケル・ジョーダンとの契約に焦点があるので、シューズの機能や技術面に関する描写はありません。
全体を通して、言葉の力強さがすごいです。信念や情熱の力強さを感じます。
役者陣がすばらしく、どの登場人物にも迫力があり、セリフに説得力があります。
どこを切り取っても名言・名シーンになりそうです。
特筆すべきは、マイケル・ジョーダンの母・デロリス(ヴィオラ・デイヴィス)でしょう。
すさまじい存在感です。
マイケル・ジョーダンという稀有な存在が引き起こした物語ともとれる本作ですが、そのマイケルを形作ったであろうデロリスの影響力は無視できません。
人としての器の大きさ、母としての愛の強さを強烈に感じさせてくれます。
お仕事ものですがシリアスにならず、ユーモアたっぷりでもあります。
ソニーと代理人・フォーク(クリス・メッシーナ)の掛け合いは抱腹ものです。
王道的なサクセスストーリーですが、とても気持ちよく盛り上げられ、胸を熱くさせてくれます。
あっというまの濃縮の時間でした。
大概おっさんホイホイ
passionが人を動かし、世界を変えた
80年代後半生まれなので、物心がついた時からMJは神格化され、バッシュと言ったらNIKEでした。そこまでNBAに詳しい訳ではないので、MJデビュー前のバッシュ業界で、NIKEは人気がなく、バッシュ部門は風前の灯だったという、衝撃を受ける所から物語が始まりました。結末は誰もが知っている通り、Air Jordanは全世界で空前絶後の大ブームとなった訳です。そこに至るまでの開発者の情熱、掟破りをしてまでチャンスをもぎ取りに行く気持ちの強さに、涙なしには見られない感動を覚えました。
ストーリーだけでなく、マット・デイモン、ベン・アフレックの素晴らしい演技にどんどん魅せられてしまいます。最初はマット・デイモンがいかにも中年太りして、ちょっと萎えましたが、途中から全く気にならなくなりました。
一人の熱いパッションが、チームを動かし、一人の男とその家族を動かし、歯車が噛み合った時、世界を動かした、その過程を観て感動せずにはいられません。良作です。
セリフの掛け合いが面白い
観る前は、ナイキのサクセスストーリーかぁ、、うーんあんまり惹かれないけどマット・デイモンとベン・アフレックだから観てみるかぁ、程度であまり期待していなかったけど、いや面白かった!
話の筋はナイキがジョーダンと契約してエアジョーダンが生まれるまでのシンプルな話なのだが、それぞれのキャラと台詞がめちゃめちゃ面白い。電話越しでソニーとエージェントが話すシーンが笑い無しでは観られない。深刻になりそうなところでも何故か笑ってしまう雰囲気が映画全体に流れていて、それを自然に演じているマット・デイモン初め役者陣が素晴らしい。マット・デイモンの腹の出た中年オヤジもなかなかハマってた。
80年代の音楽、ファッション、車など、当時のアメリカンカルチャーも楽しめたし、バスケファンでもナイキファンでもなくても楽しめるのでおすすめ。
まさにタイムスリップでした。o(^o^)o"
ベンアフがいいとこもっていく
ひと言で言えば、プロジェクトX・バスケシューズに賭けた男たち(例えが古い)みたいな話なのだが、登場人物たちのキャラとも相まって、落ち込むような場面であっても辛気臭さや悲壮感が全然なく、徹底して明るいのがいい。次々と流れる80年代ポップミュージックも陽気さを後押ししていて、かなり楽しめた。
スピーチで魅せる映画、セリフを楽しむ作品でもある。当て書きかと思われるほどマット・デイモンが役にハマっていて、クライマックスでMJママはじめジョーダン一家を説き伏せる弁舌は感動的。黒人差別への目配せも入れつつ、キング牧師の公民権運動の演説に関するエピソードも話題に出してくる。
しかし、ケネディにしてもジョブズにしても米国人はスピーチがホントうまい。日本の政治家も少し見習った方がいいと思う。
ナイキの内規
ダイアー・ストレイツの“Money for nothing”の印象的なイントロで始まるオープニングがカッコいい。(ジョージ・オーウェルが陰鬱な未来として描いた)1984年の実際の映像が次々とコラージュされ、当時の音楽とともに一気に過去へと運んでいく。
正直言って、スニーカーにもバスケットボールにもあまり興味はないが、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」や「夜に生きる」を撮ったベン・アフレックの手腕を買っているので、足を運んだ次第。これまでの監督作とはだいぶ傾向が違うようだが、今回なぜこのような題材を選んだのだろうか。
盟友マット・デイモンを主役に立て、自身はCEO役に回って活躍も控えめ。オフィスの壁に貼られた社訓は、さながらモーゼの十戒のよう。ロブ役のジェイソン・ベイトマンがそこはかとなく良かった。クリス・タッカーは中川家の礼二にしか見えない。
映画館からの帰りの電車でふと向かいに座っている若者の足元を見たら、恐ろしきたないナイキのシューズをはいていた。
心に残るNIKEの企業理念
オッサンだらけ電話映画
ジョーダンとNIKEが契約する映画
この大前提が分かっていて オッサンが契約を獲得するだけの作品で全く飽きずに面白く見れる作品て逆に奇跡
でその内容で普通に考えると面白いなんて到底思えないし人に進める時に面白さの説明のハードルが高い内容ですよね!
出てくる役者がみんな良くて普通なら嫌なヤツとか一人は必ずいるのに この作品は居ません
しかも代理人が電話越しでキレてあり得ないレベルの大声でファッ◯と大絶叫するのが笑い過ぎて涙でるくらいのキレっぷりを炸裂させるのに悪い人じゃないってのも凄い ジョーダンの活躍シーン無しで契約する為に頑張るオッサンのみってのも逆に良かった
ビックリだったのがジョーダンの母親が
私の息子が履かなければただの靴よって言う名セリフがアドリブだそうですよ!
実名だらけの作品なのにNIKEの協力を一切受けてなくて内容も認めてなくて勝手に撮ってるのには更にビックリ!!!
あとマットデイモンのクライマックスのプレゼンのスピーチは最高過ぎた!
マットデイモンは今年のベストスピーチ賞
代理人はベスト大声ファッ◯賞で決まりです!
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