「映画はそこそこ面白く、さらに+α」AIR エア はらこさんの映画レビュー(感想・評価)
映画はそこそこ面白く、さらに+α
1980年代のバスケットシューズ市場において、"converse""adidas"に大きく水を開けられていた"NIKE"が、M.ジョーダンとの独占契約を獲りつける話。主人公のマット•デイモンをはじめとする登場人物がそれぞれ一癖も二癖もあり、作品としてはそこそこ楽しめました。
私にとってそれ以上に楽しめたのは、全編を彩る'80年代ミュージック。オープニングのダイアー•ストレイツの"Money for Nothing"から始まり実に43曲(エンドロールにてカウント、誤差はご容赦)、話を追いながらも選曲の妙に「そう来たか!」と唸ってしまう場面も度々でした。
"アメリカン•グラフィティ"のサウンドトラックが'50年代ポップスの集大成であったように、その'80年代版となり得ると思ったのですが、どうやらamazonオリジナルの13曲入りサウンドトラックしか存在しないようで残念です。
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