ブルックリンでオペラをのレビュー・感想・評価
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恋愛映画の効能
〝愛を終わらせない方法〟についてスッキリしなかった自分にとっては、ほどよい口直しになりました。これなら恋愛映画として及第点!
少しホッコリ、そして思ったよりじんわりと沁みできます。
自分の気持ちに素直に行動する。
当たり前のようだけれども、世の中そんなに簡単にはいくわけがない。
第一、自分の本当の気持ちだってちゃんと把握できているのかすら、かなり怪しい。
だから、せめて映画の中では上手くいって欲しい。
そして、それを見届けた時、不思議に心だけでなく身体的にも心地よい、ということを再認識しました。
それはさておき。
こんなに愛しているのに分かってくれない。
そこからの発想だけだと単なるストーカーになりかねない。
好きな人の心が自分からは離れていく。
諦めきれないあまり、相手やその好きな人を責めたり、暴力的になったり…挙げ句の果て、すべてが自分に跳ね返ってきて、この上なく惨めな気持ちになる。
そういうドロドロした負の感情ばかりになると、そもそも愛ってなに?早く終わったほうが良くないですか?
と嫌味の一つでもいいたくなる。
この映画、そのドロドロがないのです。
潔いというか、他の生き方、他の居場所がちゃんと用意されているのです。
世の中はこんなに広いのだから、こういうことがきっとどこかの誰かには起こっている!
そう思うだけでとても暖かな気持ちになれるのです。
遊び心・満開!
「これにして良かった!」話題作が多数公開された同日
今作を選んだ自分にグータッチしましたね!
ブルックリンでセレブな暮らしをしている
精神科医師で大の掃除好きで修道女を夢みる妻パトリシアと絶賛スランプ中の著名なオペラ作曲家の夫スティーブン
この夫婦以外の登場人物達も実に多様で個性的
スティーブンの人生をひっくり返した
曳船の船長カトリーナの不思議でユニークな魅力に引き込まれました
音楽を手掛けたブライス・デスナー
スティーブンの感情や人間性が伝わる
斬新で新しいオペラ!センス良きズレ感がとっぴで楽しかった
絡み合ってドタバタして想定外の人生が案外真の幸せを見つけてくれてるのかもしれないなぁ
と思わせる結末は幸福感に浸れました
アン・ハサウェイをはじめマリサ・トメイ
ピーター・ディンクレージー…春の大感謝祭みたいなキャスト陣が皆様に贈る
ちょいと風変わりな大人の胸踊るコメディです
とぼけたキューピット犬君にも賛辞を!
散歩から始まるサプライズ
一組の夫婦とその息子に起こった出来事をコメディタッチで描いているのですが、何と言うか、面白くない訳ではないのですが、焦点が定まってなく全体的にぼやけてしまっている気がしました。
息子の彼女のテレザの母親が市民権がないと言っていたけど、この母娘のこれまでの経過も分からないし、パトリシアの修道女に成りたい心の内も今一つ良く分かりません。やはり描写が薄かったように思います。
まぁそんな事は気にせず見ていれば良いのかも知れませんね。決して面白くないお話ではないのですから。
アン・ハサウェイきれいでした。
船長役のマリサ・トメイ良かったです。
最後はハッピーエンドなんですかね?。
見て良かったです。
ブルックリンでオペラを 良いことも悪いことも含め人の人生こそが物語...
ブルックリンでオペラを
良いことも悪いことも含め人の人生こそが物語であり、感情を大切にした人生こそが人々を魅力しフィクションにも勝る物語となると言った今を生きる人に勇気を与えてくれる作品。
内容としてはまぁ良くも悪くも過去に見たことある様な凡庸な作品にも思えたがアン・ハサウェイがいるとやはり華が生まれる。
前半は癖者揃いで精神的に一種の病的な所をコメディタッチに描き、後半は皆が皆の為に一つになり、自分に素直になる展開と分かりやすく綺麗に描かれていて見やすかった。
クスッと笑えるシーンが多々あり気楽に見られる所が印象的だった。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アイアンクロー 4.7
5 オッペンハイマー 4.7
6 アマグロリア(原題)Àma Gloria(横浜フランス映画祭2024) 4.7
7 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
8 ARGYLLE/アーガイル 4.7
9 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
10 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
11 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
12 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
13 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
14 アクアマン/失われた王国 4.5
15 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
16 異人たち 3.7
17 ミツバチと私 3.6
18 ブリックレイヤー 3.5
19 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
20 オーメン:ザ・ファースト 3.4
21 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3
22 12日の殺人 3.3
23 インフィニティ・プール 3.3
24 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2
25 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
26 コヴェナント/約束の救出 3.0
27 僕らの世界が交わるまで3.0
28 ブルックリンでオペラを 3.0
29 ストリートダンサー 3.0
30 カラーパープル 2.9
31 弟は僕のヒーロー 2.8
32 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
33 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
34 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
35 関心領域 2.6
36 ジャンプ、ダーリン 2.5
37 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
30 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
39 マダム・ウェブ 2.3
40 落下の解剖学 2.3
41 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
42 哀れなるものたち 2.3
43 ザ・エクスチェンジ 2.2
44 DOGMAN ドッグマン 2.2
45 パスト ライブス/再会 2.2
46 リトル・エッラ 2.2
47 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ 2.2
48 ボーはおそれている 2.2
49 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
50 瞳をとじて 2.2
51 ゴースト・トロピック 2.2
52 葬送のカーネーション 2.2
53 Here ヒア 2.1
54 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
55 ハンテッド 狩られる夜 2.0
56 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
57 ゴッドランド GODLAND 2.0
58 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
59 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
60 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
61 デストラップ 狼狩り 1.6
62 VESPER/ヴェスパー 1.5
63 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
あの夏のルカ 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
DUNE デューン 砂の惑星 リバイバル 4.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
ピーター・ディンクレイジ
70点ぐらい。
終盤の展開が好きです。
少しマッタリしてるかも、眠くなりました(笑)
まあ良かったけど(笑)
ピーター・ディンクレイジの個性や存在感が際立ってて、マリサ・トメイも存在感あるな…と。
おかげで、プロデューサーも務めるアン・ハサウェイの影が薄く感じる(笑)
カトリックが出てきますが、アン・ハサウェイってカトリックの家に生まれて、昔は修道女になりたかったって事を思い出した。
パトリシア・アークエットの娘ハーロウ・ジェーンが出てますが、ジェニファー・ローレンスに似てる(笑)
そして、その母親を演じるヨアンナ・クーリクはレア・セドゥに似てる(笑)
観てて、気になって気になって(笑)
エンドロールには、ブルース・スプリングスティーンが流れます。
昔好きだったな…スプリングスティーン。
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