劇場公開日 2024年4月5日

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ブルックリンでオペラをのレビュー・感想・評価

全69件中、1~20件目を表示

2.5人の縁とは摩訶不思議

2025年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

アンハサウェイ扮する精神科医パトリシアはなかなか曲が書けなくなった作曲家の夫を気づかっていた。

パッと見、似合わない夫婦に感じたな。昼間っからバーで知り合った女性と浮気したりしてさ。しかし実話を曲に結びつけるとは作曲家もおぞましいね。それをまた当事者が見るんだからたまったもんじゃないね。家族もいて逃げることが出来ないんだもんな。心臓バクバクだろうね。何が芸術なのか何なのか分からなくなってきたよ。16歳の娘をはめる義父も信じられないしさ。全体的に何が尊いかといった観念が狂ってるんじゃないかな。主役だけ置き去りで、人の縁とは摩訶不思議といった展開だったね。

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重

4.5遊び心と芸術性を併せ持つ快作‼️

2025年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

体験しないと発想の浮かばない作曲家。
精神科医なのに、自分の悩みを自らは解決できない精神科医。
現代オペラの作曲家をピーター・ディンクレイジが、
彼の妻の精神科医をアン・ハサウェイが演じています。
そして作曲家にインスピーションを与える《女神=ミューズ》を
マリサ・トメイが演じました。

そして更に映画は、もう一つの事件、
【ロミオとジュリエット】のようなサブストーリーが、
アクセントになっています。

【ロミオ役】はハサウェイの連れ子のジュリアン・・・18歳です。
【ジュリエット役】は、テレザ。
セレブ夫婦(ディンクレイジとハサウェイ)の家のお掃除や家事を手伝う
マグダレナ(ヨアンナ・クーリグ)の連れ子のテレザはまだ16歳。
このテレザの年齢が大問題を引き起こすのです。

そしてもう1人の登場人物はマグダレナの夫。
法廷速記者をするトレイ(ブライアン・ダーシー・ジェイムズ)
マグダレナがジュリアンのベッドの下から、
テレザのヌードのポロライド写真を発見します。
まだまだ子供だと思っていた娘のヌードにショックを受けたマグダレナは
事もあろうに、夫のクレイに見せてしまったのです。
クレイは激怒して、淫行でジュリアンを訴えると息撒きます。
そんなことをされてジュリアンが検挙されたら、大変なダメージを
ジュリアンは受けてしまいます。
(なんともマグダレナは男運の悪い女性なのです)
それで思いついたのが、
ジュリアンとテレザが結婚してしまうこと。
この案も、ニューヨーク州の法律では結婚可能な年齢が18歳に
引き上げられているのです。
それでは、他の州はどうでしょう?
それで候補に上がったのは、
《デラウエア州》へカテリーナ号で海路を行くとに・・・。

まぁ、まだまだ面白いことがたくさんあるのですが・・・。
見所はスティーブ(ディンクレイジ)の作曲する
【現代オペラのステージ】
装置が素晴らしいし、ソプラノ歌手のアリアが超絶美しい。
そしてストーリーは作曲家スティーブの実体験。
カテリーナ(マリサ・トメイ)とのゆきずりのバーでの出会い、
そして一夜を明かした体験がほぼ同じストーリーで歌詞に
反映されるのです。

カテリーナは恋愛依存症の船長。
(20人乗りくらいの曳き船のオーナーで船長)
ボロ船に見えますが、インテリアもおしゃれで、居心地いい仲間が
寛げる空間です。

潔癖症で、片付け魔で、奉仕とで空虚な心を持て余す妻のカテリーナ
との虚しい仮面夫婦生活。
スティーブは、新しい生活に舵を切るのです。

この映画は《真実の愛》とか《永遠の愛》を大袈裟に描かない。
その時、その時の愛のあり方、
多様性ある考え方、生き方を提案していると思います。
心の片隅に残って、ふと思い出し笑いをしたくなる、
そんな映画です。

(それにしても、道化役に徹したようなアン・ハサウェイ)
ディンクレイジ、マリサ・トメイ、アン・ハサウェイ。
good jobでした。
そしてオペラは「アイーダ」「トスカ」「ドン・ジョヴァンニ」
などの古典しか見ていないので、現代アートのような前衛オペラは
とても新鮮でした。

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琥珀糖

3.5終盤に軸が見え

2024年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

幸せ

 妻で精神科医のパトリシアと息子ジュリアンと暮らす、オペラ作曲家のスティーブン。しかし、曲が書けないスランプになっていた。そんな時、タグボート船長のカトリーナと出会う。一方ジュリアンはテレザと交際しているが、彼女の父はそれを反対し訴訟を起こそうとする。
 カウンセラー、オペラ作曲家、タグボート船長、法廷速記人、シスター、と自分にとって全然なじみのないこと仕事ばかり。当初は、少し物語に入り込みにくい感じがありました。しかしアン・ハサウェイは存分にきれいだし、終盤に物語の軸が見えてからが良かった。オペラの最後のカット、アン・ハサウエイが笑えます。牧師制度は、そんなんでいいんだ。
 原題は地味、邦題はがんばったけど、ずれてるな。

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sironabe

4.0邦題がしっくりこない

2024年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

作品は好きだったが、邦題が映画の内容と合っていない
どうしてこのタイトルを付けたのだろう
オペラはこの映画の要素の一つではあるけれど、タイトルに使うほどのメインテーマではない
タイトルだけ見てオペラを題材にした映画だと思って見ると肩透かしを食らう

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cia

3.0コンポーザー

2024年10月3日
iPhoneアプリから投稿

恋だの愛だの説明なんて出来ず落ちていくものだがここに出て来る人々、ほぼ不可解。そこまで人物の描写がされていないからかも知れないが、不可解。この強烈な女性は誰だ?と思ったらマリサ・トメイだった、びっくりしたけど自然体でいい雰囲気だった。最後のアン・ハサウェイはお笑い担当という事でしょうか。

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GAB I

2.0easy come, easy go...

2024年9月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

単純

2024年公開、アメリカ映画。

原題は、『She came to me.』
Sheが指す女性は、、、、

監督・脚本・プロデューサー:レベッカ・ミラー
※彼女はアーサー・ミラーの娘であり、小説家でもあるらしい。多才な人。

主な配役
【潔癖症のパトリシア】:アン・ハサウェイ。
【スランプの作曲家スティーブン】:ピーター・ディンクレイジ
【ヤバい女船長カトリーヌ】:マリサ・トメイ

このほか、パトリシア・アークエットの娘であるハーロウ・ジェーンが、恋する16歳の娘を演じる。

1.音楽(オペラ)がとても良い
本作用に書き下ろしたのかまでは知らないが、なかなか良かった。

2.キャストの個性を活かしきっていた
パトリシア(アン・ハサウェイ)
スティーブン(ピーター・ディンクレイジ)
カトリーヌ(マリサ・トメイ)
3人のキャラクターを見事に作品に溶け込ませることに成功していた。

3.やや現実離れしたストーリー
パワハラ親父を除き、みんな根は良い人なんだろうが何かヘン(笑)。

簡単に浮気して、
簡単に好きになって、
簡単にあきらめたり。

アメリカだから?
現代だから?
easy come, easy go...

昨夜、『The Son 息子』というヘビーな作品を観たばかりなので、
あまりのトーンの高低差に、
「耳がキーンってなった」

ゆえに、☆2.0

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Haihai

アン・ハサウェイの夫というフラットな役

2024年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 スランプで曲が書けなくなっていたオペラ作曲家が、恋愛体質のストーカー的女性に魅入られる事で転機を迎えるという軽やかなラブコメ。

 う~む。「ねばならない」と言う道徳や法の軛から解き放たれて好きな人を好きになり、好きな事をやろうというテーマなのだろうが、話を広げた末のバタバタしたまとめ方が気になり、これで「めでたしめでたし」にしてしまっていいのかなのモヤモヤが残りました。でも、アン・ハサウェイはやっぱり魅力的だなぁ。

 そして、これは言わずもがなの事なのでしょうが。これまで悪の頭目やシラノ・ド・ベルジュラックと言った、身長132cmの彼の身体性と無関係とは思えぬ癖の強い役ばかりだった(それこそが僕の偏見なのかも知れませんが)ピーター・ディンクレイジが、アン・ハサウェイの夫というフラットな役だったことに何だかホッとしました。もっともっと役幅を広げて欲しい。

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La Strada

3.5それぞれにたどり着く先

2024年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

それほど期待してなかったのが良かったのかもだけど、
観て良かったーー❣️

想像よりも深いメッセージの含まれた作品でした

超潔癖症の精神科医パトリシア
その夫、オペラ作曲家のスティーブン
タグボートの女船長カトリーナ

いい歳の登場人物それぞれが
ある予期せぬ出来事をきっかけに、
心かき乱され、心暴れ、
傷つきながらもやがてたどり着く、

真実の愛
自分らしい生き方

なんかツボってしまい、泣いた!

個人的には、マリサ・トメイがどすっぴんで演じた、恋愛依存症で情に厚いけどイタいカトリーナが自分と少し被り(笑)
いつもの【またやっちまった】ことが、まさかの結末には驚いたし、でもラストの彼女の表情見たら、あぁ、良かったと。

みんな、行くべき場所があるのですね。
そこにたどり着けた人は幸せ。

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Mariko

3.0なんとも変な感じ…

2024年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

アン ハサウエイの名前に惹かれて鑑賞した。期待どおりにお美しいので満足しました。

他は、特に感じたことは…

さまざまな人がいてそれぞれの価値観で、それぞれに誇りを持って生きているということがよく解った。それらについて個人的で率直な感想は差別と誤解されるので、ここでは述べない。

さまざまな価値観があり、それらとの程よい距離感が大切で、無理な場合は顔をしかめて批判するのではなく、何食わぬ顔で、そこを離れて距離を置くということが、これからの時代に求められる良識というやつである。

地雷がそこかしこに仕掛けられている。慎重な行動言動こそが、大人である。

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うさぎさん

3.0ちょっと懐かしい雰囲気のオシャレコメディ

2024年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

こういうテイストのコメディ懐かしい。
オペラの作曲家と精神科医の夫婦、という組み合わせだけですでに設定が特殊。こういう作品はストーリー展開に現実性を求めて見るのではなく、誰もが何かしら若干病的な資質を持つキャラクター達のお話を、ただ愉しめばよいかと。個人的には、現代設定の新作オペラが生みだされ、カジュアルにオペラを楽しむNYのカルチャーに感心。まあ、納得行くことばかりではないが、二人の女優の振り切った演技を楽しめるコメディ作品でした。

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まっちゃまる

3.5キレイな

2024年5月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

ひとたちばっかだったなぁ、ちょい下ぶくれの娘さん含め。特にマリサトメイが、がさつからどんどんキレイになっていくのがはっきり判った。アンハサウェイはもう人間とは思えないスタイル、でも表情のコロコロ変わる所がチャーミングでした。
色々病んでる人ばっかりでしたが、南北戦争マニアが最ヤバ。下手に堅い仕事なのが始末が悪い。24時間で取れる牧師資格って・・ドライブスルー式場といい、彼の国は・・
一人よがりですが、自分が邦題付けるなら「彼女はオペラとともに」。

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トミー

3.0マリサ·トメイ🤩

2024年5月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

素敵ですなマリサ·トメイ
最初はこんなにシワ増えちゃって···
と思ったけど、メイクですよね。
ディンクレイジには勿体ない。
なんて言うと問題発言ですねぇ。
曳き船って字幕に江戸時代のある職業のご婦人を連想。
タグボートにしましょうよ。
まぁ、引きずり込んじゃうんだから、当たらずも遠からずかな。
恋愛依存症って言ってたしね。

原題は She came to me
人生持ちつ持たれつでいいじゃない。
ってことですね。

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カールⅢ世

3.5密航開始よ!

2024年5月4日
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楽しい

幸せ

曲作りに悩むオペラ作曲家が、朝のバーで出会った恋愛依存症の船乗りと出会い、妻や子どもたちを巻き込んだ騒動になる物語。

コメディ作品とのことだが、あまり狙っているようなシーンはなく、思いの外シリアスな展開が多めかも。

序盤は人見知りなスティーブンが愛おしいですね。一生懸命バーテンと会話するも…こうなる気持ちはわかります(笑)そしてカトリーヌと出逢うが…

…スティーブ達の物語というより息子達の恋愛劇がメイン⁉

そんなこんなで、実子じゃなかったりする中でもそれぞれ子を思う気持ちがよく表れているし、まだ16の娘だものねぇ。。

やり方は絶対良くないが、テレザに対する気持ちは理解できなくもないかな。まぁワタクシ自身こんな恋愛してきた質ではないからかもしれませんが(涙)

また印象深かったのが、迷える二人に対するスティーブンの案。実の親じゃなく、少し違う立場だからこそ、ジュリアンの幸せの為にこの思い切った考えができたのかなぁ、なんて思ったり。

お気に入りキャラは船員の太っちょおばさんかな。出番は多くないが、こんな風に思ってくれる人がいるなんてカトリーヌは幸せですね。
船で歌うシーンは最高でした。

話の主軸が分かりづらかったり、結局コレで解決なの?と思ったし、マグダレナの急な掌返しにも戸惑ったが、陽のあたる場所で生きていこうと、私も勇気を貰えた作品だった。

…因みに、オペラのクライマックスが逆なのは何故なのだろう。

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MAR

1.0映画の内容ではありませんが、聞いてください。

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

本日、見ました。
サイズについて、言わせてください。
シネマズサイズだったり、TVサイズ(4:3)になったり、
頻繁に切り替わりました。
シネマズサイズで、スクリーンを調整したのでしょうね。
TVサイズになったら、字幕が半分切れて見れなかったです。
途中、館内の人が「一旦止めて、調整します」と言って、TVサイズの字幕が見れるようになったけど、シネマズサイズが一回り小さい。
途中で切り替わるサイズについて、制作側の意図が伝わりません。
また、字幕を付けて、映画館側に注意しなかったのかな?
サイズが切り替わり、映画の内容に集中できず、残念です。

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ライライ

5.0単なるラブコメではございません

2024年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

キャラの濃い大人3人のラブコメ。予告編を観てそんな予測をして劇場へ。いい意味で裏切られ、とても満足でした。
冒頭からほぼ予測通りの展開で進みますが、3人だけでなく、他の登場人物たちも絡み始めます。
単なる恋愛だけではなく、家族愛や様々な問題に直面し、葛藤していくところは、途中で飽きたりしません。ラストは清々しささえあります。
何も言うことはないクオリティ。手放しでお勧めできる作品です。

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紅い丘

1.5話の展開はあるが、訳わからん

2024年4月28日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

ドラマとして話の展開、意外性も感じられたが、訳わからんし納得感は薄い。
エンドロールで放心状態になる感じです笑

監督は何を伝えたかったのかもわからない。

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たー坊

4.0結局、人生には刺激が無いと

2024年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

これすっごい映画だな笑笑
オシャレなパッケージによらず、かなり奇天烈😁

邦題の「ブルックリンでオペラを」はビックリするほど的外れ。タイトルからのギャップで楽しめたところもあるけど、「それでもやってくる」とか「愛に来て」とか原題を活かしたタイトルの方が良かったんじゃないのかな?
まあそれはいいとして、主要キャストであるアン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイのそれぞれの良さがすっごく詰まっていて、一癖も二癖もあるストーリーながらに、3人の見事な演技にひたすら魅せられる作品だった。

自分のことばかりのエゴイストな主人公たちが、どうしてか憎めない。恐らくその理由は、誰もが抱えている身勝手な心を、彼らはきっぱりと表に出しているからなのだと思う。いくら家族と言えど、他人の人生を踏み荒らしてまで自分を押し通すのは最低だし、そんなのは人間のやることじゃないけど、猪突猛進の心で生き、守るのではなく背中を押してくれる人のそばにいるのはめちゃくちゃ大事なことなのかも。三者三様、自分のやりたい!を突き進んでいく生き方が、とんでもないことしてるなと半ば呆れつつ、どこか羨ましくも思えた。

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サプライズ

4.0肩の力がぬけるストーリー

2024年4月24日
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鑑賞方法:映画館

主人公たちのラストが、
あれ?っと思うほどあっけない結論になっているが
ふたつの無関係そうだったストーリーが
最後にしっかり交差して

それぞれが、今の時点で
納得できる結論に至っていて

爽快感もあり、とても良いストーリー展開だった。

気軽に楽しめつつ
人生の教訓にもなるような話。

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nana

4.5アンは実は脇役、でもやっぱり華がある

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原題"She Came to Me" 、何も想像できない。英語ポスター、地味なデザインで大きめの3人の写真。これもつまらない。それに比べて日本版は素晴らしい。ポスターは全体がPOPな黄色に上部に鍵盤、イラストの街並みと主要3人と犬。アン・ハサウェイのイメージに合う街と重要なアクセントになるオペラを盛り込み、ラブコメをイメージする。しかし自分がイメージするラブコメではない、さらに上をいく映画であった。

①スランプの作曲家スティーブンとタグボート船長カトリーナの話と、②子供の恋愛と娘の父との闘い、③その2つが融合する。そこにオペラテイストが加わる。

ネタバレあります

①船長との出会いを元にこっそりオペラを作るが、バレて恋愛依存症の船長はストーカーまがいに?でもタグボート船長って変わった設定。しかしそれがのちに生きる。
②18歳の男性と16歳の女性の本気の恋愛。しかし娘の父は南北戦争再現ごっこをする堅物が許すはずがない。本気の恋愛でも法的には犯罪。母もショックではあったが、父にバラしてしまった負い目もあり娘を理解してくれる。

もっとネタバレ

③ここはアメリカ。州によって法律が違う。結婚していれば問題ない州も。タグボートで脱出。宣教師資格も24時間で取れる。ここでもオペラできました。

それぞれの立場で将来を考え、最適解を探す(父以外)。観客側も若い恋愛や他人対する気持ちや依存症などいろいろ考えてもいい。オペラも短いながらしっかりと舞台演出の見応えがあった。
…………
アン・ハサウェイはメインキャストではあるが、なんか出番が地味? でもこれでも良いんです。アンは脚本が気に入ったが、今のアメリカでは小規模作品の制作が難しいらしい。その為製作に加わって実現できたわけ。(パンフインタビューより)
でもアンはいるだけで華があるよな。作品の格がグッと上がる。

………………
エンドクレジットで流れる曲は、Bruce Springsteen の書き下ろし"Addicted to Romance"(歌は夫妻)。この曲も素晴らしい。やっぱりブルース。74歳現役です。

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imaxmax

3.0タイトルが良くない

2024年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自分は邦題から、おしゃれで、ハートウォーミングな、日曜日の昼間にちょうどいい映画な雰囲気を勝手に想像してしまったので、期待とは違くて笑 ブルックリン感はあんまりない。(ブルックリン感とは?笑)

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ちゃん
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