ブルックリンでオペラをのレビュー・感想・評価
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終盤に軸が見え
妻で精神科医のパトリシアと息子ジュリアンと暮らす、オペラ作曲家のスティーブン。しかし、曲が書けないスランプになっていた。そんな時、タグボート船長のカトリーナと出会う。一方ジュリアンはテレザと交際しているが、彼女の父はそれを反対し訴訟を起こそうとする。
カウンセラー、オペラ作曲家、タグボート船長、法廷速記人、シスター、と自分にとって全然なじみのないこと仕事ばかり。当初は、少し物語に入り込みにくい感じがありました。しかしアン・ハサウェイは存分にきれいだし、終盤に物語の軸が見えてからが良かった。オペラの最後のカット、アン・ハサウエイが笑えます。牧師制度は、そんなんでいいんだ。
原題は地味、邦題はがんばったけど、ずれてるな。
邦題がしっくりこない
作品は好きだったが、邦題が映画の内容と合っていない
どうしてこのタイトルを付けたのだろう
オペラはこの映画の要素の一つではあるけれど、タイトルに使うほどのメインテーマではない
タイトルだけ見てオペラを題材にした映画だと思って見ると肩透かしを食らう
コンポーザー
恋だの愛だの説明なんて出来ず落ちていくものだがここに出て来る人々、ほぼ不可解。そこまで人物の描写がされていないからかも知れないが、不可解。この強烈な女性は誰だ?と思ったらマリサ・トメイだった、びっくりしたけど自然体でいい雰囲気だった。最後のアン・ハサウェイはお笑い担当という事でしょうか。
easy come, easy go...
2024年公開、アメリカ映画。
原題は、『She came to me.』
Sheが指す女性は、、、、
監督・脚本・プロデューサー:レベッカ・ミラー
※彼女はアーサー・ミラーの娘であり、小説家でもあるらしい。多才な人。
主な配役
【潔癖症のパトリシア】:アン・ハサウェイ。
【スランプの作曲家スティーブン】:ピーター・ディンクレイジ
【ヤバい女船長カトリーヌ】:マリサ・トメイ
このほか、パトリシア・アークエットの娘であるハーロウ・ジェーンが、恋する16歳の娘を演じる。
1.音楽(オペラ)がとても良い
本作用に書き下ろしたのかまでは知らないが、なかなか良かった。
2.キャストの個性を活かしきっていた
パトリシア(アン・ハサウェイ)
スティーブン(ピーター・ディンクレイジ)
カトリーヌ(マリサ・トメイ)
3人のキャラクターを見事に作品に溶け込ませることに成功していた。
3.やや現実離れしたストーリー
パワハラ親父を除き、みんな根は良い人なんだろうが何かヘン(笑)。
簡単に浮気して、
簡単に好きになって、
簡単にあきらめたり。
アメリカだから?
現代だから?
easy come, easy go...
昨夜、『The Son 息子』というヘビーな作品を観たばかりなので、
あまりのトーンの高低差に、
「耳がキーンってなった」
ゆえに、☆2.0
アン・ハサウェイの夫というフラットな役
スランプで曲が書けなくなっていたオペラ作曲家が、恋愛体質のストーカー的女性に魅入られる事で転機を迎えるという軽やかなラブコメ。
う~む。「ねばならない」と言う道徳や法の軛から解き放たれて好きな人を好きになり、好きな事をやろうというテーマなのだろうが、話を広げた末のバタバタしたまとめ方が気になり、これで「めでたしめでたし」にしてしまっていいのかなのモヤモヤが残りました。でも、アン・ハサウェイはやっぱり魅力的だなぁ。
そして、これは言わずもがなの事なのでしょうが。これまで悪の頭目やシラノ・ド・ベルジュラックと言った、身長132cmの彼の身体性と無関係とは思えぬ癖の強い役ばかりだった(それこそが僕の偏見なのかも知れませんが)ピーター・ディンクレイジが、アン・ハサウェイの夫というフラットな役だったことに何だかホッとしました。もっともっと役幅を広げて欲しい。
それぞれにたどり着く先
それほど期待してなかったのが良かったのかもだけど、
観て良かったーー❣️
想像よりも深いメッセージの含まれた作品でした
超潔癖症の精神科医パトリシア
その夫、オペラ作曲家のスティーブン
タグボートの女船長カトリーナ
いい歳の登場人物それぞれが
ある予期せぬ出来事をきっかけに、
心かき乱され、心暴れ、
傷つきながらもやがてたどり着く、
真実の愛
自分らしい生き方
なんかツボってしまい、泣いた!
個人的には、マリサ・トメイがどすっぴんで演じた、恋愛依存症で情に厚いけどイタいカトリーナが自分と少し被り(笑)
いつもの【またやっちまった】ことが、まさかの結末には驚いたし、でもラストの彼女の表情見たら、あぁ、良かったと。
みんな、行くべき場所があるのですね。
そこにたどり着けた人は幸せ。
なんとも変な感じ…
アン ハサウエイの名前に惹かれて鑑賞した。期待どおりにお美しいので満足しました。
他は、特に感じたことは…
さまざまな人がいてそれぞれの価値観で、それぞれに誇りを持って生きているということがよく解った。それらについて個人的で率直な感想は差別と誤解されるので、ここでは述べない。
さまざまな価値観があり、それらとの程よい距離感が大切で、無理な場合は顔をしかめて批判するのではなく、何食わぬ顔で、そこを離れて距離を置くということが、これからの時代に求められる良識というやつである。
地雷がそこかしこに仕掛けられている。慎重な行動言動こそが、大人である。
ちょっと懐かしい雰囲気のオシャレコメディ
こういうテイストのコメディ懐かしい。
オペラの作曲家と精神科医の夫婦、という組み合わせだけですでに設定が特殊。こういう作品はストーリー展開に現実性を求めて見るのではなく、誰もが何かしら若干病的な資質を持つキャラクター達のお話を、ただ愉しめばよいかと。個人的には、現代設定の新作オペラが生みだされ、カジュアルにオペラを楽しむNYのカルチャーに感心。まあ、納得行くことばかりではないが、二人の女優の振り切った演技を楽しめるコメディ作品でした。
キレイな
ひとたちばっかだったなぁ、ちょい下ぶくれの娘さん含め。特にマリサトメイが、がさつからどんどんキレイになっていくのがはっきり判った。アンハサウェイはもう人間とは思えないスタイル、でも表情のコロコロ変わる所がチャーミングでした。
色々病んでる人ばっかりでしたが、南北戦争マニアが最ヤバ。下手に堅い仕事なのが始末が悪い。24時間で取れる牧師資格って・・ドライブスルー式場といい、彼の国は・・
一人よがりですが、自分が邦題付けるなら「彼女はオペラとともに」。
マリサ·トメイ🤩
素敵ですなマリサ·トメイ
最初はこんなにシワ増えちゃって···
と思ったけど、メイクですよね。
ディンクレイジには勿体ない。
なんて言うと問題発言ですねぇ。
曳き船って字幕に江戸時代のある職業のご婦人を連想。
タグボートにしましょうよ。
まぁ、引きずり込んじゃうんだから、当たらずも遠からずかな。
恋愛依存症って言ってたしね。
原題は She came to me
人生持ちつ持たれつでいいじゃない。
ってことですね。
密航開始よ!
曲作りに悩むオペラ作曲家が、朝のバーで出会った恋愛依存症の船乗りと出会い、妻や子どもたちを巻き込んだ騒動になる物語。
コメディ作品とのことだが、あまり狙っているようなシーンはなく、思いの外シリアスな展開が多めかも。
序盤は人見知りなスティーブンが愛おしいですね。一生懸命バーテンと会話するも…こうなる気持ちはわかります(笑)そしてカトリーヌと出逢うが…
…スティーブ達の物語というより息子達の恋愛劇がメイン⁉
そんなこんなで、実子じゃなかったりする中でもそれぞれ子を思う気持ちがよく表れているし、まだ16の娘だものねぇ。。
やり方は絶対良くないが、テレザに対する気持ちは理解できなくもないかな。まぁワタクシ自身こんな恋愛してきた質ではないからかもしれませんが(涙)
また印象深かったのが、迷える二人に対するスティーブンの案。実の親じゃなく、少し違う立場だからこそ、ジュリアンの幸せの為にこの思い切った考えができたのかなぁ、なんて思ったり。
お気に入りキャラは船員の太っちょおばさんかな。出番は多くないが、こんな風に思ってくれる人がいるなんてカトリーヌは幸せですね。
船で歌うシーンは最高でした。
話の主軸が分かりづらかったり、結局コレで解決なの?と思ったし、マグダレナの急な掌返しにも戸惑ったが、陽のあたる場所で生きていこうと、私も勇気を貰えた作品だった。
…因みに、オペラのクライマックスが逆なのは何故なのだろう。
映画の内容ではありませんが、聞いてください。
本日、見ました。
サイズについて、言わせてください。
シネマズサイズだったり、TVサイズ(4:3)になったり、
頻繁に切り替わりました。
シネマズサイズで、スクリーンを調整したのでしょうね。
TVサイズになったら、字幕が半分切れて見れなかったです。
途中、館内の人が「一旦止めて、調整します」と言って、TVサイズの字幕が見れるようになったけど、シネマズサイズが一回り小さい。
途中で切り替わるサイズについて、制作側の意図が伝わりません。
また、字幕を付けて、映画館側に注意しなかったのかな?
サイズが切り替わり、映画の内容に集中できず、残念です。
単なるラブコメではございません
キャラの濃い大人3人のラブコメ。予告編を観てそんな予測をして劇場へ。いい意味で裏切られ、とても満足でした。
冒頭からほぼ予測通りの展開で進みますが、3人だけでなく、他の登場人物たちも絡み始めます。
単なる恋愛だけではなく、家族愛や様々な問題に直面し、葛藤していくところは、途中で飽きたりしません。ラストは清々しささえあります。
何も言うことはないクオリティ。手放しでお勧めできる作品です。
結局、人生には刺激が無いと
これすっごい映画だな笑笑
オシャレなパッケージによらず、かなり奇天烈😁
邦題の「ブルックリンでオペラを」はビックリするほど的外れ。タイトルからのギャップで楽しめたところもあるけど、「それでもやってくる」とか「愛に来て」とか原題を活かしたタイトルの方が良かったんじゃないのかな?
まあそれはいいとして、主要キャストであるアン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイのそれぞれの良さがすっごく詰まっていて、一癖も二癖もあるストーリーながらに、3人の見事な演技にひたすら魅せられる作品だった。
自分のことばかりのエゴイストな主人公たちが、どうしてか憎めない。恐らくその理由は、誰もが抱えている身勝手な心を、彼らはきっぱりと表に出しているからなのだと思う。いくら家族と言えど、他人の人生を踏み荒らしてまで自分を押し通すのは最低だし、そんなのは人間のやることじゃないけど、猪突猛進の心で生き、守るのではなく背中を押してくれる人のそばにいるのはめちゃくちゃ大事なことなのかも。三者三様、自分のやりたい!を突き進んでいく生き方が、とんでもないことしてるなと半ば呆れつつ、どこか羨ましくも思えた。
肩の力がぬけるストーリー
主人公たちのラストが、
あれ?っと思うほどあっけない結論になっているが
ふたつの無関係そうだったストーリーが
最後にしっかり交差して
それぞれが、今の時点で
納得できる結論に至っていて
爽快感もあり、とても良いストーリー展開だった。
気軽に楽しめつつ
人生の教訓にもなるような話。
アンは実は脇役、でもやっぱり華がある
原題"She Came to Me" 、何も想像できない。英語ポスター、地味なデザインで大きめの3人の写真。これもつまらない。それに比べて日本版は素晴らしい。ポスターは全体がPOPな黄色に上部に鍵盤、イラストの街並みと主要3人と犬。アン・ハサウェイのイメージに合う街と重要なアクセントになるオペラを盛り込み、ラブコメをイメージする。しかし自分がイメージするラブコメではない、さらに上をいく映画であった。
①スランプの作曲家スティーブンとタグボート船長カトリーナの話と、②子供の恋愛と娘の父との闘い、③その2つが融合する。そこにオペラテイストが加わる。
ネタバレあります
①船長との出会いを元にこっそりオペラを作るが、バレて恋愛依存症の船長はストーカーまがいに?でもタグボート船長って変わった設定。しかしそれがのちに生きる。
②18歳の男性と16歳の女性の本気の恋愛。しかし娘の父は南北戦争再現ごっこをする堅物が許すはずがない。本気の恋愛でも法的には犯罪。母もショックではあったが、父にバラしてしまった負い目もあり娘を理解してくれる。
もっとネタバレ
③ここはアメリカ。州によって法律が違う。結婚していれば問題ない州も。タグボートで脱出。宣教師資格も24時間で取れる。ここでもオペラできました。
それぞれの立場で将来を考え、最適解を探す(父以外)。観客側も若い恋愛や他人対する気持ちや依存症などいろいろ考えてもいい。オペラも短いながらしっかりと舞台演出の見応えがあった。
…………
アン・ハサウェイはメインキャストではあるが、なんか出番が地味? でもこれでも良いんです。アンは脚本が気に入ったが、今のアメリカでは小規模作品の制作が難しいらしい。その為製作に加わって実現できたわけ。(パンフインタビューより)
でもアンはいるだけで華があるよな。作品の格がグッと上がる。
………………
エンドクレジットで流れる曲は、Bruce Springsteen の書き下ろし"Addicted to Romance"(歌は夫妻)。この曲も素晴らしい。やっぱりブルース。74歳現役です。
タイトルが良くない
自分は邦題から、おしゃれで、ハートウォーミングな、日曜日の昼間にちょうどいい映画な雰囲気を勝手に想像してしまったので、期待とは違くて笑 ブルックリン感はあんまりない。(ブルックリン感とは?笑)
「迷うって素敵」
今年57本目。
アン・ハサウェイが旦那さんに犬の散歩で外に出掛けて欲しい時に「迷わなきゃダメ」。見た事ない道通るって凄い大事。また旦那さんがオペラの練習の時に歌い手に、演じる彼女は現実を見てないそこを表現して欲しい。セリフの端々に哲学を感じて好き。人生で一番凄いオペラでした。
作品がアメリカの南北戦争の文化紹介や、話がある事をきっかけにこう言う終着点なんだと自分の感情の喜びが何層にも重なって"映画"見たと思いました。
良かったです。
今の現代人を反映した映画だと思いました。主な登場人物全員が何かしら悩みを抱えている。現実は映画のような思いきったことはできないかもしれないが、人はいろんな事を抱えながら、生きていくんだなぁと想いました。見て良かったです。
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