「魔女船長マリサ・トメイ」ブルックリンでオペラを kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
魔女船長マリサ・トメイ
たしかに主人公のディンクレイジ氏はオペラ作曲家だけど、邦題にブルックリンって付けたのはどういうことだ?アン・ハサウェイが『ブルックリンの恋人たち』に出演・製作してるってだけのような気がする。
そんなニューヨークでの二組の家族の出来事。スランプに陥っていたスティーブンが女船長カトリーナと出会い、ワンナイト(昼間か?)の恋に落ちたけど、彼女は恋愛依存症でストーカー気質を持ち合わせていた・・・単なる夫婦の崩壊かと思っていたら、パトリシアの息子ジュリアンとマグダレナの娘テレザの幼い恋愛劇に引きずられていくストーリー。
未成年の婚姻の問題もあるし、相容れないキリスト教とユダヤ教の宗教的皮肉まで込められていて、色々想像させられた。理解できない部分も多数あり、精神科医で成功を収めているパトリシアがなぜ修道女にならなきゃいけないのか・・・とか、大嫌いなクレプラハのエピソードとか(多分、ユダヤ人の割礼に対する比喩か?)。オーケーと言ってるのにホーケーと聞こえてしまった・・・
シンプルなロマンティックムービーに味付けされているスパイスがちょっと日本人には合わない気もするが、そこで苦手意識を持っている自分が国際社会から弾かれているだけかもしれません。
ラストの修道女姿も笑っていいものか迷ってしまう。母娘であるマグダレナ、テレサはもちろん聖女の名だろうし、二人が修道女になればピッタリなのにな・・・知らんけど。
共感ありがとうございます。
アンハサウェイ痩せ過ぎですよね。
バリバリ偏見ですが、宗教依存的には施し過剰って絶対ありますよね。こんなに私財を投げ出す私って貴い・・まぁ修道院に入る位の覚悟があれば何も言いませんがね。