「サメの出し惜しみ」ブラック・デーモン 絶体絶命 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
サメの出し惜しみ
夏の風物詩と言えばサメ映画だけど、それ以前のスカ映画でした。出だしの深夜のダイビングシーンは、妙にドキドキしたけど何か肩透かし。主人公一家のオヤジがこんなヤバそうな町に家族を残して、一人で基地に調査に行く行動からして理解できません。一家まとめて基地で孤立してから面白くなりそうだけど、肝心の巨大ザメがあんまり出てこないし、あんまり大きい感じもしませんでした。結局は環境破壊がテーマなんだけど、巨大ザメが出てくる理由が曖昧だし、基地の中でのいざこざがダラダラ続いてショボい展開で寝落ちしそうになりました。監督さんは、シリーズ随一のショボさの『ランボー ラスト・ブラッド』の人で、妙に納得しました。役者さんは見事に知らない人ばかりのB級感漂うキャスティングでした。
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