「結末に納得できずにモヤモヤ」碁盤斬り バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
結末に納得できずにモヤモヤ
なかなか面白い切り口の物語でした。
ただ、草彅さんにはまだきつい役柄だった
ような気がします。
おなじく斉藤さんも。侍の持つであろう
葛藤ってのと重みってのが伝わらないんです。
國村さんが素晴らしいので悪目立ちしちゃいました。
それと、本作ってどこに比重を置いているのか
良くわかなくなってしまったんですよね。
一体の作品のテーマは何だったのか?と。
あの命を懸けた決心はなんだったんだ?と。
主人公が己のポリシーを曲げてまでやりたかった
ことって「それなの?」とかなりのポカンとなってしまった
ラストの展開がその原因です。
さらに「相手はその人?」って。
親子そろってどれだけ柔軟になってんだよ!って。
それで一気に冷めちゃったなぁ…。
あの展開はひどいですよ。
それと、草彅さんも斉藤さんも殺陣、
もっと練習してほしいです。時代劇やるなら。
殺陣の説得力って大事だと思うのです。
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