劇場公開日 2024年5月17日

「囲碁を通して見えるもの」碁盤斬り なつめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5囲碁を通して見えるもの

2024年4月25日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

興奮

5/19 追記 初日に再び見てから、脚本の加藤正人さんの小説 碁盤斬りを読む。映画のその後が描かれていました。読んで良かった!
4/23 草彅剛さんや実力派キャスト、白石和彌監督が念願の初の時代劇ということで、発表時から楽しみにしていた作品、舞台挨拶つき完成披露上映会にて。囲碁を通して、様々な登場人物の生き様と、善悪とその裏側が見事に描かれていました。高潔で生真面目で融通のきかない浪人を草彅剛さんが演じていますが、あるきっかけで自身の冤罪とそこに隠された出来事を知ることでまさに、顔つきも言葉や声色もまるで別人のよう。狂気も感じる復讐の旅に出ます。脇も見事な俳優ばかりですが手代役の中川大志さんがとても良かった。娘役の清原果耶さんの清々しい美しさも゙素敵。そして何と言っても、やはり俳優草彅剛はすごかった。

なつめ