コカイン・ベアのレビュー・感想・評価
全124件中、101~120件目を表示
まさか実話ベースとは
「世界初の映画」
レイ・リオッタの遺作じゃないよ
レイ・リオッタが出てくるとは知りませんでした。上映する作品に窮して、少し古いB級映画を架けてるのかと。レイの遺作はFool’s Paradiseのようですが、iMDbの記述からは日本で公開しなさそうなので(個人の感想)、本邦では最後かもしれません。
Fargo以降、『この作品は実話をもとにしています』と嘘が書いてあることがわかったのですが、これは実話がもとなのは本当のようです。
タイトルや予告を見て想像できる通り、コカインを喰らった熊が襲ってくるというシンプルな内容です。
北アメリカには、クロクマとチャイロクマがいて、チャイロの方が凶暴と言われているのは、映画の中でも説明されています。以前、カナディアンロッキーにハイキングに行った時、『熊が出るので、7人以上で行動するように』と書いてあり、その場に居合わせたドイツ人と7人揃うまで1時間位待ちました。下山してくると、クロクマに出会わしましたが、どんどん観光客が集まってきてみんなで写真を撮っていました。チャイルクマだったら逃げるのかしら?
さて、B級感満載の設定ですが、全編CGと思われるクマの造形やモーションも非常に真面目に作ってあります。MEGみたいに、『それは映画の話だよ』といった作り物風味はありません。全体にコメディー要素が多い一方で、切り株映画でもあり頭から『豆腐』が出てきます。苦手な方は注意が必要です。レイ・リオッタも酷い目に遭うのですが、ハンニバルを思い出しました。
本作のヒロイン(?)、Brooklynn Priceはあの大好きなフロリダ・プロジェクトの女の子です。ちゃんと良い里親に引き取られて、賢く成長して、安心しました。
切り株に拒否がなければ、楽しい娯楽作品です。
粉吹く森の道♩ クマさんに出会った🎵
コメディ色は弱め。それにしても今週は動物枠が2枠あるというお話。
今年332本目(合計982本目/今月(2023年9月度)42本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
まず、こちらの作品はR15です。それほど極端にグロい表現ほかはなかったように思うのですが(せいぜいPG12か?)、扱っているものが実話ベースとはいえ特殊な部分があるので仕方なし(日本の法制度によるところが大きい)といったところです。
実話をベースにしているため、あることないこと描くことはできず、最初と最後に何が起きて今現在どうなっているのか、といった解説もされるように、基本的にはアクションもの(一部ホラーものという解釈も可能?)かつドキュメンタリーな部分も否定はできないという特殊な映画です。
そのため、ストーリーはそこそこ実話ベースであるため淡々と描かれるところ、この点「日本ではおよそ起きえない事象」についても本件は海外において実話なので、それを実話ベースで描くといわゆる「文化の差」で違和感が出る方もいらっしゃるのかな…という印象ではあります。
一応、私が見たときは7割埋まりとそこそこの人気作であったようです(今週は結構人気作が多い)。結局のところ、この作品に違和感が出るかどうかは、こうした事象がおよそもって今日の日本では起きえないという事情であり、また日本ではクマが出没するようなところも少ないので(青森や北海道ではあるんでしょうか?)、その「文化の差を埋める力」も求められます。ドキュメンタリー要素1割、アクション要素9割(うち、ホラー要素も数割程度)といったところです。
どうしても実話ベースである以上、あることないこと入れることはできず、多少は誇張した部分等あるのだと思いますが、淡々と進む点は否めないもののアクション映画に分類しうることは確かで、これら、または、「動物枠」で見に行くのもおすすめです。
※ なお、「熊の扱いについて、実際に動物は傷つけていない」という点は最後に明示されます。
採点にあたっては特に減点要素が見当たらないのでフルスコアです。
惨劇のロジックが解りやすい恐怖
熊がらみの事故はそのほとんどが「出会いがしら」という
熊もうっかり人間に近づいてしまい驚いて立ち上がったり、
小熊がいたのでおもわず…というパターンだ。
そういう「わかっている」場合、対策はいくつか考えられるが
”そうでない場合”は難しい。
それがコカインでどうにかなってるならなおさらだ
中毒でおかしくなってるという描写はとても分かりやすい
何がどうなってどういう行動をするのかわからない恐怖
それでもコカインベアの行動はわかりやすい方だ
コカインの匂いがするものの中にはコカインが詰まっているので
それを得るために”開封”しようとしているのだ
そして「一度ロックオンしたらどこまででも執着する」
熊の執念深さがさらなる惨劇を呼ぶ
いやあこわい。マジで怖い
何が怖いって
どの範囲でコカインが散らばったのかわからず当局が回収できていないというオチ
この物語の過程で「人間は弱く(狩猟対象)たまにコカインを持っている」という
学習をしてしまったクマがまだあの山にいるというのが怖い
コカインベアの行動派ときに滑稽で恐ろしく
最後まで息をつかせない
みていて「お前らいったん帰って体制立て直せよ!!」
みたいな気持ちになってしまった。
アメリカ人の感覚はようわからん(笑)
意外にも傑作‼️
コメディー映画だと割り切れば楽しめます
29日は肉の日なので、この作品を見るために映画館へ行きました!
内容は想像通りといった感じです。
なので、想像を超えるような楽しさやワクワク感は無いです。
登場人物全員がなかなかやべえ奴で、まともなのが指を失った彼位だったような…
最初、どうして男性が飛行機からコカインの入ったカバンを落としているのか分からず(もしかしたら説明を見逃したのかも)、「??」の状態で見ていたらなんか男性が足をすべらせて転落死したときから困惑が始まりました。
(てっきりコカイン摂取による意味不明な行動かと無理やり納得させましたが、実際の事件を調べたらちゃんと理由があったんですね。)
大切な子供を犯罪者の父親に預けたり、熊を見て「きゃ〜可愛い❤」と盛り上がったり、所々感性が受け入れられないところがありました…
本能として熊を見たら気付かれないようにその場を離れるのが普通だと思っていたのでその言動に1番驚きました。
でも、最初からこれはコメディー映画で創作物だと思えば色んな人な変な行動も面白く思え、最後まで飽きることなく楽しめました。
しかし想像を超えるような面白さがなかったのが残念です。
日本での一般公開が!
バカバカしくて楽しい
いくら熊でも、あんなkg単位のコカイン食ったら、ショック死するでしょ!
とかありえないことだらけ、バカシーン多数。
冒頭に「実話をもとに」とあったが、実際は熊が落ちたコカインを食べた以外に事実はなく、完全な創作。
熊に脚をちぎられ、腹を破られと、ゴアも入れつつ、ほぼコメディ。
よくこの時間引っ張るなぁ、と細かいネタをたくさん入れる構成で。
映画館もいいですが、自宅に大きなモニターやスクリーンがあれば、友達とビール飲みながら配信で観て、ツッコミ入れて楽しむのが良さそうなタイプの作品でした。
モツ焼きやソーセージを食いながらが推奨。
真面目に動物パニック映画として観たら腹が立つかも。
心の広さとノリが必要です。
全124件中、101~120件目を表示