コカイン・ベアのレビュー・感想・評価
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タイトル以上のものはないシンプルさが良い
とても分かりやすく観たい物を見せてくれる 終盤畳みかけるようなB級感はわざととさえ思わせる 映画館で観なくてよかったくらいの面白さ
森の熊さん。
森の中で熊さんに会った。その熊さんはコカインをたっぷり食ったジャンキー熊さんだった。暴れぷりは半端なく大量殺人も厭わない。笑いながら見られるが殺戮もちゃんとグロい。もう一度飲みながら見よう。
意外としっかりした作り
頭を使わずトンデモドタバタ映画を見たいなと思って挑んだらオープニングタイトルで大物の名前が続々出てくる、どういうこと?と思ってるところに監督エリザベス・バンクス...?だらけのまま見始めたけど場面転換とかキャラ作りとか殺され方とかなんか色々練り上げられてる。トンデモバタバタなんだけどムダにお金かけてる感じがとても気持ち良い。エリザベス・バンクス見直した。別にもともと見くびってなかったけど特に何で見たか代表作のイメージもない女優さんでした。監督の才能だったとは。レイ・リオッタ遺作がこれだなんて本当に運の良い。そして何よりマーゴ・マーティンデイルね。このキャスティングは天才過ぎる。
ちょいと出血量の多いコメディ
実際にコカイン食って死んだ熊の話を広げて作ったらしい今作品。 作中ではこぞってバカなキャラクターがドンドン死んでいくので、こう言うおバカ映画好きは楽しめる。 ただ「あ、こうなるな」と予測の付く展開が続くので自分は途中でちょっと飽きてしまった 笑わせに来てるのも分かるが自分には合わない笑いだったので残念だった。 コカインの欲に駆られた人間と麻薬中毒になった熊の戦いもお馬鹿映画らしい展開に終止するので小芝居風味が強く緊張感はほとんどない。 麻薬中毒者の感覚に合わせているんだろうか?と思うほどだ。 この作品でもっとも感心したのはこの内容で熊のCGが思ったよりはるかに上等な出来だった事である。 ヒドイB級サメ映画を作り続けてるアサイラムとかの製作費がなんぼ掛かってるか知らないけど、それらは比べ物にならないくらい良い出来である。これは余裕を持って作られたおバカ映画であるとはっきり言えるが、もっとハッキリ言えるのはおバカ映画ファン以外の人は話題の為にムリに観てまで…と思う内容。 私自身は「コカインベアー観た~(笑)」と言いたくて観た気もする(笑)
子熊が可愛い
文句なしに面白い 複数の人物が登場し、交錯しつつコカインベアに遭遇しグサグサもぐもぐペロペロされる… 「こいつ絶対食われるな!」と予想しつつ観るのも楽しい やっぱりムカつく奴はヤってくれるモンスターは好きになる 家族愛や友情も交えながらゴア要素もひとつまみ。落差が最高です
サイコーのコンセプトを超えてくる
Amazonレンタルで鑑賞。 ギャングが飛行機から落としたコカインを食べたクマがラリって、次々に人間を襲うというコンセプトだけでももう面白いのに、ゴア表現も割としっかりあるし恐ろしくも可愛いクマちゃんの映像や物語のテンポもよくてただでさえサイコーなコンセプトを超えてくる。 しかもこれ、実話ベースだというから驚き。といっても実際にコカインを食べたクマは過剰摂取で死んじゃったのだとか。 つまり、この作品は、タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」と同じく、人間のせいで不遇な最後を遂げたクマが映画の中で復讐する映画なんだよね(違?) クマに殺られるのは、大体殺られても心が痛まないキャラなので、中盤以降は「いいぞクマちゃんもっとやれ!」ってなる。
ラリックマ
森林公園上空を飛行中のセスナから麻薬の運び屋が大量のコカインをばらまく。そうやって逃げるつもりが、ラリっていた運び屋はパラシュートが開かずお陀仏。 森にばらまかれたコカイン。 それを食べてしまったのは…、クマ!? ♪︎ある日 森の中 クマさんが ラリった …なんてつい口ずさんじゃうようなよくもまあおかしな話を思い付いたもんだと思うが、何と1985年にアメリカで実際にあった事件が基。 まさに事実は小説よりキテレツ! それが受けて昨年アメリカでSNSを中心に大バズり。本作もスマッシュヒット。 昨年のアカデミー賞授賞式にこの“コカイン・ベア”が登場したのを覚えている方も多い筈。 実際にはクマは薬物の多量摂取により死亡。 本作はこれに着想を得て、話は面白おかしく大胆創作。 麻薬の運び屋がコカインをばらまいたニュースが地元を賑わす。最初にそのクマと遭遇したハイキング中のカップルを皮切りに、麻薬王とコカインの回収を命じられたその息子と売人、追う刑事、レンジャー、滝の絵を画きに森に入った少女と友人、その看護師の母親…。群像劇スタイル。 そんな彼らに、ラリったクマが襲い掛かる…! はっきり言ってしまおう。THE B級! 話も単純で、台詞ややり取りも脚本家がラリって書いたんじゃないかと思うくらい。 アニマル・パニック×ブラック・コメディ。結構グロさもあり。だけど、メッセージ性はほぼ皆無。 おバカと笑いとグロのエンタメに徹し、これを監督作に選んだエリザベス・バンクスのユーモア・センスに天晴れ! キャスト陣も振り切った笑演、快演、怪演。 本作が遺作となったレイ・リオッタに合掌。最後まで十八番のマフィア役を演じてくれました。 登場するアメリカクロクマは本来は人を襲わないという。 そんなクマを錯乱させたのは…。 エゴや欲だらけの人間を滑稽に描き、メッセージ皆無と書いたが、実はそれとなく織り込んでいる。 娘を探す母親。クマも母グマで、子供を守りたいだけ。 ラリったクマには確かに遭遇したくないが、つぶらな瞳が可愛らしい。 狂暴さと可愛らしさとコミカルさ。クマ自体はCGで描かれるが、芸達者! 意外や爽快なラストまで、95分。 ラリった気分で気軽に楽しめる。 あ、本当にラリったらダメですよ。
レイ・リオッタよ永遠に…
コメディ風味のB級ホラーパニックかな。 前半の中途半端なアクションやあまり面白くない ギャグ?が何とも歯痒いが、適度なグロ描写を折り込みながら 後半は何とか及第点まで持ってきたかな…って感じ。 個人的にはもう少し暗いトーンの雰囲気で描いて いれば実際の時代背景に合った様な気がするのだが まあ、こんなもんでしょう…
レイ・リオッタの遺作
コメディ的にはまったく笑えないし、パニックものとしても全然怖くない。おバカ映画というわけでもない。中途半端を絵に描いたような映画。いいところを探すのが難しい。ひたすら退屈な映画。
実話だって。
とても楽しみにしていた作品でした。 R−15だからそれなりに覚悟していたけど、 なかなかのグロさでした。まぁ熊がコカインで、 ヤバくなるストーリーだからね。 この手の作品なのに、かなりの完成度です。 キャスティングが絶妙にいいです。
覚醒剤やめますか、それともクマやめますか。
コカイン・ベアという題名がすべてを物語ってるような作品。実話ベースらしいけど、ストーリーは全く広がらないし、展開はすべてが想像の範囲内。登場人物も特に魅力的でなく、肝心のコカインベアの暴れっぷりもCG含めて大したことない、ゴア描写も同じく。安い脚本と演出の典型的なB級ホラーコメディー。 笑えたのは冒頭のテロップがウィキペディアからの引用というところくらい。あと、レイ・リオッタが亡くなっていたことを知らなかったので驚いた。 にしても、本作が遺作とは何とも悲しい。「ゲゲゲの鬼太郎」が遺作だった緒形拳と同じくらい悲しい。 劇場鑑賞スルーして正解だった。
熊好き大満足
めちゃくちゃ公開を楽しみにしてたので、面白くってニッコニコで映画館出てこれて幸せでした〜。 好きなところは 熊=山の神の怒りと堪えられるような、人間の身勝手さに対する怒りとして熊が描かれてる。 熊がCGなので、登場した瞬間に動物に危害が加えられてない映画として安心して観れる。 熊がメスで子グマも出てくるとこ(エンドロールの最後めちゃかわいい) きっちりバイオレンス。 ダークな笑いで、私的にはかなり好み。(セリフの翻訳も良さそう。) ちょっと面白い感じでテンポ良くどんどん人が死んでいくのも良い。 色んな立場の人が熊がいる山にどんどん集まっていく群像劇スタイルで面白い。 物語の主軸が親子の絆もの だけどベタベタしたハートフルさがないし、そうゆうハートフル映画へのメタな台詞があったのも笑った。 特に良かったと思ったのは母と娘の健全な絆を演出するのに、変な説明セリフなしで 夜勤明けにもかかわらず、いなくなった娘をやれやれって感じで迷わず探しに行く母親の行動だけで(ボーイフレンドにうつつをぬかしているが)信頼できる母親像を示しているのも好感度MAX。 そしてとにかく熊かわいい。熊好きとして大満足。 エンドロールが80年代エンタメ映画のちょこちょこ色んな後日談のシーンを挟みならがのエンディング最高。 娘役はフロリダ・プロジェクトのムーニー役の子で大っきくなったねぇってなっちゃった。 レイ・リオッタも出てたしキャスト面も面白かった。 最後までこんな映画出てくれるレイ・リオッタいいな。 この感じのクオリティで楽しめるB級エンタメ映画 定期的に観たい〜!あーーー楽しかった!!!!で映画館から出れる幸せ!!!!
弾丸のように突っ走る快作
嬉しい上映時間95分。 ハリウッドメジャースタジオが、気軽に見れるB級映画をまだまだ作ってくれるのがまた嬉しい。でもメジャーだけに手抜き無いと言うか、クオリティは高い。演出はコメディタッチだけどR指定動物パニックものなので、グロいの苦手な人はご用心。フザけた内容と言えばそれまでだけど、実話であり、実際の熊はコカイン中毒で死んじゃったとか。 製作のクリス・ロード&フィル・ミラーは大好きな「レゴ・ムービー」や「スパイダーマン/スパイダーバース」を撮っていて、実写でもコメディが得意な人たち。でも「スターウォーズ ハン・ソロ」をクビになってしまったが、そこでの繋がりかハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクがメインキャストにクレジット。親しみやすいイケメンで演技も悪く無いので、良作に巡り合えば大スターに化けそう。 でも一番の注目は女優のエリザベス・バンクスが監督。美人だけどちょっと変わった雰囲気で、役もそんなのが多いけど、何かこの映画の性質にピッタリな感じ(笑)。
日本人にはタイムリーなラリックマなあくまのくまさん
熊の怖さを理解する為にもこの映画は多くの日本人が見るべきだと思いもうすぐ上映も終わりそうなので映画館で鑑賞しました。CGのラリックマは見事な重量感と躍動感でリアリティがありアニマルホラーコメディというジャンルを確立していてB級感覚も満載で面白かったのですがこの手の映画に家族愛とか親子愛は不要だなとそこだけは残念でした。まぁでもブラックな内容で充分エンタメとして楽しめました〜
コカイン大好きクマさん
面白い! B級ホラーコメディ映画の王道をいくような内容で良い! いろんな人がそれぞれの理由で自然公園に行き、そこでコカインを食ったクマさんに襲われるパニックムービー。シンプルで分かりやすく、驚いたり笑ったりしながら誰でも楽しめる! そうそう、こういうので良いんだよなぁ。むしろ、これが良い。 個人的にレンジャーとクマさんの闘いが1番好き! コカインハイとなった奴の前では銃を持っていても無力!笑いと絶叫を遺して姿を消していく彼らに感謝! 微妙に人間ドラマもあって、登場人物がだいたい良い人っていうのも良い。 コカインはNYへ運ばれて、次はどんな展開が見られるのか楽しみです。 そして、レイ・リオッタ。名俳優の遺作がまさか「コカインベア」だったとは…。
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