「弾丸のように突っ走る快作」コカイン・ベア じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
弾丸のように突っ走る快作
嬉しい上映時間95分。
ハリウッドメジャースタジオが、気軽に見れるB級映画をまだまだ作ってくれるのがまた嬉しい。でもメジャーだけに手抜き無いと言うか、クオリティは高い。演出はコメディタッチだけどR指定動物パニックものなので、グロいの苦手な人はご用心。フザけた内容と言えばそれまでだけど、実話であり、実際の熊はコカイン中毒で死んじゃったとか。
製作のクリス・ロード&フィル・ミラーは大好きな「レゴ・ムービー」や「スパイダーマン/スパイダーバース」を撮っていて、実写でもコメディが得意な人たち。でも「スターウォーズ ハン・ソロ」をクビになってしまったが、そこでの繋がりかハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクがメインキャストにクレジット。親しみやすいイケメンで演技も悪く無いので、良作に巡り合えば大スターに化けそう。
でも一番の注目は女優のエリザベス・バンクスが監督。美人だけどちょっと変わった雰囲気で、役もそんなのが多いけど、何かこの映画の性質にピッタリな感じ(笑)。
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