たぶん杉沢村

2022年製作/60分/日本

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原作
大歳倫弘
脚本
大歳倫弘
プロデューサー
黒田KC未来
撮影
有谷光
録音
茂木祐介
音響効果
森健一
衣装
畠山ななみ
ヘアメイク
チエ
編集
山口淳太
音楽
三村昌也
主題歌
MOSHIMO
VFX
大見康裕
助監督
那須一南
  • 浅香正行木林優太

  • 粟島いつき松井花音

  • 戸田明美一原みのり

  • 久野里美熊倉媛子

  • 沢村正平勝沼優

  • 山崎大輔瀬野一至

  • 乾宇芽大屋海

  • 赤崎慶眞

  • 河野夏樹

  • 行林史絵

  • 天野奈美

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(C)FOE/SAL Corporation 2022

映画レビュー

4.5荒削りだがなかなか面白い

2023年5月22日
PCから投稿

2023年劇場鑑賞113本目。
石川県では今日一日一回しか上映しないということでなかなかレアな映画。
プロデューサー、監督、出演俳優陣四人の計6人舞台挨拶に来てくれましたが交通費と宿泊費で赤字にならない?(笑)

たまたまラジオでこの映画の宣伝をしていたのを聞いてすぐインターネットで注文したのですが、その後完売して当日券がなくなったからなのか、映画館側のサイトには一切今日やると載っていませんでした。

その時点でホラーにみせかけたコメディです、と言われていたのでそれはネタバレに入らないと思うので書きます。

一時間の尺のうちホラーっぽいと思わせる前フリが終わった時時計を見たら丁度三十分位でした。いや前フリなげぇな!一時間なら15分くらいで前フリ終わらせて、その分もっとエスカレートしてほしかったですね。

とはいえ、ありそうでなかった設定は面白く、欲を言えばもっといけたと思うんですが(ここはネタバレ防止で濁します)楽しかったです。

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ガゾーサ

5.0個々気になる点もあるが、初監督やそれに準じる方の作品としては好印象。

2023年5月16日
PCから投稿

今年160本目(合計811本目/今月(2023年5月度)17本目)。

大阪市では1日しか上映日がなく、かつその1日にいわゆるトークショーつきという事情もあってミニシアターにも関わらず8割程度の埋まり具合といった状況です。

ある怪しい村に行ったらとんでもないものに襲われ、かと思えばその村には「別の由来」があって、さらにその村には秘密があって…という、60分ほどの作品の中にテーマが4つくらい入っています(いわゆる章立て形式ではないですが、ストーリーを進めると「その村」の秘密が徐々にわかるような形式になっているので、「事実上の」章立て形式とはいえる)。

既存の映画でいうと(どっちもマイナーですが…)、「黄龍の村」「コンビニエンス・ストーリー」「シャーマンの娘」等を足して3で割ったような感じです。前半こそホラーな印象を受けますが、後半はホラーとギャグやいわゆるオカルトものが混ざった展開で進みます。

まぁいかんせん放送している映画館が少ないのが難ですが、監督さんも新しい作品をまた作られているとのことなので、こちらも楽しみです。

採点に関しては、個々個々どうしても法律系資格持ちなので、最低限気になった点(下手に真似するとおまわりさんが来る案件)は挙げておきます。

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 (加算3.0/初監督やそれに準じる(おおよそ5作品くらいまで)の方の作品について)

 これだけコロナ事情がおちついた現在では、どうしても大手であってもミニシアターであっても同じ土俵の中で戦わなければならないところ、今、例えば、コナンやらなにやらと有名作品がいろいろ押している中で、いわゆるエログロに走らずに作品をまとめたという点は高く評価できます。

 (減点0.3/廃村への立ち入りについて)

 廃村とはいえども、誰かしらの所有者はいますので(2023年4月からは、所有者不明の土地の管理について、民法が定まっています。映画がつくられた当時でも、「所有者がいない土地」はありえません)、そこに勝手に入る行為は、その村が廃村であっても実際にはどこかの地方自治体が管理していることになり、一般には立ち入り禁止だの何だのという扱いになりますので、そこに勝手に入る行為はややまずいです(ただ、これはおまわりさんが来て「こらこら良い大人がリアル幽霊屋敷やっちゃダメだよ」程度の注意事項でしかない)。

 (減点0.3/民法241条について) ※ ネタバレになるので、民法の条文のみで記載

 映画の中で出てくる、「とある価値のあると思われるもの」は、実は民法241条の適用を受けます。したがって192条の適用はなく(有効な取引関係があれば、そのものとの間では192条の適用はありうる)、しかし一方で「この価値のあると思わせるもの」は、民法とは別の特別法でその所有者が別に定まっていますので(ネタバレ回避)、241条の適用は実際にはありません(そのかわりに、遺失物法と同じように報奨金がもらえるというもの)。

 ※ 仮にそれが「価値があるものではない」としても、発見者と所有者との折半になります(241条ただしがき)。

 ※ ただし、発見者と土地の所有者が異なる場合には折半されますが、当時の民法(2023年4月1日よりも前の民法)では所有者不明の場合、どうするのかは謎です(廃村であってもどこかしらの地方行政が管理はしていますが、管理していることと土地の所有権は異なるため/2023年4月1日以降であれば、所有者不明を理由として一定の行動を起こすことができる)。
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yukispica

3.5オカルトカチ盛りコメディ

2023年4月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

前から気になっていたことと、たまたま名古屋のシネマスコーレに行く機会があったので舞台挨拶つきで鑑賞。60分以内にすごく上手く面白い要素を盛りこんだ奇想天外な映画だった。オカルトが入り交じる面白さや、主人公たちのちょっとした人間関係とか、あらゆるところに笑えてとても楽しむことが出来た。上映館数はかなり少ないが、近くに上映している映画館があるのであれば、みに行くことをおすすめする。

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