おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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エンターテイメント作品!!
初日鑑賞
中島健人くんの映画の今までの客層と違い、思ったより年配、色々な年代の方が多かったです。
WOWOWの映画の番組等で、日本発の映画を世界に届けたいと常々言ってる健人くん。どんな演技を見せてくれるのかと楽しみに思っていました。
脚本は説明し過ぎず、画面から感じ取れるようになってますが、登場人物が多くて混乱するかもしれません。しかし、晄司のスイッチが入ってから
あっという間のスピード感で事件解決かと思いきや、そこから犯人に辿り着くまでの道のりを見せながら、晄司の政治家としての素養が分かる仕組みになってて、どんどんと逞しい表情になる晄司、そして最後のシーンがこれからどこに進むのかドキドキして終わるのが映画的でとても良かったです。
まだまだ若い中島健人くんが次はどんな役をするのかこれからが楽しみです。事務所は色々あり大変ですが、頑張って欲しいです。
ちょっと豪華な2時間ドラマ😅
最初、次男に比べてちょっとハブられている感じがしたヌボーッとした長男が怪しいのかなぁと思っていた。思わせぶりな態度もあったし。
そして母親が自転車から転がり落ちたままで、かなり時間が経過しているはずなのに、警察が来るまでその場で呆然と座り込んでいたのは何かちょっと違和感。そして血まみれの白い服を何故か脱がずに、そのままずっと着ていたのもちょっと不思議。
正義感満載の次男が、父親に反発しながらも事件を解決していくんだけど、与党の衆議院議員の政策秘書なんだから、政治が綺麗事だけでは済まない事くらいは理解してなかったのかなあ。だって妹の旦那も市議会議員なんでしょいわゆる政治家一家じゃん。
そして最後には会見で全部ゲロってしまう訳だけど、その後の事件解決パートが前半の緊迫感に比べるとちょっと物足りない。てっきりあのライバルの議員がウラで糸を引いてると思ったら全然違ってた💦
ラストシーンで総理大臣も退陣して官房長官が繰り上がり、次男もめでたく国会議員に慣れたようで、さて、彼はこれからどんな罪を重ねていくのかな(笑)
これで終わり?って感じ
前半の堤真一の罪告白の件だけで終わらないよなあと思わせてきた展開から面白くなってきたなーわくわく!って感じだったけど、終わり方がなんだかスッキリせず。
長男と次男に何らかの確執があったかなと思わせる描写があったように感じるし、父の兄弟に対する態度の差もあったが、その理由がよくわからない。
なので、長男が何か裏で動いているかも!という展開に期待したけど、蓋を開けてみれば自分たちの計画性の無さのせいで一文無しになったのに感情的に殺しを行ってしまった姉弟が犯人。その人生をまるで人のせい(宇多家)でそうなったみたいな、ケンティーへ罪悪感を感じさせている展開には辟易。
あとやたら正義感強い警察が1人いましたが、セリフの言い回しが何だか舞台っぽいのが違和感で没入できなかったシーンあり。
ケンティーの顔面があったから2時間耐えられたけど、退屈だった。真由美も血だらけのシャツ早く着替えなよって思ったの私だけかな。
スピード感!
原作読んで見に行きました。中島健人さんの宣伝のイメージだと晄司の終盤に出てくる狡さが表現できるかなと思ってましたが、熱いだけではなくてちゃんとその辺も出てたし
幹事長との対談の場面はもうちょっと見せ場としてあってもよかったぐらい中島さんの演技として気に入った所です。
自分が人として情に薄いのか、晄司が姪っ子救出になんでそこまで熱くなれる?なんなら父母より熱くない?と原作読んでからずっと思ってて もしかして父親の後継者の事も考えた?とか裏まで考えながら見れてそれも面白かったです。
スピード感重視なのかもうちょいあの場面見たい〜とかが少し気になりました。
堤真一さんが最後に改心したみたいな表情と
最後の角野拓三さんと中島健人さんの場面で
晄司が政治家として父のようになるのか?と思わせて終わるのも良かったです。
罪の意識。
政治家一族の宇田家、国会議員の父を持つ長女真由美、その真由美の娘が誘拐されてしまう話。
誘拐犯からの要求は金銭でなく宇田家の真由美の父清治郎の仕事で犯してきた「罪の自白」だった…宇田家一族、警察、マスコミをも巻き込んでくストーリー。
シンプルでストーリーは分かりやすいんだけど、この先どうなる?!みたいなハラハラ、ドキドキが全然なかった(笑)
中盤過ぎ辺りからケンティ演じる晄司が単独で動きだして何か面白くなってきたと思うと以外と先が読め過ぎてしまう展開…三回目に開かれた会見も犯人釣る為でしょ!と、読めてしまいそこからラスト辺りまで思った通りの展開って感じ、犯人は以外な人だったけど。
この手の作品って観ててハラハラ、ドキドキ欲しいです!個人的に!
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