おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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痛快な社会派ヒロイックストーリー!
面白かった。政治家一家に生まれながら不正を嫌い正義感あふれる鬱屈した若者を中島健人が勢いよく演じていてどハマり役。
とにかくテンポよくスピード感ある映像であっという間の100分でした。えっこんな人が?っていうような重鎮の俳優さんがワンシーンだけの役などでキャスティングされており、とにかく俳優陣が豪華で芝居に見応えがある。
その重厚な俳優陣の中でひとり生き生きと躍動し行動を起こして周りを巻き込んでゆく主人公の宇田晄司がやっぱりめちゃくちゃかっこよく描かれているので、安心して素直に感情移入して楽しめるエンタメ作品でもある。俳優の表情、映像にこだわりを感じるのでいちいちスクリーンに見入ってしまう。
昨今では珍しいパワーあるザ•主人公な俳優さんだと思いました。ラストの表情でかかるB'zは心から痺れてスカッとしたので、ここだけでも大スクリーンで見る価値アリ。
誘拐事件と政界を通じて政治家親子を描いた映画
誘拐事件に政界が絡む社会派サスペンスをエンタメ寄りでつくった映画。100分と短めなので中弛みもなく想像していたより見やすかった。
誘拐事件と政界の黒い部分を描きながらも根底にあるのは家族の話、特に宇田父子の話でもあった。清治郎の”罪の自白”も最後にそう来たか!という感じ。主人公の晄司はよくありがちな父に反発し正義感を振りかざす若者かと思いきや、後半に覚醒して意外な方向に変わっていく。幹事長と対峙するシーンが印象的だった。
説明セリフがほとんどない余白の多い観る側に委ねられている映画なので2回観た方が解像度が上がったより楽しめそうな気がする。
親子の愛がじんわり感じられる作品でした
内容は政治と誘拐事件が中心ですが、人間模様や親子の関係。兄弟、跡継ぎ等色々な側面も表現されていました。
正義ときれいごとだけではない展開が予想に反する進みかたで、新鮮でした。
私は、登場人物が多いので、一度では理解できない部分もありましたが、2度目でより理解できたり、新しい発見があったりして、見終わった時、スッキリしました。次回はこうじではなく、違う役柄目線で、楽しみたいと思います。
リアルに楽しめた作品でした
政治的な癒着、忖度、談合などありがちなテーマも取り上げつつ、政治家一家のありがちな関係性も見せつつ、結局誰が一番罪深いのか、を見終わった人が最後決めるかのような、リアルに没入できた映画で楽しめました。
疾走感
面白かった。
長過ぎずテンポがよくて見逃せないとばかりに入り込んでしまう感じで、でも分かりやすくとても観やすい。
女性なのでやはり子供を誘拐された母親の姿に涙が出そうだった。
俳優が豪華で居るだけですごい存在感。
主人公が最初と最後では面構えが違ってて、お!と思った。
疾走感ある社会派エンターテイメント
政治系のお話は重く暗くなりがちですが、本作は話の展開が早く、正に疾走感溢れるエンターテイメント作品でした。主演の中島健人さん、男臭い、熱い演技でした。TVで観るケンティーとのギャップに驚きました。堤真一さんは勿論、脇を固める方々の確かな演技に加え、池田エライザさんは初めての母役、とても良かったです。
政治、家族、報道、罪の自白が多岐に渡るのも見所の一つかと。もう一回観たいと思ってます。
サスペンスであり家族の物語
初日に観に行きました。長すぎず中だるみもなく、とても観やすく楽しめました。展開もスピーディで面白く芸達者な役者さん達の演技も見応えありました。
サスペンス、政治ドラマだけでなく、家族の物語と強く感じました。幅広い方々に響く映画だと思います。
響く箇所はそれぞれだと思いますがスッキリした気持ちで劇場を出られるはず。おすすめです。
これぞ2サス!
2サスもこのくらいのレベル感なら、打ち切りとかなくならないだろうに。船越英一郎も泣いている。もっと捻りが効いても良かったのだろうが、これ以上捻ってしまうと、ミステリーであり、サスペンスではなくなってしまう訳で。ま、こんなもんでしょう…最後になんでこの役にカーネーションのあの人が?の理由に納得してしまう展開。
誘拐と政治と家族
レビュータイトルにある通り、色んな要素が含まれている映画だけど、コンパクトにでも雑では無く、伏線回収もされていてまとまりがある映画だった。沢山のベテラン俳優が演じている政治家も本当に悪そうで、駆け引きにハラハラさせられる。悪そうな人達の中、主人公晄司が聡明で正義感に溢れていて、対比として面白いが、ある時、影の部分を見せる。そこで鳥肌が立った。 それを観せられることで、今後晄司はどのような政治家になるんだろうと考えてしまい、終わった後も楽しめる。家族についても描かれていて、意外と清治郎は家族を自分の立場に迷いながらも随所に大切にしている描写があって、そこに少し個人的には安堵した。 コンパクトにまとまってる分、自分で人物について考える余白もあって、それも含めて上手く出来ている映画だなと思った。
誘拐事件が誰のどんな思惑が絡み合って引き起こされたのかが明らかにな...
誘拐事件が誰のどんな思惑が絡み合って引き起こされたのかが明らかになっていくところはスピード感があり、どんどん引き込まれた。
原作未読で鑑賞したこともあってか一度見ただけでは政治家同士の利権争いの構図が理解しきれない部分もあり、もう一度見たいと思った。
個人的に社会派映画No.1!
現実とリンクする部分が多々あって、胃もたれしそうな重い題材なのに、見終わった後に爽快感と希望が残る映画だった。
社会派映画が好きで多々見てきたけど、決して題材を軽く扱ってはいないのに、ここまで爽やかにエンタメとして繰り返し楽しめる作品に出来るのかと感動したし、全体的にクオリティーが高くて最初から最後までめちゃくちゃ面白かった!
あと、キャスト全員演技がうまいんだけど、主人公の中島健人さんが凄かった!あれだけバラエティで濃いキャラクターをやってるのに映画の中では完全に宇田晄司そのもので、作品の世界を生きているひとりの人間としての説得力があってめちゃくちゃハマり役だった。でも多分彼は何をやってもハマり役に出来てしまうんだろうなあ。
余白のある映画
原作が未読なこともありますが、キャラクターの心理描写がほとんど描かれていないため、なぜあの時こういった立ち回りをしたのか観た側が考えるだけの余白を残してくれている映画だと思います。
観賞後、久しぶりに一緒に行った家族と考察をして盛り上がりました。
また、役者陣の演技も素晴らしかったです。
主演の方が若そうだったので心配でしたが、全くの心配無用でした。
あれだけのベテラン俳優に渡り合えるいい演技だったのではと思います。
久しぶりにいい映画に出会えました。
伏線回収が気持ち良い
中島健人さんがこんなに演技が上手いとは知らなかった。
大物俳優からの圧にも全く屈することなく自然で、顔の表情・表現もすごく良かった。シンプルに演技が上手い!彼を発見できただけでも今回この映画を観て良かった。
内容はいろんな伏線をうまく回収していくとこが爽快だった。最後まで駆け抜けていく感じがして、時間も短く感じた。
そして、ちゃんと兄妹、親子のシーンではその雰囲気を出せる中島健人さんがとても素晴らしかった。ここの演技は感心したので心に残っている。
あまりにも中島健人さんの細かな演技が良くて2回目を観てきた。1回目よりも気になるところをよく見たので、非常に面白かった。みなさんに2回観ることをおすすめしたいくらい、2回目がとても面白くて良かった。
ありがとう中島健人氏。良い出会いでした。
明日も観に行きます。3回目が楽しみでならないなんて自分でも驚きです。
見るべきポイントが色々あって面白い
誘拐事件の行方に注目して見がちだけど、母親が苦しんでいる時に自分たちの保身の事ばかり考えている政治家との対比も見ていて面白いです。テーマは重いですが、疾走感があって非常に見やすいし、主人公の晄司が正義感溢れる若者だと思って見ているとそこも良い意味で裏切られるので、色々な視点で楽しめる映画です。
単純に政治家、誘拐の話ではないですよ!
正直この映画を見る前まで政治にほとんど興味がありませんでした。
なので、眠くならずに見れるか...と少し不安でしたが、単なる政治家の誘拐の話ではなく、守るべき者、守られてきた者、戦ってきた者、と随所で愛を感じてるとても素敵な映画でした。
豪華俳優陣の皆様の演技はそれはもちろん素晴らしいのですが、特に主演の中島健人さんの怒り、苦しみ、悲しみ、喜び、安心、と目の演技や言葉の発し方、とても素晴らしかったです。
また、堤真一さんの政治家と、孫娘へ見せるお祖父様の顔、その演技ももちろん素晴らしく、池田エライザさんの母としての演技もとても自然体で母性が痛い程感じる演技で素晴らしかったです。
この映画を見た事によって、改めて家族の深い愛を考えさせられましたし、政治についても興味が湧きました。
単にありきたりな誘拐事件の話ではないです。
飽きる事なく最後まで見れます。
是非映画館で見る事をおすすめします。
重厚感のあるキャストと軽快なストーリー
堤真一は政治家の役が初めてとのことだったが、総理のために暗躍する副大臣を存在感たっぷりに演じておりとても見応えがあった。
政治家による世襲、派閥、癒着、保身と、なんともげんなりしそうなテーマが盛り込まれているが、疾走感のあるストーリーで中弛みすることなく楽しめる。
これらをあえて問題視することなくメインの誘拐と罪の自白にポイントを絞って描いていることで、心地よい風刺になっている。
主演の中島健人は前半ではまだ青臭い新米議員といった印象だが、後半では駆け引きやしたたかさも覗かせる好演だった。
政治×ミステリー×ヒューマン
面白かった!
100分の中にテンポよく様々な要素を盛り込んである作品でした。
予告ではサスペンス感が強かった印象ですがそれは前半までで、
後半は人間模様がメインな気がします。
登場人物が多く政治的な話題のため、2回目の方が理解できて楽しいのではと思います。
俳優さんたちが見たことある方たちばかりで埋め尽くされており
えぇ!?この人も!?あの人も!?と邦画名バイプレーヤーたち大集合!の贅沢さを楽しませて頂きました。
主演の中島健人さんは悩ましい表情も美しく、堤さん演じる父親との関係性が変化していく様子や自ら政治の闇の中に手を入れていく姿を好演なさっていました。
目が光を喪う瞬間には感動してしまいました。
犯人探しが軸ではありますが、主題は1人の青年が父親との確執を乗り越えて自らの人生を選んでいく物語でした。最後はB'zの音楽と共にスカッと気持ちよく終われました。
おすすめです。
テンポと演技
タイムリミットサスペンスということでどんどん話が進む。テンポ良く見れるが、全くの初見では謎解きを楽しめる一方、各人の背景からくる細い演技の意味がわかにくいかも?自分は原作読了後に見たので各人の関係性をどう表現しているかの演技をある程度つかめたが、Xで他者の感想などを見て、あそこはそういう解釈か!となったところもある。そういう意味では二度目以降を別観点で楽しめる映画だと思う。
堤さんは政治家のイメージがなかったが、映画の三兄妹の父としては納得のキャスティングで演技も素晴らしかった。ケンティーも青くて熱くて野望にあふれる主人公をよく演じていたと思う。硬くて男臭いイメージの政治の世界のサスペンス映画だが、麻由美役のエライザさん、子役の女の子が感情移入できる演技で、より身近で柔らかさを感じさせる役割を立派に果たしていてよかった。他の役者さんたちも流石の演技と存在感。
展開が速くて引き込まれました
原作も読んでいたのですが100分程の映画に上手くまとまっていて展開が速くて夢中になって観れる映画。政治家のストーリーですが堅苦しく感じませんでした。演者さんの演技も素晴らしく登場人物それぞれのストーリーの続きを観てみたくなりました。
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