おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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舞台が政治、警察とだけあって、渋くて演技派の俳優でお腹いっぱいでし...
舞台が政治、警察とだけあって、渋くて演技派の俳優でお腹いっぱいでした。
その中でも、中島健人さんと池田エライザさんは埋まることのなくすごいですね
内容としては正直可もなく不可もなくと言った感じでした。
最初の会見までの21時間はもっと細かくみたかったです。
あと犯人、インターネット強すぎませんか?特定の人のアプリに入り込んで、元すら悟らせないって相当ですよ
それほどの憎しみってことでいいのかな?
こういう作品になると、マスゴミが美化されるのは相変わらずでほっとしました。
政界ねっとり、家族もねっとり
政界だけでなく、企業やあらゆる組織にはびこる、ねっとりとした力の駆け引き。ああ、そうでしょうね、そうでしょうね、どこもかしこも結局は同じ。汚れ役を請け負うことで、利権を得る。J事務所だけじゃないでしょう。
その駆け引きに才がある人は、出世の階段を駆け上がっていく。なにかもう一段深い志しがあればまだしも。
駆け引きを繰り返すうちに、初めの志しも忘れてしまう。
このお父さん(堤さん)のように。
慣れとは怖いですね。
根はそこまで腹黒ではない。
元は下町の苦労人。
副大臣にまでなりました。
が、なんのため利権が欲しかったのか。
そうか、自分じゃなくって総理が欲しがっていたんだっけ。
総理のため。
でも尽くしてあげたって、昨日の味方は今日の敵。
結局は総理もただの自己保身おじさん。
利用しあうだけの関係性でした。
末娘役のイライザさん、脇役ながら重要。
この方の芯の強さ。控えめながら、決して従順ではない。
ムコ殿、幸い心根の優しい議員さん。
でも父や夫が政治家やってると、家族も周囲に愛想振りまかざるをえない。
人気商売だものね。
それなのに、辛抱して生きる彼女と娘に不幸が襲いかかる。
彼女は負傷し、娘は誘拐される。
いろんな因果や運命が、まさかの模様で織られている。
実際の人生もそうでしょう。
次男坊(中島健人さん)。
なんか特徴無さそうですが、徐々に開眼していきます。
肝が太い。
後々長男坊が妬まなければよいですが...
二人はお父さんへの恨み、ないのでしょうか。
まさかの運命の糸。町工場家族。
彼らだって、なんのために工場を大きくしようとしたのか。
初めは家族の幸せのためだったかもしれない。
が、しまいにはお金のため、そしてそれさえ頓挫して、罵り合い、最悪の結末に。
それでも女は自分が孤独になりたくないがために、隠蔽する。
自己保身。
誰かを責めたところで、
じゃあ自分は無実なのか?
自分の中のねっとりとした闇の黒さを、見つめる覚悟。
それがあるか無いかの違いは大きい。
政治家もファミリー・ビジネスなんですね。
マフィアのように。
警察とも「ねっとり関係」、似ていますね。
未来や展望は、どうやったら生まれるのでしょう?
きれい事ばかりじゃダメにしても、
この「ねっとり」に絡みとられ、変われなさすぎるのも危険な兆候。
誰かの失脚によって、思わぬ運命でお鉢が回ってくる。
変化が起きるのは、そういう偶然が多いのかもしれません。
政治ものだけどサクッと観れます
普段は政治ものは観ないのですが、中島健人さんや堤真一さんなど好感が持てる役者さんなので惹かれて鑑賞しました。
2時間ドラマのように観やすくスリリングな展開もあり、見終わった後は政治やマスコミを通じて家族愛など考えさせられました。映画がやたら長く説明調な感じではなく、無駄を省いて表情などで読み取れる作りに工夫を感じられ良くまとまっていると思います。役者さんも好演で観やすかったので普段政治に疎い人にもおすすめします。
同じ日に『ゆとりですが…』を見て、水田監督2本立てでした。 こちら...
同じ日に『ゆとりですが…』を見て、水田監督2本立てでした。
こちらの作品は社会派な内容でまあそこそこ先が読める展開。ケンティが頑張ってました。って感じです。
フライヤーの方が面白い
朝一でレオさん観て、レイトショーにこれ♪
真保裕一先生の同名小説を水田伸生監督が映画化だそうです。
フライヤーには壮大なキャッチコピーが並ぶ。
「本当の敵は、誘拐犯か、この国か」
「犯人の要求は身代金ではない。
命の期限(リミット)は、明日午後5時」
「国か、家族かー緊迫の24時間」
「警察vsマスコミvs国家
巨大な闇に切り込む、タイムリミットサスペンス」
うんうん。惹かれます。
キャストはごめん。
堤さん以外あまり知らないけれど、予告も良かったし、鑑賞。
(観てみたら脇は豪華俳優さん達でした。)
身代金代わりに罪の自白を要求する犯人との戦いを描いたサスペンスだと思っていた。
疑惑を抱える内閣府副大臣の宇田清治郎(堤さん)と秘書の晄司(健人君)の関係性も興味があったし、誘拐犯との駆け引きを期待していた。
ハラハラドキドキしたかった。
むぅ〜〜〜ん。。。。
晄司の正義感や鋭い考察で、ストーリーを引っ張っていく感じは中々だったが、山場がなかった。
清治郎はそれ程ひどい議員でもなく、孫娘が見つかった時の涙は、人間味があった。
本来は人のために役立ちたという信念のもと政治家を志した人なんだろうと思えた。
しかし、それが余計に人としての振り幅が少なく見えてしまい、ギャップがなかった。
つうか、そもそも、予告を観てて、健人君とエライザちゃんが夫婦で、その娘が誘拐されたのかと思っていたから、全然違ってビックリした(°▽°)
兄妹の関係で、エライザちゃんの旦那は浅利君だった(^。^)
女性記者(美波さん)がうるさくて、まるで、最近見た会見のあの人のようだった('◉⌓◉’)
そして、あそこに尾野さんはダメでしょ。。ちょい役の筈がない。。
あと昨今の映画界ではこの様な展開で子供は殺さないので、ハラハラしなかった。バッドエンドを望んでいる訳ではないが、読めてしまう所が残念。
清治郎の側近(矢柴さんとか)や長男が裏切り者でなかったのは良かった。
(長男がんばれ♪)
個人的に水田監督の作品は好みが分かれる場合が多く、本作は少し物足りない印象でした。
予告とフライヤーの方が面白かった。
ちょっと、ぴえん( ; ; )
あ、でも、健人君って美しいお顔だなぁ〜って事は知る事が出来ました(^。^)
演技も上手でした♪
そして、健人君が堤さんの手を握って階段降りるの笑いましたw
それなりに楽しめたけど、イマイチ
正直もっと面白いかなーって思っていたけど。
これはこれで。
2時間テレビドラマだったら満足レベル。
無駄なくリズム良いサスペンスなので誰でも観やすいと思いました。
ラストは犯人より、理由にガッカリ。
なんかもっとそうだったのかー!的な驚きが欲しかったけど、へーって感じ(笑)
余談
このドラマには主役が不在にみえた。
中島健人のはずだがイマイチクローズアップが少ない。
かと言って堤真一でもない。皆んな助演男優賞でした。
面白かったがもう少し尺伸ばしてもいい
軋轢を抱えた家族と政治的駆け引きという大きくふたつのストーリーライン。原作小説からいくつか設定変更があるが、100分という映像作品に落とし込んで作品として成立させるには妥当な取捨選択・改変だったと感じた。原作の良さを壊すことなく1つの作品とするための工夫・取り組みなのだろうと感じた。欲を言えば政治的駆け引きの配分や描写をもう少し大きく取って欲しいとは感じたが、観客が若者が多いと見込まれることを考えると骨太サスペンス系作品の入口となるような作品だと思うので妥当な判断だとも思う。ただやはりもう少しキャストの演技合戦の場面なども観たかったし、原作のエグい駆け引きのシーンなどが割愛されていたのは少し残念だった。いい意味で説明しすぎないタイプの作品だと思うが、原作未読勢は初見での状況理解に時間がかかるだろうなと感じた。
腕利き・肉厚のキャストで固められており見ていて安心感があった。堤真一はやはり良い。演技巧者の新しい役柄を見れてそれだけでもこの映画は面白い。主演の俳優のキャスティングには正直意外性を感じていたが、芝居の空気を壊していなかったし、1人の若者の精神的成長譚をセリフ以外の仕草でも表現していて観ていて楽しかった。もう少しエグい感じの芝居も観てみたいなと思った。それも踏まえてもう少し尺伸ばしてもいい。
ストーリーがテンポよく進んでいって見応えがあった!ケンティーの目で...
ストーリーがテンポよく進んでいって見応えがあった!ケンティーの目でお芝居する感じがとても良かったし、堤真一さんと尾野真千子さんの演技で泣けた😭
「政治ネタ」の取り込み方は巧みだが、「推理もの」としては肩透かしを食う
政治家による利益誘導や政治家同士の足の引っ張り合い(しかも同じ政党内!)など、いかにもありそうな感じの「政治ネタ」を誘拐事件に巧みに取り込んでいる前半は、なかなか面白い。荒川とか、上尾とか、戸田とか、実際の地名が出てくるところも、やけに生々しい。
しかし、でっち上げの記者会見でおびき出された真犯人が明らかになると、それまでの話がほとんど伏線として活かされていないことに呆気にとられる。
もしかしたら、橋の建設地の変更ではなく、過去の談合事件のもみ消しの方が、誘拐犯の動機に深く関わっているのではないかと考察していたのだが、そもそも犯人を予想するような「推理もの」でなく、後出しジャンケンのような展開に肩透かしを食う。
当初、期待していたような「政治の暗部をえぐり出す」とか「巨悪を暴く」とかといったスケールの大きな話でもなく、勧善懲悪のカタルシスもない。
何よりも、最初から、(周囲のマンションから見られる可能性の低い)雨の日の夜に、河川敷に埋めた遺体を掘り起こしていれば、わざわざ誘拐事件を起こす必要もなかったのではないかと、犯人達の間抜けさが気になってしまった。
結局、ラストは、主人公が二世議員になるという、日本の政治の現状を容認しているかのような結末で、物足りなさを感じざるを得ない。
しかも、彼は、日本の政治を良くしたいという高い志を持っている訳ではなさそうだし、それどころか、辞めていく総理から新しい総理になんなく乗り換えるような、したたかな処世術の持ち主なのである。
狡猾で権謀術数に長けた彼は、父親以上に悪い政治家になるような予感しかなく、日本の未来に希望が感じられないエンディングには、どこか後味の悪さが残った。
疾走感のあるサスペンス、涙も!
テンポが早い中ですごく豊富な内容で面白かった!序盤の入りから引き込まれ、緊迫する効果音のような音楽が絶妙で感動した。
サスペンスでも家族愛や支える愛に熱くなり、政治の駆け引きの裏側も垣間見れて面白い。
主演の中島健人くんの微妙な表情や目の演技が細やかで素晴らしい。
また、堤さんや池田エライザさんの演技の凄さに改めて気づかされた。
いい映画なだけにほんの少し勿体ない
堤真一さんはもちろん脇を固めている役者さんもみんな演技派のベテラン俳優さんでキャストがとても豪華。主演の中島健人さんはテレビで見るキラキラしたアイドル像とは全く違って、目線の表現など細かなところまで丁寧に演じていて、ベテラン俳優さんと比較するとまだ少し青いお芝居ではあるもののそれが役と相俟って若くて真っ直ぐな主人公によく合っていました。単なる誘拐事件ではない面白いストーリーとシブいオジさん俳優たちの演技合戦など重厚感のある作品なだけに100分というのが少し短い気がしました。原作を読まずに観たので、恐らく原作は政治的な思惑や人物像等がもっと緻密に描かれているんだろうと思います。原作既読で観ることを前提に作られた映画なのかな、という印象ですが、もう少し長ければ原作を読んでいなくても素直に観られるようにもっと丁寧に掘り下げられたのではないかと思う箇所が2、3あったのでポジティブな意味で少し物足りなく、勿体ない気がしましたが、色々な人の思惑が絡み合う複雑な事件を扱った面白い作品でした。次男の晄司の人物像が恐らくシーンが削られてしまって展開が若干強引にも見えるところがあったのでもう少し映画初見でも伝わるように作られていると更に良かったかなと思いましたが、一度は観て損はない作品だと思います。
原作を読まずに鑑賞
元々観る気でいましたが
原作を読むと
原作との違いを探して映画に集中できないので
原作は読まないスタイルです。
読んでいないので
公式動画等の知識だけで鑑賞しました。
いい意味で裏切られたし衝撃シーンや家族愛も丁寧に描かれてます
馴染みのない政治家と支える秘書官達そして家族
野心のせいで大切なものが見えなかったり
騙し合ったりパブイメ通りのTHE政治家達
主人公晄司(中島健人)の挫折からの感情の変化と成長がとてもナチュラルに狡猾で良い演技でした。
堤真一のどんなタイプの政治家かわかる圧倒的存在感を出している演技
セリフのあるキャストの9割が男性
観たことのある役者さんだらけ
狸ジジイ枠が秀逸
最後は
おぉぉっとなります
良い映画でした
オススメです
特に男性は素直に面白いと感じる作品だと思います
お前の罪を自白しろ
原作読まないでみましたがとても良かったです。
出演者がとにかく豪華!テンポも良く思ってたより堅苦しくなく楽しめました。政治、警察、ジャーナリスト、家族愛などなどそれぞれの正義感みたいなのを考えさせられました。又観たいです。
俳優陣の演技も良かったです。ラストがお気に入りです。
前半は良かったけど、、、
前半は面白かったけど、後半からかなり無理な展開になり、結末は尻すぼみ感。
ケンティの推理の飛躍も、ちょっと無理あるんでは。
多分!原作はもっと緻密なんでしょう。でも、あの結末なら、、、
迫力ある政治の駆け引きが見応えあり
堤真一、角野卓造…政治の駆け引き等のシーンは演技が良く見応えあって、展開がぐっと盛り上がりました。
スピーディな展開で、ストーリーだけを追いがちになりそうなところを、キャストのキャラクターや演技で物語の深みを出していて良かった。キャスティングが皆ぴたりとはまっていた。
兄弟のキャスティングも良かった。ちゃんと家族に見えるって大事。
社会派サスペンスとみるか娯楽映画とみるか
原作が好きだったので鑑賞。小説同様、前半はサスペンス&政治劇、後半はそれぞれの家族に……という作りでした。
原作は人質解放後から少しテンポが遅くなり、空気感がゆるむのですが、映画のほうは犯人の「家族」を深堀り(動機もそれらしく改変)していて、なかなかきちんと見れました。
ただ、これをサスペンスだと思って見た人は後半でつまらなくなるだろうな、そして社会派だと思って見たら肩透かし食らうな、ということで、「これを社会派サスペンスとみるか、娯楽映画とみるか」という感じです。これは娯楽映画です。
あとは監督がドラマベースの方なので、映画ならこのシーンでもうあと2秒余韻がほしい……みたいなカットがあったのが残念でした。たぶん地上波で放送されたらここでCM入るだろうな、という。笑
ただ、個人的には俳優たちの演技はとてもよかったです!
ギラギラした議員からただの父親になっていく堤さんの哀愁の漂わせ方(老け方)はかなりのものですし、宇田兄のほうも小説から省かれているポンコツ部分を空気でよく醸し出していました。幹事長と対峙した中島さんの目のハイライトの消え方もなかなかです。脇を固める名優たちもさすが。
アニメや洋画に席巻されがちな邦画界ですが、松竹には頑張ってほしいです。
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