「哀れな男の結末」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ sakurakanaさんの映画レビュー(感想・評価)
哀れな男の結末
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前作同様、哀れな男が主役の物語。
物語自体は超現実であるが、舞台がゴッサムシティということもあり、
観客として、この映画はファンタジーだから、と心の何処かで甘えやら希望を抱きながら鑑賞してしまう。
でも現実って、こんなもんだよね。
ストーリー自体は目も当てられないようなひどい仕打ちが続いていくのだが、ミュージカルを駆使した演出や美しい映像のせいで、最後まで集中して見れた。
そして胸が苦しく、見終わった後も、しばらくこの映画について思いを馳せていた。
この映画は、あのジョーカーではなく、あくまでもひとりの哀れな男が主人公の話。
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