「大人の事情」ジョーカー フォリ・ア・ドゥ カワハギさんの映画レビュー(感想・評価)
大人の事情
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1が大好きだったので、2が作られると知ったとき、正直不安だった。でも興行として考えてみれば、2を作れば確実に客が入るのだから、作らない選択肢は無いですよね。結果、不安は的中し、モヤモヤ感たけが残った。監督は、「悪のカリスマなんて居ませんよー、皆さん目を覚ましてー」と仰りたいのでしょうが、なんだかそれって、説教臭く有りません?私たち映画ファンは、説教されるために、時間とお金をかけて映画館に向かうのでは無いのてすよ。ミュージカルも微妙だった。基本、他のミュージカル映画ば大好きなのだけれど、この映画のミュージカルシーンは全然乗れなかった。裁判シーンもカタルシスが無く、全然乗れなかった。ゲイリーの演技が良かったというコメントも見かけるが、私は、なんだかわざとらしい演技に見えた。1で登場した、片思いの彼女が、今作では、実は、あのときはこんな気持ちだったと語るのは、正直、1への冒涜、聞きたくなかった。
というわけで、私としては、2は無かった、1で完結、と思ってこれこら生きていこうと思います。
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