マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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アクションは凄いがキャラクターに魅力が
前作の怒りのデスロード、フュリオサを主役にしたスピンオフだがキャラクターに魅力がない。
なんといっても敵役が強いのか弱いのか分からないボス(笑)なので作中でも馬鹿呼ばわりされているからか、復讐のカタルシスが感じられない。
追い詰めたまではいいが、あんなに喋らせずに成敗したほうがよかったかもね。
前作もマッドマックスと題していたけど、実質フュリオサが主役だったので前日壇より続編を作った方が良かったのでは。
あとハリウッドではポリコレ映画と評価されてるみたいだが、それも納得。男がある1人を除いて醜く悍ましい容姿でバカに描かせてるのでそう取られてもしょうがないかも。
ブラックインターセプター
ちょこっと出てませんでしたか?
CITADEL の手前でボロボロになってフュリオサが倒れ込むシーン
崖の上から眺めてるひと、マックスかと思ってしまった
とにかく演者さんもベタハマりで言うことありません!
楽しく痛い
ストーリーは剣劇的シンプルさながら映像がいい。アニャ・テイラー・ジョイはもちろん、クリス・ヘムズワースもからっぽ感が出ててよかった。/でも最後、あの実、食べたくなくない?
Messiah
今年最初に見た映画が怒りのデスロードで、なんだこれめっちゃ面白いやんとなってから前日譚に当たる今作を楽しみに待っていました。
ファーストデー効果もあって座席も8割くらい埋まっていた気がします。特典はステッカーでした。
面白いものは観れましたし、テンションの上がる場面は多かったんですが、いかんせん期待し過ぎたのか、上映時間の長さなのか、やや乗れない部分もあって惜しいな〜と思いながら観ていました。
個人的には章分けする映画に当たりはない(ただしその法則を超えてくる作品はごく稀にある)と思っているので、今作も章分けが出てきた瞬間にヤベってなってしまいした。
今作も砂漠をよく駆け回ってくれるんですが、中盤の陸対空での荒唐無稽な競り合いは最高に熱く、ギミックが溢れんばかりの大活躍で、ばんばん人が死ぬわ、ばんばん轢かれていくわとヒャッハーな絵面がこれでもかと展開されていて、これが観たかったんだよーというニーズにバッチリ応えてくれるものでテンション爆上げでした。
ただ砂漠でのチェイスもわりかし単調なところが多く、前作の全てハイレベルハイテンションなものと比較するとどうしても見劣りしてしまいます。
ただフュリオサが脱出する際に切り落とした腕のシーンは最高に上がりました。上がっていいのかは分からないけれども。
その後の義手が未来へと繋がるんだなとこれまたテンション上がりました。
アニャのフュリオサはハマっていて、吸い込まれるような瞳から繰り出される一挙手一投足に気品と闘争心が感じられてとてもよかったです。
ここ数年の新米映画ファンなので、アニャがどんどん大舞台へ駆け上がっていく様子をリアルタイムで観れているのは幸せ者だなぁと思う節があります。
クリヘムのヴィランはやはりソーがいるからこそどうしても違和感が生まれてしまい、幼きフュリオサを抱えるシーンなんかもうパパやん!とツッコミを入れてしまいそうになったので、めちゃくちゃ頑張ってくれていたんですが、人の良さが今作では少し仇になってしまったのかなと思いました。
敵味方含めデザインも挙動も優等生すぎたのはちょっと残念でした。もう少し弾けていてもよかったのに。
今作の素晴らしいところは怒りのデスロードが再び観たくなったという点に尽きると思います。
果たして作られるべき作品だったのか、というところはありますが、大スクリーンでテンションを上げさせてもらったのでアタイは幸せもんですというところで決着をつけましたチャンチャン。
鑑賞日 6/1
鑑賞時間 9:50〜12:35
座席 Q-43
荒廃した世界を舞台にした西部劇
前作「怒りのデスロード」のスピンオフ作品ではありますが、丁寧に作り込まれたストーリーとなっています。
主人公フュリオサはシタデルの女性大隊長。短く刈り込んだ頭髪と顔に塗った黒いグリースが特徴。左腕の前腕部から先を欠損しており、金属製義手を装着している。この義手は小型モーターを内蔵しており、人間の首すらへし折ってしまうほどの出力を備えている。そのほか、皮革製固定ハーネスとコルセット、ショルダーパッドを身に着けている。動作も俊敏で銃器の扱いにも長け、特に改造型SKSカービンを使った長距離射撃を得意とする。といったキャラ設定がしっかり出来上がっています。ここにいたるまでの生い立ちがベースとなります。展開は、幼い頃にさらわれて、母親を殺されてしまいます。その敵ディメンタスに復讐することを誓い、狂った世界で生き抜いて立ち向かっていきます。まさに西部劇です。馬の代わりに様々に改造したバイク、車、トラック等乗り物が登場します。この改造車の数々はモーターファンでなくても魅力的なデザインと機能を備えています。R指定にならない程度のバイオレンスシーンの演出もかなり計算されています。復讐物のラストである敵のディメンタスとどのように決着するかとなりますが、ここもひねりがきいています。アクション映画としては大満足です。前作の「怒りのデスロード」は事前鑑賞を薦めます。
小ネタですが、フュリオサが一人故郷に戻ろうと疾走しているシーンにマックスがいるのに気づけたらラッキーです。
期待通りの豪快スペクタクル・アクション! 主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と少女時代からの成長過程の描写もさすが
期待通りの豪快スペクタクル・アクション!
最初、今度はフュリオサの前日譚というから、ふーんスピンオフかと思っていましたが、さすがストーリーテラーのジョージ・ミラー!
フュリオサの復讐劇を中心にした、マッドマックス・サーガを展開しておりました。
前作「怒りのデス・ロード」の伏線を回収するかの如く、つながる要素が次々に描かれ、やがて伝説となるのがさすがです。
主演のアニャ・テイラー=ジョイの熱演と、少女時代からの成長を全く違和感なく描かれていたのも凄い。
この狂いきった世界で君たちはどう生きるか(笑)
「お前の怒りを解放しろ」という言葉に惹かれ、迷わず映画館へ足を運びました。
前作鑑賞済みです。
⭐︎以下、ネタバレを含みます。
知っている人にしか伝わらないと思いますが、私にはフュリオサがMGSVのクワイエット、ジャックがスネークに見えていました。
長い髪を剃るシーンはフュリオサの静かなる怒りが表現されていて非常に良かったです。
ラストシーンについて
ディメンタスが手放さなかったボロボロのテディベアが色々なことを物語っていましたが、クリス・ヘムズワースの持つ雰囲気は決して悪くはないんだけど、いまひとつ役不足かもと思いました。
フュリオサに向けて「お前と俺は似てる(同じだ)。俺たちはもう死んでいる」と言い放った言葉がとても印象的でした。
想像したところでどうしようもないことですが、いまは亡きヒース•レジャーだったらこの役をどう演じたんだろうと思ってみたりしました。
個人的にはディメンタスを殴りつけるシーンは不要だったように感じましたが、シンプルに殺すという方法は取らず、生かしたまま種の養分にするという惨さがフュリオサの復讐劇として最適なやり方だと思いました。
最近は映画館から足が遠のいていましたが、思い切って観に行って良かったです。
ジョージ•ミラー監督の79歳とは思えない想像力と独創性には敬服するばかりです。
クリス最高!
怒りのデスロードが先じゃなきゃ成立しない話。
クリスのブッ飛んだ悪役っぷりが最高にハマってて最後やっぱやられちゃうのね、、と悪役なのに何か残念な気分に。。
フュリオサの、目には目をの復讐から大事な人を失った人の気持ちが痛いほど伝わってきた。
なにげにトム・バークが良かったな~悲惨な最期……なのかな?やっぱり。
見終わってからもう一度デスロードを見たくなります。
おもしろかった
ぜんぜん期待していなかった予想に反して最強に面白かった。2024年上半期最強。
おもしろすぎて普段見ないエンドロールまで観てしまった。
そしたらエンドロールが長くて5分か10分近くやってたような。エンドロールのBGMがまたよくて。その長いエンドロールがやっと終わったと思った矢先というか、最後の最後で0.5秒くらいの思わせぶりの動画がチラリ。なんだろう。
あと、インターセプターが出てきたような…。
あと出てくるオートバイがハーレーとか現行のアメリカンタイプのBMW。と、星型エンジン搭載で有名なカスタムバイク。カワサキどこいった。
何はともあれ、よかったよかった。
悲しみをMADに変えて、フューリー・ロードを突き進め
2015年、世界は再び熱狂の炎に包まれた!!
血沸き、肉躍り、偉大なる監督のMADにひれ伏した…
だが…
『マッドマックス』にはまだ語れる物語があった!!
近年最強のアクション映画としてインパクトを放った『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。
昨夜予習で改めて見たけど、やっぱ面白かったね。
あの狂気と興奮から9年…。いよいよジョージ・ミラーが新たな『マッドマックス』のエンジンを噴かせる。
しかし、続編ではない。前作は続きも出来そうだが、見事に物語が終結。続きはちと難しそう。
今回のプロットは前作製作時からすでに構想があったという。
すでに知られている通り、フュリオサの過去。
イモータン・ジョーの私設軍の大隊長であったが、ジョーの妻たちを連れ、反旗を翻す。その逃走の中、マックスと共闘を…。
腕のいいドライバーで、勇敢な戦士。不屈の精神。その源は、故郷への帰還…。
主役のマックス以上に場をさらった。言うまでもなく、シャーリズ・セロンの代表作の一つとなった熱演。
フュリオサの過去は前作でも本人の口から語られていたが、ほんの少しだけ。
左腕が義手になった経緯、如何にして戦士になったのか…?
元々は“緑の地”で平穏に暮らす少女であった。あまりにも壮絶な半生が明かされる…。
フュリオサの物語であると同時に、『マッドマックス』の世界観をさらに掘り下げ。
単なるスピンオフや前日譚ではない。また一つ、新たな伝説が刻まれる…。
故郷から拐われ、母親を殺され…
仇のならず者たちに囚われ…
敵対勢力側の物になり…
虎視眈々と仇討ちと故郷への帰還の機会を狙い…
幼かった少女は悲しみ、憎しみ、傷付きながらも、怒りの戦士=フュリオサへ。
ただ文章にするとよくある復讐物語かもしれないが、圧倒的な画力を目の当たりにすると打ちのめされる。
拐われても決して諦めない。何故ならその後を、母が追う。
娘を取り戻すべく、たった一人で追跡する勇敢な母。後のフュリオサの勇敢さは実母から受け継がれたのだ。初めましてのチャーリー・フレイザーが美しく、カッコいい。
助け出され逃げるも、すぐ追っ手に捕まる。
幼い少女には酷過ぎる。目の前で母は…。
その光景を忘れない。私はあの男を絶対に許さない。この手で必ず殺す…!
最愛の母の命を奪ったのは、凶悪バイカー集団の長、ディメンタス。
雷神様が宿敵へ。憎き仇でありつつ、ユニークさや深みも含ませ、シーンスティラーと絶賛されるほどクリス・ヘムズワースが嬉々として演じている。
仇の“娘”として生かされる。その屈辱はどれほどのものであろう。
この暴力が支配する荒れ果てた地で生きる術を教え、危機に陥った時助けるなど“父親”的な庇護も見せるが、仇である事に違いはない。
一切口を開かず、真っ直ぐ見据え続け…
ある時、一人のウォー・ボーイズを捕まえる。この荒れ果てた地に、豊富な水や資源や武器の砦があるという。
ウォー・ボーイズ、砦、息子や配下、そしてイモータン・ジョーとの“再会”に何故だか嬉しくなった。ああ、この『マッドマックス』の世界…。故ヒュー・キース・バーンに代わりジョーに扮したラッキー・ヒュームが謙遜ナシ。
荒れ果てた世界で、遂に相対した二人の支配者。
これも『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のように分かり易く言うと、大きなシマのヤンキー集団にバイク乗りヤンキー集団がタイマン。
対等な会合の場を設ける為、ディメンタスはジョーのガスタウンを“人質”に。
即座に抗争起きてもおかしくない一触即発の中、会合で一旦手を打つ。ディメンタスはガスタウンを、ジョーはフュリオサを。
かくしてフュリオサはジョーの配下へ。
いつしか少女から成長。奴/隷のように働きながら。
ここでも素性を隠し、何も喋らず。
いよいよ転機の時が訪れる。
ジョーとディメンタスの覇権争いは激化。
ジョーのガスタンクをディメンタスのバイク集団が襲撃。フュリオサは秀でた活躍を。
そんなフュリオサを目に掛け、右腕にしたのは、警備隊長のジャック。
フュリオサに闘い方や自分の全てを叩き込み、過去も話す。フュリオサも誰にも話さなかった自分の事(目的の地がある事)を話す。
若い男女ながら恋愛関係には発展せず。信頼と固い絆。それが『マッドマックス』の世界にぴったり。
この狂った世界の中で、唯一漢を感じさせるジャック。演じたトム・バークのカッコ良さ。是非、彼主役のスピンオフを!
遂にジョーとディメンタスが全面抗争。
その先発として、ジャックとフュリオサがガスタウンを奇襲。
危機もお互い助け合い、生き延びる。混乱の中、二人は“緑の地”を目指して…。
ディメンタスが追う。その執拗さ…!
追い付かれ、激しいカーチェイスが繰り広げられる中、フュリオサは左腕を負傷。二人は捕まる。
その恐ろしい拷問…。ジャックはバイクで延々引きずり回され、フュリオサは負傷した腕で吊るされ…。
絶体絶命。もはや絶望と死しかないのか…?
しかしフュリオサは諦めなかった。一瞬の隙を付き、自ら腕を切断して逃げる。
この時、またたった一人…。ジャックとの死別は劇的に描かれない。暴力と死の世界で、人一人の死など無惨に呆気なく。母の時もそうだった。妙にリアルに感じた。
私から大事な二人を奪った。私はあの男を絶対に許さない。必ず、この手で…。
遂にその時が…。
何とか砦に辿り着く。
あの男は私が殺す。ジョーに進言。
金属の義手を装着。車や武器も。
砦へ進撃するディメンタス集団を襲撃。
たった一人で部下どもを一人一人殺し、ディメンタスを追い詰める。
私を覚えているか。
フュリオサよ。悲しみをMADに変えて、復讐の時だ。
前作『~怒りのデス・ロード』の異常な高揚感にはちと及ばず。
が、期待外れなどでは決してない。
前作は終始アクセル全開の超疾走だったが、本作は徐々にアクセルが掛かってくる。
前半の重厚なドラマに引き込まれ、中盤からの怒涛のアクションにフルスロットル!
代名詞の超絶カーアクションは勿論健在。中盤のガスタンクvsバイク集団はこれぞ『マッドマックス』!
開幕のフュリオサ母の追跡、ディメンタスらによるガスタウン占拠、フュリオサとジャックによるガスタウンでのバトル、フュリオサとディメンタスの決着…。
前作の金太郎飴のようなアクションぎっしりでなくとも、アクションは要所要所に。
迫力の映像、編集、音響、トム・ホルケンボルフの音楽が興奮を高める。
前日譚だからシャーリズ・セロンの不在は致し方ないが、災い転じて福となす。
アニヤ・テイラー=ジョイ降臨。見事、シャーリズ・セロンからフュリオサを引き継いだ。
キュートなルックスと華奢な身体でこの超絶アクションの世界を生き残れるか一瞬不安に思うが、彼女の独特の個性がこの世界観にゾクゾクするほどハマり、何よりあの目力に射撃される。
台詞は少ない。アニヤの登場は中盤になってから。
前半約1時間は少女時代。幼きフュリオサ役のアリーラ・ブラウンも特筆もの。
主役のアニヤが前半1時間も出ないなんて驚かされるが、大胆な構成(5章仕立て)で面白くもある。
しかしちゃんとアニヤの映画であり、クリスらクセ者たちの映画でもあり、フュリオサの物語でもあり、『マッドマックス』の映画。
そして、ジョージ・ミラーの映画。
前作時で70歳。今現在79歳。
前作の時も思ったが、今回は尚更。
一体何処に、このエネルギッシュさやダイナミックさが…?
ドラマチック、エモーショナル、エキサイティングでMADなアクション…。上映時間2時間半もあった…?
しかも『マッドマックス』2本の間に異色ファンタジーも手掛けるフィールドの広さ。
いやもう、80過ぎても90過ぎても驚きはしない。
彼は必ず、また『マッドマックス』の世界に帰ってくるだろう。
そして我々をまだまだ驚愕させ興奮させてくれるだろう。
広い荒野の果てに目的の地を探し続けるの如く。
ジョージ・ミラーと『マッドマックス』はまだ終わらない。闘い続けるフューリー・ロード。
我々は次のMADを待っている。待ち続ける。
タイトルなし(ネタバレ)
前作のマッドマックス怒りのデス・ロードをAmazonで観てからの鑑賞。
前作でも既に主演じゃないか?と言うくらいに活躍していたフュリオサがメインの話。
前作ではフュリオサが砦にいる女性たちを連れて生まれ故郷に帰ろうとするも、もうそこには森が無く荒れていた。なので、また砦に引き返しすことになるのだが、その後どうだったか思い出せないw
今作はその森でフュリオサが悪者たちに連れ去られるとこから始まる。
今作にもいたけどあの乳首を出してる奴はなんだ?w
相変わらずの疾走感!
4DXを初めて体感した時、「これは絶対にマッドマックスで観るべきだ!」と心に誓い、今回無事に成就してきました♪
それにしても、マッドマックスのあの世界観に浸ってしまうと完全にハマって抜け出せなくなりそうで、恐ろしくなります💦
前作も見返したくなりました♪
面白かったけど。。。
期待通りの出来ではあった。
アニャテーラージョイの目力ですべてを持って行った感じ。
もう少し筋肉が付いていればもっと説得力が増したハズ。ちょっと華奢過ぎた。
ストーリーは前半はもう少し短めでも良かった。
逆に後半はジャックとフェリオサのバレットファームでの戦いは良かったけど
砦の軍とディメンタス軍の激突が欲しかったし
フェリオサとディメンタス将軍の会話が冗長だった気がする。
一番残念だったのはフェリオサの子役の顔がAIでの合成映像だった事。
これをやってしまうと役者の価値が無くなってしまうと思うのだが。。。
普通に最高です。
フューリーロードが120点だとすると、比べるものではないとわかっていても比べてしまう…85点。
ハッキリいって充分に面白い作品。
よくまぁいろんなアイデアが思いつくなと関心した。
またフューリーロードでは話の中だけであった畑もちゃんと見せてくれたのは流石だなと思いました。
前半は1や2の雰囲気も感じられて古参のファンサービスも忘れてない。
ここまでやってくれたら文句を言うべきじゃない。
しかし、やや気になるとこが無くはない。
一度しか観ていないので何ともだが…
屈強な男どもは皆がみんな自らが統治し"民に分け隔てなく与えよう"が目的であったが結果はただの独裁者になっている。それは世の常。
イモータンジョーは宗教観を利用しウォーボーイズを上手くコントロールしてる。
一方でディメンタスはただのボンクラ感があって部下をコントロールしきれなかった。
宗教的洗脳を使わないなら恐怖で屈服させコントロールすると思うが、あんなに反乱が起こるまでになってるのはやり方がただ雑過ぎたって事なのかな?
それにディメンタスは仇役としては愛嬌があり過ぎる。
ジョージミラーの事だから何か意図があるはずだと思う。普通復讐ものなら悪役を憎々しく描くもの。
ロボコップのギャングなんかはあれだけ悪い奴らだからカタルシスが生まれた。
でもディメンタスは世界が崩壊した時に家族が殺されている。希望は持つものじゃない。
マックスと内面のプロセスは似ている。
壊れた先のアウトプットが陽キャ、陰キャ。仲間を作る、1人で行動する。常に足りてない、もう何も要らない。外へ吐き出す、内に籠る。
マックスとは陰陽の関係にあると思った。
誰もがこうなる可能性があると。
ここまで何処か憎めないキャラにしたのはそれ以外に何かあるんだろうか?
フューリーロードではイモータンジョーを残虐に殺した。台詞のニュアンスとして感じたのはジョーに直接的に何かされたような印象があった。
その辺が明らかになると思ったが、ジョーからは直接被害を受けてない。
しかし直接的な加害者のディメンタスの方が少々緩めなのが何でだろとノイズになった。
子供の頃は守られてる部分や強くなる為にある種のメンター的な部分もあったのだろうか?本人もラストで殺すのを躊躇してるように見えた。
じゃイモータンジョーがそんなに恨まれる理由はなんなんだ…
今回マックス的なメンターが別にいたが、彼の死も直接は描いていない。後でまた登場するとか?
この作品はフューリーロードの10数年前からの話だと思うが、故郷はその間に砂漠になってしまった。手前にあったオアシスも水が汚染されてと言っていたが…あの豊かな故郷がどうして…
あと、これはどうしようもないが、目で役者を選んだのは理解した。でもアニャさんは可愛い過ぎる。
シャーリーズセロンの演じた人間としての芯の強さが美しさになっているものとは、やっぱり違う。比較しちゃいけないのはわかってるが、気になるものは気になる…
フュリオサ・ビギンズ‼️
今作もサイコーにマッドな世界観に浸れる「マッドマックス」シリーズの最新作です‼️マックス・ロカタンスキーと並び、「マッドマックス」サーガのみならず、映画史に残るキャラクター、フュリオサ‼️超傑作「怒りのデス・ロード」でシャーリーズ・セロンが体現した、この愛すべきキャラクターを今回、アニャ・テイラー=ジョイが演じ、なかなか頑張ってます‼️ディメンタス率いるバイカー集団に母を殺されたフュリオサは復讐を誓い、ディメンタスと城塞都市に君臨するイモータン・ジョーの争いの渦中に飛び込んでいく・・・‼️前作「怒りのデス・ロード」でのイモータン・ジョー率いるウォー・ボーイズの面々に加え、今作ではディメンタス率いるバイカー集団という新たにマッドな面々が加わっているので、その世界観はさらに濃密になってます‼️特にディメンタスを演じるクリス・ヘムズワースは、その声色といい、胸にぶら下げたクマのぬいぐるみといい、"雷神ソー" のイメージを覆す怪演で、まるで馬車のような三連のオートバイを操る彼が、荒野でバイカー集団を率いるビジュアルはホントに壮大で美しい‼️そして前作同様、カッコいいメカたちによるアクション・シーン‼️バイカー集団とウォー・ボーイズたちによるアクション・シーンは前作同様、このシリーズ独特のアドレナリン大放出の凄まじさです‼️前半の子役のフュリオサからアニャのフュリオサへ‼️母を失い、復讐に燃え、片腕までも失い、髪を剃ってシャリーズのフュリオサを連想させるに十分な熱演で、その眼力が素晴らしいアニャも頑張ってますけど、子役時代のアリーラ・ブラウンちゃんも見事です‼️フュリオサがディメンタスを培養土にする処刑シーンのビジュアルも衝撃的で、その後の「怒りのデス・ロード」に続く物語展開も見事‼️15年間の大河ドラマという事で、スピード感と中毒性では「怒りのデス・ロード」に及びませんが、前日譚としては最上のモノですね‼️そしてやはりその不在が寂しさを募らせるマックス・ロカタンスキーですが、愛車のインターセプターとともに後ろ姿で一瞬登場してるのも嬉しいですね‼️マックスの存在感をこの「マッドマックス:フュリオサ」に感じる事が出来ます‼️
ちょっと説教くさいかも!
楽しめたけど、期待が大き過ぎたのかもう一歩…
行って帰って来ただけと言われたら前作の方が衝撃的だったかな? フェリオサの子供時代から始まるので、チャプター仕立てで物語が進んでいきます。 けどなんか勢いが弱いと言うか続かないんですよね… 一番盛り上がる所が一作目と同じウォータンクのくだりでした。
スピード感が前作より無い事もあって、グッと寓話感が強まりました! ディメンタスの参謀も、もうマーリンの様な賢者にしか見えない?
フェリオサが勇敢でカッコ良くて可愛い
怒りのデス・ロードの前日譚。
少女フュリオサは緑の地で木の果実を採っていた時、ディメンタス率いるバイカー集団に捕まり、連れ去られ、彼女を奪い返そうと追ってきた母は捕まりフュリオサの目の前で殺された。荒れ果てた地で暮らす彼らは、イモータン・ジョーが統治する要塞を手に入れようとし、ディメンタス軍とイモータン軍が要塞の覇権を巡って対立した。フュリオサはイモータン軍に入り込み、成長し、ディメンタスへの復讐と故郷・緑の地への帰還を図るという話。
車やバイクの派手なアクションが最大の見所。
そして、ディメンタス軍とイモータン軍の戦いの中で、イモータンの重要な地位についたフェリオサの成長と戦闘アクション、そして故郷への帰還が叶うのか、とハラハラドキドキしながらフェリオサを応援してた。
成長したフュリオサ役のアニヤ・テイラー=ジョイは目力が有ってカッコよかった。特に左手首を鎖で縛られた時、左腕を自ら切断し、片手でバイクで逃走するシーンは感動して涙が出た。発進時などクラッチをどうやって操作したのか?そこは言っちゃダメなんだろうけど。
さらに、少女フェリオサ役を演じたアリーラ・ブラウンが勇敢で可愛かった。
6/2追記
4DX吹替で2度目を鑑賞
振動、風、水、香、プラス1100円の価値あるかも。
お母さんが少女フェリオサを助けにきた時、命乞いした女性兵士を殺さなかった優しさ、フェリオサが逃げずに戻ったシーンが何度もあり、冷徹になれない優しさを再確認した2度目でした。評価を➕0.5に変更します。
どうしたって比べてしまう
結果、観たかったのはマックスの物語であって『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で女性を中心にフュリオサを描き切った筈でアニャ・テイラー=ジョイを若きフュリオサにしたのは良いとしても主役としての存在感のなさが玉に瑕、鼻を特殊メイク?のマイティ・ソーが悪役としてキャラが立っていない、どう演じたいのか間抜けな奴にしか見えないし最後は喋り過ぎ、申し訳程度でのマックス登場には誰への気遣いか?そんなマックス不在を誤魔化しているように代わりみたいな警護隊長ジャックがお世辞にも格好悪くて。
物語も序盤からテンポが悪くテンションが沈む感覚を維持しながらそんな退屈になる間際でアクションシーンをぶち込んでくる感じに話の流れと関係ないような気もしてきたり、比べるしかない訳で期待してしまう訳で超えられる訳もなく、でも比べてしまう、それ程に偉大な怒りのデス・ロードな訳で。
ヴェノムなんか演っていないでトム・ハーディでサーガとかなしで前作から続く物語が観たかった、エンディングはダイジェストで流すし本作観る前の日に観てるしデス・ロード、マックスは主人公であって主役ではないシリーズ感に存在しないのは野暮過ぎて、ニュークスとか様々に誕生した濃いキャラクター陣、役者でもゾーイ・クラヴィッツやライリー・キーオにアビー・リーだったり新生が、そもそもの復讐にイモータン・ジョーは無関係だったのネ。。。
ひどい
ごめんなさい。
楽しみにしてた分ガッカリが大きかった。
怒りのデスロードを観てない彼も一緒に観てくれて、終わってから話してたら、彼の方がしっかり観てくれてた。コレが面白かったって言われたらどうしようかと思ったって言われた。ぜんぜん面白くなかったよ。
私は何だよこれって感じで途中から諦めてた。こんなつまらない映画誘ってごめんねと謝った。
最後の股間から木が生えてたの何あれ。彼が解説してくれたけど、全く理解できねーのだが。
腕が無くなった原因も薄っぺらい。
残酷さも怒りのデスロードほど物足りなさすぎ。
フュリオサと手を組んでも良いって言ってたオッサン、もう少し輝かせてあげてよ。手を組むシーンにワクワクしたのに、死に方とか花持たせてくれよ。
天敵のオッサンの悪どさが足りなすぎるよ。ラストはコントかと思ったよ。部下たちが気の毒すぎるよ。
帰って怒りのデスロード観た。口直し!
お金かけてそうなのに、こんな期待はずれとは思わなかった。
怒りのデスロードは最初から最後までドキドキハラハラ。
良かったシーンは、フュリオサがマシーンの尻尾ぶん回せぇってところ。ウォーボーイ撃たれて自分で起動してたけど。
全129件中、81~100件目を表示