マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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マッドフュリオサ
思い返せば、
そもそも『マッドマックス』は復讐の物語だった。
本作も主人公が復讐のために狂気に飲み込まれていく。
一作目で復讐をやり遂げたマックスは『マッドマックス2』以降、目的を見失い主人公として能動的には物語を動かさない、狂言回しとなっていた。
そういう意味で、本作はシリーズの原点に立ち返ったと言って良いでしょう。
比べても仕方がないのだが(想像で勝手に期待するのも良くないのだが)、
9年前に「怒りのデスロード」を初めて鑑賞した時はモノリスに触れた様な衝撃と興奮だった。
残念ながら、本作からはあの時感じた【猛烈に新しい価値観】は得られなかった。仕方ない、本作は前作の延長線上にあるんだから。でも、ヘンテコな車のヘンテコなカーチェイスや表情(目が9割)だけで全てを語る主人公など、期待していたものはタップリ観られた。公開順が逆だったら、本作は人類を新たなステージに上らせたかもしれない。
とはいえ、
終盤の宿敵を追い詰めたフュリオサのカッコ美しい立ち姿を拝むためだけに何度も観たくなる傑作でした。
余談
シネコンの売店で「フュリオサのパンフ」とお願いしたら、少し間があり「マッドマックスですね?」と言われてテンションが下がった。
セリフより眼力
推しの声優が主演の吹き替えをしているという情報をキャッチしたのでノコノコ観賞しに行った次第ですが、なんだよ、極端に寡黙な役じゃん!う〜ん、まぁ、役柄に合ってはいたし、フュリオサとして十分演じきれていたと思うので良しとしたいところだけど、やっぱ推し目的で行ったにしては吹き替え出番が少なすぎて消化不良。フュリオサはセリフじゃなくて眼力じゃん!しかも敵役の方が喋りの出番多かったじゃん!
と、個人的な不満はさておき作品としては、やっぱり、うーんどうだろ?
マッドマックスと言えば1、2を観ているだけでその後のシリーズはさっぱりでして、更に日本語吹き替え版を観ているとマッドマックスというより北斗の拳を観ているみたいでしたね。
そうそうチラッとインターセプター出てましたね。もっとよーく見ればグースやトゥーカッターのKawasakiも出てたりしてね(笑)
印象的なのはやはり主役フュリオサの眼力!印象的なのはそのくらいかなぁ。
エグいグログロシーンも多いし、ひどい拷問を連想させるようなシーンもあるし自分には少々合ってなかったかも。なんでみんな平和にやって行けないものかねぇ。
武装トレーラーを襲うバトル&カーアクションはやっぱりマッドマックスやね!
マッドマックスという文化を絶やさないための作品って気がしてきました。
バイオレンスカーアクション楽しみたい方はどうぞ!
自分の中でハードルを上げ過ぎた
IMAXで視聴したが映像の迫力満載で、これはCG?それともスタント?ってシーンが中盤くらいから次々と出てくる。
ただし、いかんせん自分の中で前作が良過ぎたので期待値が上がってしまい、若干不完全燃焼感があった。
前作は最初から最後まで気が狂ってるとしか言えない常軌を逸したクライマックスさながらのシーンの連続であったが、今作はところどころあるが抑えめ。
最後のシーンも若干のサプライズはあったが、あれ?これで終わり?と言った感じであった。
ただ、間違いなく劇場で観るべき映画で決してつまらなかったわけではない。あくまで、前作が良過ぎた結果、勝手に、期待値爆上がりしてしまっていた、ただそれだけのことで気になっているかたは是非劇場へ!
(そのままですが)若きフュリオサ
砂漠を疾走するタンク、タンクに映る砂漠と青空
世紀末感
メインでないもののウォーボーイズも笑
小学生男児のようなワクワク感、これを大人が作っているのが凄い。
私はアラサーなもんで、怒りのデスロードでの共闘感のほうがしっくり来ますが
今回は若きフュリオサということで、そりゃ優男がいたらいい感じになるよなぁ。ただ結末はわかっているので切ない。
当たり前ですがフュリオサも若い頃があってあのかっこいい自立した女性に。しんみりしつつ、なんだか元気を貰いました。
北斗の拳
この程度では、9年間の渇きは潤せない。
2015年、映画ファン及び映画界に熱狂の大旋風を巻き起こした、「マッドマックス 怒りのデスロード」
常軌を逸した超絶怒涛のカーアクションの連続は、映画史を変えたと言っても過言ではない。
9年の時を経て、その前日譚として制作された本作。一も二もなく映画館へ駆け込むのは当然と言えよう。
単純に、あの狂気の世界のスピンオフが今一度見られたこと、それ自体が行幸という他ない。
殺戮兵器のボビー・ノッカー(後部、5つのトゲ付き鉄球が高速回転する装置)、
モーターパラグライダーのスカイアクション、
弾薬畑(パレットファーム)での大アクションシーンなど、見応えはやはり抜群だった。
アニヤ・テイラー=ジョイも好演していたと思うが、フュリオサの母役のチャーリー・フレイザーの格好良さに痺れました。
ですが、やはり物足りなさを感じたのも事実です。
どうしても「怒りのデスロード」と比べてしまいますが、
あそこまでのインパクトは感じられなかったですし、だいたい本編150分は明らかに長すぎてテンポが悪く感じました。
途中、長い月日を経る展開も強引ですし、
そもそも「怒りのデスロード」も復讐劇で、本作もまた復讐劇なのはまたこの展開かよと思いました。
なにより酷いのはジャックの扱いで、明らかに描写が雑です。
決して悪いわけでは無いけれども、なんだか突き抜ける良さも感じられないという、なんとも消化不良な一作でしたね。
ダイジェスト部分をもっと詳しく見たかった
しっかりとマッドマックスシリーズだった
マックスの出番は数秒だったがマッドマックスシリーズとして申し分ない。
前作に続いてカーチェイサーはもちろんピンチの訪れ方も継承していた。
スピンオフということもありストーリーは前作よりも濃かった。怒りのデスロードへの繋げ方も素晴らしい。
怒りのデスロードを観たくなる
物語る作品
初日にIMAXで3回。
前作は本当にびっくりした。
アトラクションに乗っているようにあっという間のなのだけど、全てのシーンに巧妙にストーリーが組み込まれていて、何回観ても毎回新たな発見がある。
とても中毒性の高い作品。
今作は、フュリオサとは誰なのか。
彼女の怒りの原点。
その物語。
15年以上に及ぶ彼女のお話なので、そりゃ2時間超えるし、前作よりも説明的な部分は増える。
少し話が止まるような瞬間はあるけど、それはフュリオサの怒りが蓄積されていく時間。
純粋な怒りが彼女を動かす、その為の時間。
フュリオサ母が言う、称賛の「good girl」が素敵!
「怒りのデスロード」と2本立てで上映してくれたら最高なんだけどな!
悲劇と復讐の一代叙事詩!FRの完璧な前日譚!
これはフューリーロードの焼直し映画ではない。
15年に渡るフュリオサの悲劇と復讐譚。
そして前作に直接繋がるラスト!
続けてFRを観れば脳汁が10倍噴き出ること間違いなし。
ディメンダス、イモータン・ジョー、ジャックとフュリオサの関係性。
生き残るためのフュリオサの決断と行動。
各陣営のパワーバランス、同じ舞台でも演出が全く異なる映画に仕上がってる!
勿論映画の見せ場はFRを超えるトンデモカーアクション!ウォータンク制作シーンも激アツ。
・ディメンダスの砦襲撃(返討ち)!
・ウォータンク対モーティファイアー軍団!
・弾薬畑でのウォータンク対ディメンダス軍団
とくに3章のウォータンク対モーティファイアー軍団シーンは度肝を抜かれた。
オクトボス達がパラシュート部隊でタンクを奇襲。
これ、本当にパラシュート使ってるなら気が狂ってるとしか思えない(超ホメ)。
ウォーボーイズと火槍の応酬!
タンク下に捕まり命がけで修復するフュリオサ!
タンク上の銃撃戦、、からの最後には必殺兵器ボミーノッカー!
もう15分アドレナリンの洪水!
個人的に近年劇場で観たアクションシーンでは圧倒的にNo.1!
今回は、ストーリーの展開的に悲劇性が強く、FRの方が面白かったという人がいるかもしれない。
しかし!これをFR Part1として捉えたら、これ以上のものが果たして存在するか!?直後にFR観たらカタルシスが10倍増しになるだろ。
と言うわけでFRのリバイバル上映お願いします。
追記)
有名作だが、ガスタウンの当主が模写してたのは、後期ラファエル前派の画家ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「ヒュラスとニンフたち」。
ヒュラスをディメンダスと捉えるのは無理があるが、最後は木をはやしてるからおやおや?と思ってしまう。
やっぱり凄いぞMAD MAX
生きる理由などとうに忘れた
暗黒の天使 我らが大隊長フュリオサ 母との約束
胸を熱くさせてくれた大作『Fury Road』から10年弱
前日譚が観れる感慨深さ
まさかエンドクレジットで泣くとは思わなかった
フュリオサの半生に焦点を当てた今作
前作の様にノンストップのど迫力アクションだけではなく、彼女の心の強さも描き、荒廃した世界観は更にブラッシュアップされ、2時間半1秒も中弛みする事なく観れた
あんなに激しい戦闘シーンに一切のグロさを感じさせず
、簡単に血飛沫ブシャーも見せずに、このクオリティのアクションになるなんてジョージ・ミラー監督始め製作陣は天才としか。
2大主演も最高でした!
観てるこちらもフュリオサの怒りが宿る程の悪役ディメンタスを演じたクリス・ヘムズワーズさん
フュリオサはひたすら強いからシャーリーズ・セロンさんがハマり役かと思ってましたが、めちゃくちゃかっこよかったアニャ・テイラー=ジョイさん
2人のベストアクトじゃないかと思う
少女時代を演じたアリーラ・ブラウンさんも素敵でした✨
ありがとうございました
Stars be with you
前作ほどではないかもしれないが、
面白かった。
上手いなと思うのは、筋書きは強い女性がアホな男性達をぶちのめすという女性向けで、映像はアクションや様々な車が次々に登場して男性向け、と、幅広い層をガッチリ押さえている点。観ている人に、どうやって撮影したのだろうと思わせるシーンばかりなのも惹きつける魅力。
フュリオサの母親もかっこよかったけど、クリス・ヘムズワースも斜度45度くらいの崖を車(と言っても普通の自動車ではないが)で駆け上るシーンはワンカットだったので本人だとすると、凄い。
スピード、迫力は流石、デスロードに繋がった。
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