マッドマックス フュリオサのレビュー・感想・評価
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復習要
鑑賞動機:前作のフュリオサ7割、アニヤのフュリオサ2割、予告のフュリオサ1割
シリーズは前作のみ鑑賞(v1)。
IMAXにて。ストーリーの進行自体はちょっと丁寧すぎるくらいだから、単体でもいける気はするけど、前作観てるとなおよし(特にイモーたん周り。へんたいだー!)。アニヤはセリフは少ないし顔を隠してる場面も多いけど、あの強力な視線で雄弁に心情を叩きつけてくる。いやあ立派になったなあ。
派手さは無いものの、トム・パークもよかった。沈着冷静ながら、時折見せるさりげない優しさに、そりゃあコロっといく。
カーアクションは予告でちょこちょこ出してはいたけど、アレは本編初出しで使うの分かってるのにタメテタメテタメテ、ハイグイーン!ドーン!ウォー! さすがに前作で慣らされたというか手懐けられているので、何が起きても驚かないつもりだったが、とんでもなさは抑えられたように思うが、ひも引いてスイッチ入ったのは吹いた。
とはいえ力技一辺倒というわけでもなくて、木の成長のシーンとかをスルッと入れちゃたり、小道具の使い方とかハッとさせられる。
まあでもv1かな。
おもしろかった
ぜんぜん期待していなかった予想に反して最強に面白かった。2024年上半期最強。
おもしろすぎて普段見ないエンドロールまで観てしまった。
そしたらエンドロールが長くて5分か10分近くやってたような。エンドロールのBGMがまたよくて。その長いエンドロールがやっと終わったと思った矢先というか、最後の最後で0.5秒くらいの思わせぶりの動画がチラリ。なんだろう。
あと、インターセプターが出てきたような…。
あと出てくるオートバイがハーレーとか現行のアメリカンタイプのBMW。と、星型エンジン搭載で有名なカスタムバイク。カワサキどこいった。
何はともあれ、よかったよかった。
前作よりは熱量が低い
やはり前作の強烈なインパクトが今回かなり弱まっていると感じた。キャラクターや世界観が使いまわされているからかもしれない。
また、残念ながら、アニャ・テイラー・ジョイは演技はとても上手なのだが、あまりにも華奢で迫力に欠けてしまったと思う。シャーリーズ・セロンが身体が大きかったからというのもあるが。
今作から観た人は未消化な感覚を受けるかもしれない。だが前作を観ている人間からすると、今作はスピンオフ、おまけエピソードというふうにも捉えられる。
ディメンタスにもうちょっと深みが欲しかったかも。
ただ、カーアクションはやっぱり秀逸。このレベルはマッドマックスでなければ体感できない!!!クリエイティブで、見たこともない改造車や武器が登場する!急傾斜を登っていくシックスフットはあり得なさすぎて爆笑。衣装も凝っていて楽しい。骸骨ヘルメットのデザインがとても好き。
時々差し込まれる残酷なシーンも、ジョージ・ミラーならではのものを感じる。
悲しみをMADに変えて、フューリー・ロードを突き進め
2015年、世界は再び熱狂の炎に包まれた!!
血沸き、肉躍り、偉大なる監督のMADにひれ伏した…
だが…
『マッドマックス』にはまだ語れる物語があった!!
近年最強のアクション映画としてインパクトを放った『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。
昨夜予習で改めて見たけど、やっぱ面白かったね。
あの狂気と興奮から9年…。いよいよジョージ・ミラーが新たな『マッドマックス』のエンジンを噴かせる。
しかし、続編ではない。前作は続きも出来そうだが、見事に物語が終結。続きはちと難しそう。
今回のプロットは前作製作時からすでに構想があったという。
すでに知られている通り、フュリオサの過去。
イモータン・ジョーの私設軍の大隊長であったが、ジョーの妻たちを連れ、反旗を翻す。その逃走の中、マックスと共闘を…。
腕のいいドライバーで、勇敢な戦士。不屈の精神。その源は、故郷への帰還…。
主役のマックス以上に場をさらった。言うまでもなく、シャーリズ・セロンの代表作の一つとなった熱演。
フュリオサの過去は前作でも本人の口から語られていたが、ほんの少しだけ。
左腕が義手になった経緯、如何にして戦士になったのか…?
元々は“緑の地”で平穏に暮らす少女であった。あまりにも壮絶な半生が明かされる…。
フュリオサの物語であると同時に、『マッドマックス』の世界観をさらに掘り下げ。
単なるスピンオフや前日譚ではない。また一つ、新たな伝説が刻まれる…。
故郷から拐われ、母親を殺され…
仇のならず者たちに囚われ…
敵対勢力側の物になり…
虎視眈々と仇討ちと故郷への帰還の機会を狙い…
幼かった少女は悲しみ、憎しみ、傷付きながらも、怒りの戦士=フュリオサへ。
ただ文章にするとよくある復讐物語かもしれないが、圧倒的な画力を目の当たりにすると打ちのめされる。
拐われても決して諦めない。何故ならその後を、母が追う。
娘を取り戻すべく、たった一人で追跡する勇敢な母。後のフュリオサの勇敢さは実母から受け継がれたのだ。初めましてのチャーリー・フレイザーが美しく、カッコいい。
助け出され逃げるも、すぐ追っ手に捕まる。
幼い少女には酷過ぎる。目の前で母は…。
その光景を忘れない。私はあの男を絶対に許さない。この手で必ず殺す…!
最愛の母の命を奪ったのは、凶悪バイカー集団の長、ディメンタス。
雷神様が宿敵へ。憎き仇でありつつ、ユニークさや深みも含ませ、シーンスティラーと絶賛されるほどクリス・ヘムズワースが嬉々として演じている。
仇の“娘”として生かされる。その屈辱はどれほどのものであろう。
この暴力が支配する荒れ果てた地で生きる術を教え、危機に陥った時助けるなど“父親”的な庇護も見せるが、仇である事に違いはない。
一切口を開かず、真っ直ぐ見据え続け…
ある時、一人のウォー・ボーイズを捕まえる。この荒れ果てた地に、豊富な水や資源や武器の砦があるという。
ウォー・ボーイズ、砦、息子や配下、そしてイモータン・ジョーとの“再会”に何故だか嬉しくなった。ああ、この『マッドマックス』の世界…。故ヒュー・キース・バーンに代わりジョーに扮したラッキー・ヒュームが謙遜ナシ。
荒れ果てた世界で、遂に相対した二人の支配者。
これも『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のように分かり易く言うと、大きなシマのヤンキー集団にバイク乗りヤンキー集団がタイマン。
対等な会合の場を設ける為、ディメンタスはジョーのガスタウンを“人質”に。
即座に抗争起きてもおかしくない一触即発の中、会合で一旦手を打つ。ディメンタスはガスタウンを、ジョーはフュリオサを。
かくしてフュリオサはジョーの配下へ。
いつしか少女から成長。奴/隷のように働きながら。
ここでも素性を隠し、何も喋らず。
いよいよ転機の時が訪れる。
ジョーとディメンタスの覇権争いは激化。
ジョーのガスタンクをディメンタスのバイク集団が襲撃。フュリオサは秀でた活躍を。
そんなフュリオサを目に掛け、右腕にしたのは、警備隊長のジャック。
フュリオサに闘い方や自分の全てを叩き込み、過去も話す。フュリオサも誰にも話さなかった自分の事(目的の地がある事)を話す。
若い男女ながら恋愛関係には発展せず。信頼と固い絆。それが『マッドマックス』の世界にぴったり。
この狂った世界の中で、唯一漢を感じさせるジャック。演じたトム・バークのカッコ良さ。是非、彼主役のスピンオフを!
遂にジョーとディメンタスが全面抗争。
その先発として、ジャックとフュリオサがガスタウンを奇襲。
危機もお互い助け合い、生き延びる。混乱の中、二人は“緑の地”を目指して…。
ディメンタスが追う。その執拗さ…!
追い付かれ、激しいカーチェイスが繰り広げられる中、フュリオサは左腕を負傷。二人は捕まる。
その恐ろしい拷問…。ジャックはバイクで延々引きずり回され、フュリオサは負傷した腕で吊るされ…。
絶体絶命。もはや絶望と死しかないのか…?
しかしフュリオサは諦めなかった。一瞬の隙を付き、自ら腕を切断して逃げる。
この時、またたった一人…。ジャックとの死別は劇的に描かれない。暴力と死の世界で、人一人の死など無惨に呆気なく。母の時もそうだった。妙にリアルに感じた。
私から大事な二人を奪った。私はあの男を絶対に許さない。必ず、この手で…。
遂にその時が…。
何とか砦に辿り着く。
あの男は私が殺す。ジョーに進言。
金属の義手を装着。車や武器も。
砦へ進撃するディメンタス集団を襲撃。
たった一人で部下どもを一人一人殺し、ディメンタスを追い詰める。
私を覚えているか。
フュリオサよ。悲しみをMADに変えて、復讐の時だ。
前作『~怒りのデス・ロード』の異常な高揚感にはちと及ばず。
が、期待外れなどでは決してない。
前作は終始アクセル全開の超疾走だったが、本作は徐々にアクセルが掛かってくる。
前半の重厚なドラマに引き込まれ、中盤からの怒涛のアクションにフルスロットル!
代名詞の超絶カーアクションは勿論健在。中盤のガスタンクvsバイク集団はこれぞ『マッドマックス』!
開幕のフュリオサ母の追跡、ディメンタスらによるガスタウン占拠、フュリオサとジャックによるガスタウンでのバトル、フュリオサとディメンタスの決着…。
前作の金太郎飴のようなアクションぎっしりでなくとも、アクションは要所要所に。
迫力の映像、編集、音響、トム・ホルケンボルフの音楽が興奮を高める。
前日譚だからシャーリズ・セロンの不在は致し方ないが、災い転じて福となす。
アニヤ・テイラー=ジョイ降臨。見事、シャーリズ・セロンからフュリオサを引き継いだ。
キュートなルックスと華奢な身体でこの超絶アクションの世界を生き残れるか一瞬不安に思うが、彼女の独特の個性がこの世界観にゾクゾクするほどハマり、何よりあの目力に射撃される。
台詞は少ない。アニヤの登場は中盤になってから。
前半約1時間は少女時代。幼きフュリオサ役のアリーラ・ブラウンも特筆もの。
主役のアニヤが前半1時間も出ないなんて驚かされるが、大胆な構成(5章仕立て)で面白くもある。
しかしちゃんとアニヤの映画であり、クリスらクセ者たちの映画でもあり、フュリオサの物語でもあり、『マッドマックス』の映画。
そして、ジョージ・ミラーの映画。
前作時で70歳。今現在79歳。
前作の時も思ったが、今回は尚更。
一体何処に、このエネルギッシュさやダイナミックさが…?
ドラマチック、エモーショナル、エキサイティングでMADなアクション…。上映時間2時間半もあった…?
しかも『マッドマックス』2本の間に異色ファンタジーも手掛けるフィールドの広さ。
いやもう、80過ぎても90過ぎても驚きはしない。
彼は必ず、また『マッドマックス』の世界に帰ってくるだろう。
そして我々をまだまだ驚愕させ興奮させてくれるだろう。
広い荒野の果てに目的の地を探し続けるの如く。
ジョージ・ミラーと『マッドマックス』はまだ終わらない。闘い続けるフューリー・ロード。
我々は次のMADを待っている。待ち続ける。
砂漠をバギーで爆走したくなった
正直がっかり
芝居が臭すぎて中盤以降はもうおなかいっぱいって感じでゲンナリしました。
前半は怒りのデスロードのこと思って胸打つシーンもそれなりにありましたがもうしつこいよー。
いらないシーンもっとガンガン切ってスピード感とか濃淡とかつけてくれ。
前作程のワクワクやドキドキはなかった。
ただ、そもそもが前作公開時にアニメーションで同時上映する予定だった作品と知ってそれなら納得しうるというか、これ見てデスロードの爆音上映とか4D上映とかまた観たいと思わせるという意味で完成していたと思う。
これだけ時間があいて、しかも続編(前日譚)という体で出されると正直期待はずれだった。
こんなもんで満足は出来ない。
次はマッドマックスとフュリオサのその後を描いて欲しいな。
今年は砂漠映画ですね
VFXのクオリティが若干DUNE PART2 に劣りますが、砂漠映画としては同レベルかそれ以上の仕上がり。来年のアカデミーの視覚効果賞はこの2つのどちらかな気がします。
全体的に頭を空っぽにして見るのが丁度いい。そうするとラストシーンがより楽しめると思います(少し知性を取り戻せるので、それが気持ちよかった)。
また、カメラワークとライティング、メイクが神がかっている画面に集中して、そこを味わって見てほしいですね。アクションシーンも派手さではなく見やすさを重視してとても好感が持てます(派手さもあるよ)。
内容的にはディメンタスについての掘り下げがあと少しほしかった。
彼は怒りのデスロード後のフェリオサの運命にもつながる人物だと思うので、その辺気になる。
それでも今作は全体的に秘めた憎しみをアクションにぶつける感じで、ただのアクション映画ではなく、どこか懐かしさもあります。王道です。
恨みと故郷へ帰るという希望を軸にした個人的なストリートは世界で通用するでしょう。
ストーリー的に外連味のなく、すっと入っていけるストリートはやっぱり個人的に好きです。
dune part2にもでているのはアニャテイラージョイすごすぎですね。今後が楽しみな女優です。
↓本編関係なし。カメラの話
撮影は特に今回調べてませんでしたがエンドロールにpanavision と出ていました。DuneのARRI、MAD MAXのpanavision今年はデジタルIMAXカメラの年ですね。フォーカスがフィルムより安定していると思うので、今後の大予算IMAX作品がデジタル化していく良い先例にもなるのではないでしょうか?
爆走チェイスは健在なれどマッド風味はやや薄味
待ってましたのマッドマックス最新作は、前作で主人公のマックス以上に大活躍だった女戦士フュリオサの前日譚です。前作でも魅力的だったキャラだけに、無法者にさらわれた少女が故郷に帰る夢を捨てず戦士になっていくストーリーは、子役から大人役のキャストの熱演もあって盛り上がります。巨大な銀ピカタンクローリーや崖っぷちでも登ってしまうバギー車など、改造車同士の熱いバトルはド迫力だし、荒涼とした砂漠の映像も素晴らしいです。一方で、前作デスロードでの竹竿アクションや応援ロックライブ車など、どこかぶっ飛んだ強烈にマッドな仕掛けが足らない感じで残念。悪役のディメンタスも途中からなんか小粒な感じになっちゃうので、お話しが中だるみ気味になってしまうし、ジャック隊長の扱いもあっさりで,脇役のキャラに強烈さが足らないと思いました。役者では、アニヤ・テイラー=ジョイが大熱演、眼力あるなー。クリス・ヘムズワースはもう一押し。
タイトルなし(ネタバレ)
前作のマッドマックス怒りのデス・ロードをAmazonで観てからの鑑賞。
前作でも既に主演じゃないか?と言うくらいに活躍していたフュリオサがメインの話。
前作ではフュリオサが砦にいる女性たちを連れて生まれ故郷に帰ろうとするも、もうそこには森が無く荒れていた。なので、また砦に引き返しすことになるのだが、その後どうだったか思い出せないw
今作はその森でフュリオサが悪者たちに連れ去られるとこから始まる。
今作にもいたけどあの乳首を出してる奴はなんだ?w
あのシーソーみたいなの
ただ凄い。
来週は4Dで観るど❤ ❤ ❤
前作の凄さを再認識
私のオールタイムベストの一本である、前作「怒りのデスロード」。
その続編と聞けば、嫌でも期待値が上がってしまうのはしょうがない。
前作のキャラクターたちもたくさん登場するし、関連する小ネタも多い。
スピンオフである以上、前作観ずにこの作品だけを観るってのはさすがに無謀だろうな。
前作は、ほぼ2時間ずっとハイカロリーな激走・激突・激闘が繰り広げられただけでなく、「行って帰る」という物語のシンプルさに反して、ここで初めて見る文化や風俗・自然や宗教的な世界観のすべてがとにかくカッコ良かった。
今回はそれがベースなので、カーアクションなどは武器や空中戦などの新たな要素もあったが、この世界全体には特に大きな改変があるワケでもないって考えると、さすがに前作とそのまま比べる…ってのはちょっと申し訳ない。
でも、そういう「初めて見る驚き」「根拠の不明な独特なルール」を伴う、前作で感じた新鮮味を伴う感動はやはり本作には少ない。
加えて、言ってみれば今回は「フュリオサの復讐」が一つのテーマである以上、敵役のクリヘムをもっと極悪人に仕立て上げるべきではなかったか。
確かに今回の「ディメンタス」は、言うこと・やること・態度含めてクズ野郎なんだけど、あまりにアホ過ぎてコメディっぽく受け取れるシーンも多く、どちらかというと彼の持って生まれた愛らしさと相まって、最後の決着にカタルシスがあまり感じられなかった。
そして、戦闘モノに絶対大事なのは「魅力的な敵」。
イモータン・ジョー側に前作のキャラクターが多く登場する割に(当然ここで死なせるワケにいかないとは言え)あまり具体的な活躍はなく、ディメンタス側の敵はキャラクターが弱くて活躍も淡白だったのが残念だったな。
十分娯楽映画としては楽しいし、今観ておくべき作品。上映の2時間半なんてあっという間なんだけど、この作品を振り返る度に、「『怒りのデスロード』って、どれだけすごい作品だったか」という感想に結局至ってしまう。
偉大な父を持つ子供の苦しみ…ということですかね、これは。
繰り返しますが、それでも観るべき映画です。もちろん映画館でどーぞ。
でがらし
期待は裏切られない
暴力の応酬の先にあるもの。
感想
このシリーズは毎回鑑賞していて、それなりにア
クション的にも見どころがあり、今回のフュリオサも質の良い、アクション満載のエンターテイメント映画であった。ストーリーとしても一本の映画で完結するように出来ているので、マーベルシリーズ程の、毎回必要になる細かいオタク的解釈や、難解さは必要としないが、ジョージミラー、マッドマックス教!みたいな、新興宗教ぼい感じの売り文句が、今回気になった。
しかし、この映画の中で描かれている世界秩序崩壊後の理不尽と不条理が罷り通る世界は、既に現実世界でも至る所で(戦争等の紛争や政治や社会的に身近な問題として発生している事件等で)発生している。年齢を重ねてきて最近は、自分と能力も体して変わらない、一部の、人の道理として誤っている考え方を持ち合わせた人間が招いているこの現実社会の理不尽な問題を真剣に受け止めて自分なりに解決していくと決めた時点で今まで架空の世界でゲームのように楽しんでいた、無秩序で野蛮な暴力にカタルシスを感じるストーリーを心から楽しむ事が出来なくなってしまった。
頑固で屁理屈な話かもしれない。だが、暴力至上主義が全ての人間における、ヒエラルキーの頂点にあるという考え方に基づく映画をどうしても認められない。その考え方自体ストレスだと、今回気付いた自分がいた。もう暴力には飽々しているのだ。
別に監督や制作者たちを批判している訳ではない。この映画路線を創りあげたジョージミラーは素晴らしい監督である事は間違いない。
悪しからず。
⭐️3
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