劇場公開日 2024年12月27日

「ほぼロード・オブ・ザ・リングと無関係」ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ほぼロード・オブ・ザ・リングと無関係

2025年1月8日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

正確には全く無関係と言う程無関係では無いが…
関係あるかと言われると?な映画。
一応前日譚なので作中で今後出てくるキーワードは散りばめられてはいますが本作とは無関係に近い。
単純にキーワードが出るだけ。
日本のアニメーション技術を使ってロードオブザリングの世界を再現した様な感じだ。シナリオもロードオブザリング的な欧米が好みそうなファンタジー作品になっている。

まあロードオブザリングの前の時代、中つ国ができる前、大きな王国になる前の部族同士の争い、戦国時代の様な時代。
ローハンの国の王に子供が3人おり屈強な長男、吟遊詩人な次男、美しいがお転婆な長女と個性豊か。
ある時王国の部族会議で有力部族の長がお転婆王女が外国に嫁ぐとの報を聞いて外に出さずに俺の息子の嫁にしろと力ずくで説得。息子の方は幼馴染であり子供の頃からお転婆王女が好きだった。
だがそう簡単にはいかず争いの末に王は長を殺してしまった。恨み言を言う長の息子を国外追放した所から話の本編が始まる。
まあ粗筋は追放された息子は野党を集めてそこの王となり親を殺した王を殺して復讐し王位につこうと目論む。それを王子と王女はじめ騎士がなんとか阻止しようと奮闘するわけだが…

日本アニメと西洋映画を融合してみるのも面白い。
ただ演出、見せ方もアニメ風では無く実写をアニメ化した様な感じだった。逆にそう言う演出に違和感を覚えるかも知れない。
もっとそれぞれの良さを出せれば面白いかも知れない。

イマイチ評価が低いのはロードオブザリング関係無いよね?、演出やシナリオがイマイチ日本人受けしない感じと言うのが大きいかも知れない。

ひろちゃん千葉