「三角関係」チャレンジャーズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
三角関係
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脚本のジャスティン・クリツケス は2018年の全米オープンでセリーナ・ウィリアムズと大坂なおみが対戦した試合を見て、テニス映画を作ろうと思い立ったそうです。主人公は黒人女性の怪我でコーチに転身した元テニスのスター選手。自身のテニスへの夢を断たれたので慕ってくれる若手に思いを託そうと言う心理は分かります。
確かにテニス映画ですが肝心の試合の模様はすぐに中断され試合後のシーンや回想シーンに変わりますのでテニスファンには物足りない、もっとも俳優でプロのプレイヤーではないですからボールはCGだし、表情のアップなどでつないでいるのでさほどプレーを愉しむには至りませんでしたがね・・。殆どは夫と元恋人との13年間の三角関係で2時間越えの長尺ですから、不道徳極まりない不倫映画、彼女はどっちを本当に愛しているのか気になりましたが男女の恋愛感情だけでなく、テニス愛、元チャンピオンとしての若手への指導欲が紛れているので微妙です。ただ、スポーツ選手として八百長を頼むのは許せませんね。
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