「がんヴァラク!」死霊館のシスター 呪いの秘密 なつさんの映画レビュー(感想・評価)
がんヴァラク!
出し惜しみなく早々に話を進めてくれて、おーー!ってなるオープニング。
ヴァラクさんガンガン出ます。
ただ、全体的に話が投げっぱなし感が強くて死霊館ユニバースもエンタメだなぁとしみじみ。
かわいいシスターアイリーンちゃん。
いくら前作でがんばったとはいえ、彼女1人に丸投げとか枢機卿とやらはそんな無慈悲な方なのか。
せめて神父さんつけてあげてよ。
悪魔祓いは神父の仕事ではないだろうか…
強めにポルターガイストをたくさん起こしてくれるのは楽しいので良かったけど、聖ルチアの目とか言われてもキリスト教信者ではないのでわからない。
こちとら、盆暮正月クリスマスバレンタインハロウィンを楽しむ無神論者なので細ぇことはわからんのよ。
そしてフレンチは最終的にウォーレン夫婦のとこで研究材料になることが前作でわかってて、あー!そこで繋がるのね!って納得していた私には観る前からこれは絶対蛇足的ストーリーだと思って観てたので、最後に助かった風だったけど、そんなことナイナイ。
アイリーンちゃんの特殊能力だけに焦点を当ててたような感が否めない。
最初に出てきた少年は?とかフレンチを木の棒(レベル1の装備)一発で気絶させるとか、謎のヤギ人間とかどこ行った?ヤギと悪魔って繋がってる扱いなのは分かるけど。
さらにデブラどこ行った?校長?
入れないようにしていた礼拝堂に生徒たちを避難させるとかどうなってんだ。ソフィーちゃんの行動も良くわかんない。みんな逃げまくり。
とにかく、ヴァラクさんががんばってポルターガイストを起こして楽しかったという感想くらい。
あと、学校って設定も良かった。
個人的にはウォーレン夫婦は胡散臭さも含めて大好きなので最後にちこっと出てきてくれて嬉しかった。