「聖ルチアの目」死霊館のシスター 呪いの秘密 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
聖ルチアの目
美人シスターが活躍するシリーズ2作目。
ジェームズ・ワン引きいる死霊館シリーズの10年目の記念となる作品。
ウォーレル夫妻が活躍するシリーズだが、
この作品はヴェラ・ファーミがの妹、
タイッサ・ファーミガが主演する『死霊館のシスター』の2作目。
話は1956年で、一番古い設定です。
ヴァラク(悪魔のシスター)は最後の登場。
それよりセイント(聖)ルチアの呪い・・・の方がポイント。
その呪いを集めた聖遺物【ルチアの目】の祟りが凄かった。
言ってしまえば大した話ではない。
それを雰囲気と神と悪魔、怨霊、祟り、
悪魔の憑依・・・などの小道具・大道具を使い禍々しい
世界を構築するこの『死霊館シリーズの』の何気に格調高さ。
暗いけれど凄く雰囲気作りが上手いなあと感心します。
ミステリーのような雰囲気も漂い、
学園での初恋物語の甘酸っぱさも加味されています。
聖遺物をシスターアイリーンが模索する流れは良かったです。
特にアイリーンが資料室で遭遇するポルターガイスト、
雑誌がパラパラと捲れるシーンの演出は特に良かった。
不穏な感じがひしひしと伝わってきてザワザワしました。
でもマンネリとネタ切れ感は否めないですね。
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