バービーのレビュー・感想・評価
全491件中、101~120件目を表示
マーゴットロビーは完璧^ - ^
大ヒットだと言う事だけど、あまりバービー人形に思い入れが無いためか⁇
あまり、ストーリーに入れ込めず時間が長く感じましたねー🧐
ピンク🩷一色で、キラキラした世界感にマーゴットロビーは、最高に輝いてましたねー。
しかし、ケン役にライアンゴズリングが、おっさんに見えて、んー😐って感じたのが本音ですね。
バービーをフェミニスト扱いされて、表現されているのが、決してバービー人形だけでは無いよなー!
と思いつつ、コメディ要素の中に思いっきり社会的な問題をぶち込んでいるなーと感じましたねー。
日本の若い子達は、どんな風に捉えて観るのか?
なんて、考えさせられました。
バービーとケンの関係って…?
飛行機内で観ました。
まさかのキューブリック始まりで、イントロから笑わせられました(笑)
バービーランドが舞台で定番バービーが主人公。お医者さんバービーとか弁護士バービーとかアメリカ大統領バービーやはたまた変てこバービーなんてのも暮らしています。ケンも色んな種類がいて、アジア系のケンは定番のケンとライバルの様で、なんかそれだけで面白かったです(笑)
中には廃盤になったバービーやお友達もいて、映画内でも「あんまり深掘りしないで」的な空気感でした。
コメディ中心の映画ながら、思春期の娘を持つ母親や、女らしさ、男らしさとはなんたるかを考えさせられるストーリーだと感じました。
完璧な女、強くある男っていう理想の根源は一体どこなのか、考えてみると社会に刷り込まれた幻想だったと気づけるかも知れません。
“そうでもいいし、別にそうじゃなくてもいい。”自分は自分、他人は他人。十人十色、色んな美があって色んな強さ、カッコ良さがある。そんな事を思い出させてくれる、今をときめく現代人にこそ観てもらいたい名作だと思います。
最後にバービーが言ったセリフ(婦人科の先生に診てもらいたくて来ました)、私も気になり妻に聞いた所「人間らしさを得たからボディパーツが気になったんじゃない?」との答えを聞き、目から鱗が落ちました。確かにそうだよなー😯
バービーランドから現実世界、ダンスシーンやアニメエフェクトなど、飽きやすい現代人を飽きずに観させる工夫が随所にされていて、観ていてとても楽しかったです。
約2時間の尺は少々長いですが、サブスクからなら分割して観ることも出来るのでオススメです!是非ご家族でお楽しみください(卑語は少しあるのでご注意を⚠️)
自由な本当の自分になる!
バービーの世界観を完璧に再現し、多種多様なバービーとケンが存在する
バービーランドはピンクを基調としたパステルカラーの色調で
圧倒的なビジュアルを見せつけています。
女性社会のバービーランドですが、現実社会はまだまだ男性社会であり
現実社会に感化されたライアン演じるケンが、バービーランドを
男性社会にしようとし・・・という、実は非常に深い作品でした。
結局、どちらかに偏ったところで、いいことはないよ・・・という示唆
でもあり、良い落とし所だったと思います。
とはいえ、主役はマーゴットのバービーであり、
彼女が「自由な本当の自分になる」というのが映画の根底を貫くテーマ
になっていて、最後には見事に帰結しています。
製作&主演のマーゴット・ロビーはもちろん素晴らしいのですが、
監督のグレタ・カーウィグが完璧な作品にしていました。
加えて、ライアン・ゴズリングのケンでなければ、
ここまでの深みを持たせることは叶わなかったと思います。
それにしても冒頭のシーンがシュールで、SF映画か!?と思うほどですが
やっていることはとても笑えました。
やっていることが笑えるというのは、作品通して感じるところで、
そういう笑いの要素も映画のクオリティを上げていますね。
それから、CHANELがすごく目立っています。
CHANELに憧れる方が増えそうですね。
世界観と観点は面白いが、説教くさい
これはひどい
映画の外で起きたことは無視して、映画だけの感想を述べますが、あまりにも薄っぺらい内容でビックリしました。たくさんのバービーが住んでいて、バービー以外は脇役扱いのバービーワールド(正確な名前は忘れました)から、バービーとケンが現実社会にやって来ます。そこでケンが自我に目覚めて、バービーワールドに帰ると、マッチョケンワールドにしてしまいます。マッチョなケンに洗脳されて、バービーたちはケンたちに従うように。そこへバービーが帰ってきて、バービーたちの洗脳を解いて、もとのバービーワールドに戻します。はい、おしまい。これのなにがおもしろいの? 男が、女がってやたら主張してたけど、もうそういう時代は終わったんじゃないのかな。おもしろい場面とかもなくて、ひたすら退屈でした。
2023 189本目
つまらなくはないけれど
単純に映画として凡作だった。
それは以下3つの主要な要素から成り立っている。
・キャッチが弱い
日本人にとってバービーはそれほど馴染みのあるIPではなく、一度はバービーで遊んだり元ネタのコンテクストをある程度理解していないとさほど楽しめない構造になっている。例えばマテル社の自虐や内輪ネタなど。
昭和のことなんて知らない子供が見るアニメで昭和ネタを見せられている時のあの感覚に近い。
・思想の軸が弱い
正しく言えば思想を論理的なプロットやシナリオとして構築できていない。
本作の主題は「女性とはなにか」を問うものだ。
しかし序盤から中盤の段階でいきなり
「バービーがバス停に居合わせた老婆を見て、作り物のバービー世界にはない、現実を生きて年老いた女性の美しさに涙を流す」
という唐突なシーンがある。
これは一場面としては大変魅力的で、これこそがこの映画で描かれるべき真骨頂のテーマなのだが、そこに至るまでの論理的なシナリオの伏線がまだ序盤(起承転結の承)の段階で構築されているわけがなく、観客にとってはやや唐突感が否めない。
このシーンの印象的な効果は明らかにもっとラスト付近に持ってくるべきだったのだが、終盤はケンという男性側のケアに時間が割かれてしまってテーマが霧散してしまい、エンタメとしてのカタルシスにもやや欠ける。
・大衆受けを狙った演出があまりにもポップすぎて弱い
上記の思想の軸が弱くなってしまったもう一つの要因はこの演出にある。
テーマのせいで作品があまり重くならないための配慮だろうが、その軽さがあまりにも空回りしすぎている。特にマテル社との鬼ごっこのくだりのしょうもなさは観客を馬鹿にしてるとしか思えない。
要するに「はい、ここでコメディ入れますよ〜これエンタメですからね〜」という作り手側のエクスキューズが露骨すぎるのだ。
そしてそのコメディ自体があまり面白くない(大半がバービーやマテル社の身内ネタ)のだから始末に終えない。ただストーリーのテンポを悪くしているだけにしか見えない。もうちょっと何か他に間のもたせ方はあったのではないか。
これら3つの要素が悪魔合体を起こした結果、
監督の言いたいことを一見きれいに見える宝石箱の中にぎゅうぎゅうに詰め込んだはいいがそれで終わってて、宝石の美しさそれ自体を見せる映画にはならなかった、というのが私の感想だ。
そうでなくとも「なんか期待してたほどじゃなかったね…」という感想に至るのが本邦における大半の観客の受け取り方ではないだろうか。
バービーIPという市場のバフが無ければ単体映画としてはB級の凡作と言わざるを得ない。
昔を懐かしみながら鑑賞
バービーというポップなキャラでコーティングされたグロテスクな映画
女性をエンパワメントする映画だと見て視聴しましたが、疑問が残る映画でした。
男性が優勢の今までの社会vs女性が優勢のバービーの社会の対立を際立たせたいのだとは思うのですが、
最終的に双方が尊重する社会が出来るわけではなく女性優勢の社会が勝利して終わります。
私は女性ですが、これでは男性優勢の社会の裏返しで何の解決にもなってないように感じました。
最後kenが自分らしいアイデンティティー見つけて終了、と言うのもかなりお粗末に感じました。
色彩やファッションはとても綺麗ですし原作者との関係なども謎な部分はありましたが好きな展開でしたが、
それ以上にストーリーが気になりました。
バービーと言うポップでキャッチーなもので加工されたグロテスクな映画だったと思います。
同じことやってるよ
内容的には『魔法にかけられて』のような要素を期待していたのですが、予想と異なり、どうも理解しがたい女性差別に対するメッセージが含まれていました。
バービー人形は昔から存在してはいましたが、日本人の中でバービー人形で遊んだことのある人はほとんどいないと思います。
日本ではリカちゃん人形が主流ですよね。
バービー人形についての話題が出ても、多くの日本人には理解されにくく、興味を引かないかもしれません。
主演のマーゴット・ロビーがバービー人形に似ているかどうかよくわからなかったですし、あまり可愛らしいとは思えず、さらにケンなどのキャラクターについてはなおさらです。
キャラクター的には盛り上がりに欠けているように感じました。
内容的には『魔法にかけられて』のような要素を期待していたのですが、予想と異なり、どうも理解しがたい女性差別に対するメッセージが含まれていました。
女性差別はもちろん反対ですが、同時に男性差別や伝統的な男性らしさに対する期待もなくしてほしいと思います。
アメリカの状況はわかりませんが、日本では女性が出世や社会での成功を追求しなければ、比較的平等な環境で生きていけるのではないかと思います。
この映画でも同様に女性差別を許さない姿勢が描かれていますが、一方で男性に対する差別的な表現は許容されるというのは矛盾しているように感じます。
こうした点がフェミニズムの奇妙な部分であり、自身の主張は通す一方で、同じことを男性に対して行うことは許容されるというのは筋が通らないと思います。
映画の中では男性に洗脳されていた女性が、男性からの期待に疑問を呈し、反抗するシーンが描かれています。
しかし、男性もまた女性から期待されることがあり、同じように反抗すればどうなるのかと考えさせられます。
こうした対立が続けば、結局互いに遠ざかり、それぞれが自分勝手に生きることになるでしょう。
コメディ映画であれば面白ければ何でもありだと思いますが、この映画は個人的には面白みを感じませんでしたので、戸惑いを感じました。
ただし、最終的には対立を乗り越えてお互いが一緒になる結末を期待していましたが、実際にはそれは実現せず、物語は最後まで平行線のまま終わってしまいました。
このような混沌としたコメディ映画であっても、これはちょっと納得いかない展開だなと思いました。
ラストシーンも不思議で、物語とはあまり関係のない場面であり、時間的にも飛ばされすぎており、続編への導入というわけでもないように感じました。
おそらく推測ですが、コメディ映画の奇想天外な展開があまりにも混乱したため、最後だけでもきれいに終わらせたいという意図があったのかもしれません。
また、中東での上映禁止についても、なんとなく理由が理解できる気がしました。
はばたけバービー
ライアン・ゴズリングの一貫性
「バービー&ケンじゃなくて単体で見てほしい」というケンをライアンが演じるのをみて、『ブルー・バレンタイン』で逆に「You&I」をいつまでも歌って「君と僕の世界」に浸ろうとする成長しないパパとのコントラストが浮かびますよね。人形に恋するて『ラースとその彼女』だし、なんか先導的にイケてる男として振る舞おうとする姿は『ラヴアゲイン』が重なる。マーゴロビーもええがこのライアン君の『ブレードランナー』にも通ずる作り物っぽさ、報われないキャラクター、アクションもやれる肉体性つまりマチズモ、なんて一貫性のある俳優人生なんだと感心しました。
この映画はフェミニズムものだが、彼は彼で役割を押し付けられていたケンのアングルが盛り込まれているのが凄くよかった。あの展開が一味違う
全491件中、101~120件目を表示