劇場公開日 2024年2月9日

夜明けのすべてのレビュー・感想・評価

全422件中、141~160件目を表示

4.0リアル

2024年2月26日
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鑑賞方法:映画館

自分もパニック障害持ちなので、主人公の思いが痛いほど伝わった。そして松村さんの演技は本当にリアルなパニック障害だった。

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hanataro2

4.0幾つもの気付きがある作品

2024年2月26日
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鑑賞方法:映画館

PMS(月経前症候群)に悩まされ、せっかく入った会社を辞めた藤沢さん。パニック障害で電車にも乗れなくなり、転職せざるを得なかった山添くん。
現在の会社の同僚に支えられ、また、人はそれぞれ悩みを抱えていることを知り、自分自身と向き合えるようになっていく。

「自分にはこんな事しか出来ない」と考えるより、「自分にはこんな事が出来る」と考えた方が、「出来る事を一つずつ増やしていこう」と前向きになれます。
今は将来に希望なんか持てないと感じていても、時間をかけて少しずつ良い方向にもっていけば良い、と思える作品です。

導入部の藤沢さんのパートの演出は、少しわざとらしく感じました。わざわざ雨の中で座り込む。母親が、雨が降っているのに傘も持たずに迎えに来て、二人で上着を被って帰る。

PMSと診断された人が身近にいないのであまり知識はありませんが、女性の多くが経験する症状の、特にひどくて生活に支障をきたす状態と認識しています。訳もなくイライラするし、毎月体の不調が起こる事にもイライラします。あそこまで急激にキレて、その後ぱったりと鎮まるようなものでもなく、体調不良とイライラが続くんだろうと思います。親友に対して悪態をつかずにはいられない場面、あそこがリアルなんではないでしょうか。

でもとにかく、辛いのは確か。会社の人達のような人格者にはなかなかなれませんが、人の辛い気持ちを少しでも理解できるようにはなりたいと思いました。

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ゆり。

3.5優しい世界

2024年2月26日
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恋愛映画かと思いきや恋愛要素無しは逆に良かったです。
PSMという病気があるのを初めて知りました。
周囲に告知して貰わないと皆んなが不幸になる病気ですね。ご本人は言いづらいでしょうが。

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やまぼうし

2.0合わなかった、微妙

2024年2月25日
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単純

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ドラゴン

4.0病気繋がり

2024年2月25日
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知的

幸せ

上白石萌音のスローなトーンでPMSの藤沢を語るシーンから始まる
その後もゆったりとした音楽を通してストーリーは進んでいく
病気の二人が転職した小さな会社で出会い助け合う
友情なのか恋愛なのか・・・
PMSは男性には聞きなれない病気でした
病気の人には優しくしないと・・・という幾気持ちになりました
日々せかせかした毎日ですが、
久しぶりに穏やかな気持ちになれた映画でしたね
観客の9割はおそらくジャニーズファンかな

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かちかち

4.5音が響く 言葉が響く

2024年2月25日
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静かな映画で、セリフがよく聞こえて、登場人物の顔がよく見える。
素敵な映画でした。
みんな、生きにくいよね。そんなの他の人にバレたくないから、隠してるけど、生きにくいことはたくさん。
でも、それが突然、自分でコントロールできなくなって、周りに迷惑をかけたら、いたたまれない。
はじめの5分くらいのバス停の場面で、ぐっと心をつかまれてしまいました。

そんな静かな映画だから、あの何気ない、ふっと流れるBGMがよかったです。邪魔しない。でも、あの音が、ふっと息をつかせてくれる音でした。

なにより、エンドロール。
定点カメラは、何度か出てくるけど、エンドロールのあの見せ方は、みんなの日常を、見せてもらってるみたいで、ほのぼのしました。ただただいいなぁって、にやついてしまう時間でした。

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クメール

4.5最近は

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

生きづらい世の中になったなぁと日頃感じていた中で、この映画を鑑賞し癒されました。淡々と進む世界。何かが救われたわけでもないが、でも何か希望がありそう。そんな心地良い感じでした。

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mm

4.5最高の理解者に!

2024年2月25日
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泣ける

笑える

幸せ

原作を読んでいた時に、すでに映画を
観ているみたいと思ったので、
映画館へ行くのは後回しにしていたが、
映画の評判良いし、知り合いにも
おすすめされて映画館へ行った。

結果、観に行って良かった!

主役2人の演技も良かった。

原作とは違ったところもあったが、
ラストの移動プラネタリウムの語りや
元上司の心配から安堵のシーンは
泣けた。

栗田科学みたいな会社いいな。

フィルムの色やずっと流れている音も
良かった。

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ほんのり

3.0一発免停!!

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

レビューの評価高いし、
生き辛さを抱える人への理解を。と、
期待して見にいったが、ダメだった。
いや、映画の内容も生き辛さを抱える人達の
環境の描写も、よい内容だったのだけれど。
PMSですか?突然怒り出す病気、
僕には受け入れられなかった。
あんな風に、突然怒り出されたら、
僕の中の法律では、一発免停!!
イヤ違うな、即死刑、デスノート記入!!
です。
病としての理解以前に、
ああいう風に、意味不明に攻撃的に
強く当たってくる人は、全く受け入れられない。
たとえ痴呆老人であっても、身内であっても、
意味不明に攻撃的にされると、
一発でシャットアウトです。
ということで、
僕は、生き辛さを抱える人に寄り添うことは
できそうもないなぁ〜(*_*)と
やや凹んでしまいました。

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ドッペル(たけ)

5.0やさしい人たち

2024年2月24日
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幸せ

萌える

こんな会社に勤めたらやさしく生きられそう。
PERFECT Dayも日常、この映画も日常。
科学と情緒の映画。

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けな

5.02回目以降は副音声でも楽しめる

2024年2月24日
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幸せ

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かわうそくん

4.5何も起きないことが逆に意味のある作品

2024年2月24日
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よして

3.0そしてバトンは渡されたの瀬尾まいこ原作

2024年2月24日
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助けた人が成長するという話。

私は映画を見てて新人教育の話を思い出しました。
1年生が1年生に教えて、教えた人が2年生になるという話。
教えてもらう人はずっと1年生のままです。
受け身の状態が続くと親切の催促という状態になり、周囲に不満しか出なくなります。

内容はとてもいいです。いろいろ考えさせられる話です。
しかし仕方がないですが眠たい映画でした。

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アメゾー

4.0「甘え」「変わった人」

2024年2月24日
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知的

めちゃくちゃおもしろい

という作品ではない。
パニック障害の男性とPMSの女性の日常を描いた作品

告白していないだけで、自分の職場にもいるんじゃないか?と思わせられた。

昭和の時代はこんなのは「甘え」とか「変わってる人」で片付けられてたけども今はそういう人もいると少しずつ理解してもらえる世の中になってるんじゃないかな?とは感じる。
「病気にランクがあるんだ」ってという言葉に確かに!って思ってしまった。

自分が虫垂炎になった時結構苦しく1週間入院したのに何故か「盲腸でしょ?」って笑ってたのと似てるなと思った

自分も確かに入院した時にたくさんの自分より重い患者さんをみてまだまだ健康じゃん!って勇気は少し出たがこうやって精神的な病は特効薬がないのが辛いなと思った

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幕張豊砂の弟

4.5この世界は動いている。すべては移り変わっていく。新しい夜明けがやってくるように。

2024年2月24日
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この映画で、PMSという病名を初めて知った。パニック障害でさえ、聞いたことはあってもその症状はよく知らなかった。その病気を抱える二人を演じる上白石萌音と松村北斗が抜群にいい。はじめ、朝ドラ「カムカムエブリバディ」の二人を起用した普通の恋愛映画だと思っていた。それにしては地味な二人だけどと思っていた。だけど、この映画が描きだす世界がどんな世界かがわかるにつれ、この二人のキャスティングの絶妙さに納得するしかなかった。そして周りの役者陣の醸す温かみ。ああ、ここなら二人も生きていけるだろうと安堵した。フィルムの軟らかな空気感もまたとげとげしくなくてよかった。
正直、ラストの展開にはびっくりした。ええ?それで終わるの?と。だけど、それは失望ではなく、僕の中では希望だった。二人がそれぞれ自分の人生を自分の足で歩みは遅くともしっかりと歩けるようになっていたという安堵と、邦画にもこういう終わり方を是とする監督がいるという信頼と。なにより、あのエンディングのありふれた日常を眺めているこちら側に、心地よい多幸感を味わわせてくれたことへの感謝さえある。
とにかく、大きな山場はない。そこにあるのは、傍から見れば呑気な小さな会社の風景だ。裏返せば、自分たちが日々何気なく接している人たちの中にも、これと似たような問題を抱えている人はいるのだろう。病とは限らず、何かにつまずいて、何かに自由を奪われて、何かどうにもできないことで困っていて、それなのにそれをおくびにも出さない人はいるのだろう。そのことを少しでも念頭に置いて日常を暮らしていけば、自分にも何か気づきがあるかもしれない。もしかしたら僕が知らなかっただけで、そんな手助けをさり気なくそっと実行している人が身近にもいるのかもしれない。皆が互いにそんな気遣いの気持ちをもち寄るだけで、世の中は、この映画の中のような、人に優しい世界が広がるのだろう。

鑑賞後、原作を読んだ。
まるまる映画と同じ空気が流れていた。ただ、設定が違っていた。教材を扱う会社ではなくて、資材問屋だった。でも、主題である「夜明け」を連想させるには教材のプラネタリウムは最適だった。また、自死遺族の会という設定は、光石研演じる社長と渋川清彦演じる課長の人格設定をすんなり受け入れられることができた。
だけど、小説では自転車というアイテムがとても重要な役割を果たしていたのに、映画では単なるツールで終わっていたのが残念だった。自転車は、山添にとっては世界を広げてくれる翼だ。高揚感や解放感を手にした山添を描いて欲しかった気分はある。

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栗太郎

4.5こんな日常が理想なのかもしれない

2024年2月23日
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泣ける

大切な人を失う喪失感、他の人にはなかなかわかってもらえない病や介護の悩み、それらにより周りの人においていかれてしまうという焦り・コンプレックス。ある程度人生を生きてきてそう云うものが自分にも積もっていたな、と勝手に共感したり、日本の地方の住宅街の片隅にある中小企業の優しく流れる空気感にかつて自分もそういうものを感じたことがあったな、とノスタルジーを感じたり、映し出される映像や音・役者の皆さんの演技に魅了されていました。

帰り道、映画館からゆっくり家まで歩きながら、映画の中で見た日常になれたらいいなって噛み締めていました。

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ヒョコツ

4.0日常と人との縁の大切さを描いている良作

2024年2月23日
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楽しい

幸せ

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コアラ

4.5三宅監督に外れ無し!で、必ず男泣きする役がでてくる!

2024年2月23日
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泣ける

幸せ

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笠部翔

5.0今は2度とない

2024年2月23日
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泣ける

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makironful

4.5夜にだって星はあるから

2024年2月23日
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三宅唱「夜明けのすべて」障害を抱えて苦戦する2人がこんな人でありたいよねと思わせる栗田金属の人たちに囲まれながら夜明けに近づいていく。松村北斗が光を浴びながら自転車を漕ぎ出し、坂を下り、自転車を押しながら上り、また坂を下る。この希望のシーンはあまりにも素晴らしい。

全体的にちょっと理想的過ぎるかな思うけど、やはり涙。あと、小学生の時に星座大好きだったのがこんなところで生きるなんて!

はい、推しの渋川清彦さんと芋生悠さんは今作でも素敵でした。

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ピンボール