夜明けのすべてのレビュー・感想・評価
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夜があるから朝が来る
2006~2010年頃だろうか、
『荻上直子』監督により撮られた
〔かもめ食堂〕〔めがね〕〔トイレット〕といった一連の作品群。
「異文化交流」とのテーマはありつつ、
センセーショナルな事件は起きず、
ゆったりとした時間が流れて終幕に至るとの共通項
(出演者もかなり重複していたわけだが)。
が、それなりに興行収入もあったことから
続けざまに制作されたとの認識。
本作を観ていて、それらを想起する。
「PMS(月経前症候群)」で月に数日は情緒が不安定に。
周囲にきつくあたり軋轢を生んでしまう『藤沢美紗(上白石萌音)』。
「パニック障害」で、大企業の激務はおろか通勤することさえ困難になり
町の小企業に派遣されている『山添孝俊(松村北斗)』。
同じ会社に勤める二人が
最初は反発していたものの
あることをきっかけに互いを気に掛けるように。
相手の症状に興味を持ち理解することで
最初はとげとげしかった心持ちが次第に柔らかくなり、
結果、生きることにも前向きになる。
ただそれで、自身の症状が改善するわけではないにしろ。
とは言え、そこから劇的な展開が待ち受けるわけではない。
物語りはやはり淡々と進む。
彼女や彼の周囲も
二人のことを理解している
所謂、良い人で構成されており
(もっとも、そのうちの幾人かは
心に傷を負っていることが、ちょっとしたエピソードで示される)、
心地好く観続けることができる。
中途、人生の岐路とも言うべき
『美紗』の決断や『孝俊』の決意はあっても、
大きな山場となることはない。
傍から見れば大きなメルクマークなのに、
何事も起きなかったかのように恬淡として。
明けない夜は無く、
暗闇があるからこそ分かることもあるとのメッセージは明瞭で
心にも沁み入る。
シルキーなトーンが全体を貫き、
ある意味安心して観ていられるのは、
直近で公開された〔PERFECT DAYS〕と
近似のテイストとの記憶。
同じような作品が作られ受け入れられるのは、
時代がそうした癒しに近い感覚を求めている
シンクロニシティなのかもしれない。
どんな人でも生きていける場所がある事を表現していた作品。 本年度ベスト級。
淡々と進むストーリーに加え単調だけど心地好いBGMが睡魔を誘発したけど何とか鑑賞する事が出来た(笑)
月経前症候群(PMS)の女性とパニック障害を抱えた男性の二人を中心に進むストーリー。
悪い人が誰も出て来ない作品なので観やすかった(笑)
幸い自分は障害を持っていないので共感する事は無かったけど、障害を持った人に難しいけど優しく接しようと思えた作品。
2人が抱えている障害を乗り越えようとするシーンが辛くも、お互いを助け様とする感じが良かった。
散髪のシーンで山添が初めて大爆笑する姿に安心する(笑)
上白石萌音さん演じる藤沢。
ヒステリックに怒るシーンが上手い。
一方、プラレタリウムで話す言葉が優しい感じでずっと聞いていたかった。
2人が安住の場所を見つけたラストが印象的だった。
芋生悠さん目当てだったけど、あまり登場しなくて残念。
栗田科学の年商がどの位なのか?
気になります( ´∀`)
心が素直に温かくなる。こんな映画は初めてでした
大好きだった朝ドラ、カムカムの二人(萌音ちゃん、北斗くん)が主演ということで、原作も読まぬ状態、前知識もほとんどないまま映画館にGO。
結論から言うと、観てよかった、本当によかった!!!
PMS(月経前症候群)とパニック障害を抱える男女二人が、偶然出会い、なぜか気が付けば、お互いを支えて、笑い合っていた…。恋愛ではなく、同士のような、そんな関係。
PMSもひどい場合は、こんな風に精神不安定になることもあるんだなあと納得できたし、パニック障害は、予想通りの大変さ。
でも、主人公二人には悲壮感がない。そこがいい。辛いし、情けない、そういう悲しみはあるけれど、ちゃんと前を向いている。
それぞれの周囲の人たちも、みな普通に優しくて、押しつけがない。
そう、この作品には押しつけがない。そこが本当に、気持ちいい。
主人公に、無理に同情する必要も、ない。
登場人物の誰かを憎む必要もない。
だって、みないい人なのだ。
普通、悪役の出ない話はつまらない。
でも、この物語に悪人はいない。でも、つまんなくない。いや、むしろどんどん話にひきこまれる。
また、登場人物に、悲しみを背負う人はいても、悲しみにつぶされたままの人はいない。
観終わって、心がこんなに温かくなった映画は初めてだった。
普通に生きてれば、それで充分。心からそう思えた。
萌音ちゃんと北斗君の会話が本当に面白くて、何度も笑ってしまった。あまりに二人が、自然にやりとりしているので、映画というのを忘れて、自分も二人の横に座って、同じ空間で話を聞いているように感じたりもした。
それにしても、北斗君、今フジテレビで再放送中の「救命病棟24時」に出演当時の、江口洋介さんにそっくりで、びっくり。
萌音ちゃんの普通の子感もよかった。りょうさん、やっぱりお美しい!
若い人にも、丘みつ子さんがわかる私たち世代にも、ぜひ観てもらいたい作品。
しつこいけれど、本当に観てよかった。
観終わって、「たいやき」が無性に食べたくなって、帰りがけ、閉店間際のたいやき屋さんに駆け込んだ。
心が穏やかなまま
こんなにも映画を見終わるまで心が穏やかで柔らかなままでいられる映画に出会えたのは初めてでした。観るのが辛いかも…と思っている方も一握りの勇気を振り絞って観に行ってほしい。是非とも。行く前の振り絞った勇気はきっと自分の心の中にしっかり燈ってくれるそんな作品だと思います。主演の松村北斗さん、上白石萌音さんお2人の自然すぎる佇まいとセリフの掛け合い。この2人だからこそ生まれた空気感は圧巻。この2人の周りにいる方々もとにかく優しさに溢れていてただただ素敵な日常のひとコマが描かれていて誰かの幸せを感じながら自分もふと幸せになれている。こんなにあと味よく幸福感に包まれる映画は他になかったほど初めての感覚を味わえました。
暁
心の病を抱えた同僚の2人の日常のお話。特典はフィルムしおりでした。
宣伝文にもあった恋愛関係でも友情でもない独特だけど朗らかな距離感が絶妙に描かれており、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅監督の手腕がこれでもかと発揮された作品でした。
出会った当初はいがみ合っていた(というか藤沢さんがPMSで苛立っていた)2人が、お互いの症状を話し合ってわかり合っていく流れに優しさが滲み出ていました。
パニック障害が起こってしまうから美容院に行けない山添くんの髪を切ろうとして、切りすぎちゃう藤沢さんがアワアワしてて、それを見てもう笑うしかない山添くんの姿がこれまた微笑ましかったです。
藤沢さんがイライラしだしたなという事を即座に勘付いて、外に連れ出して車を磨いておいて〜と1人で声を出せる状況に連れていったシーンがとても良くて、あの場で連れ出していなかったら中学生の2人に怒りをぶつけていたと思いますし、そうなると会社での立場も危うくなる、山添くんの反応速度はお見事なもので、2人になってからはフフッと笑える場面もあったのがまた良かったです。
2人で互いの症状を茶化すまでいかずとも、こういう状況で発作が起こったらどうしてたの?とかこの症状になって良かったことってあった?と距離感が近くなったからこそ色々聞けあっていたシーンはかなり印象的でした。
会社の人たちが優しいというのが今作の良いところで、どうしても怒りが爆発してしまったら放置したりなぁなぁで対応してしまいそうなもんなんですが、しっかりと宥めて落ち着かせて、本人が罪悪感をなるべく感じさせないようにするのが見ていてとれて素敵だなと思いました。
この手の作品はどうしても感動に強引に持って行きがちなんですが、2人の日々を余す事なく描くことによって自然に感動へと連れていってくれてるのがまた素晴らしく、2人それぞれの前進と転機、どちらも前向きに次の事を考えており、その姿には見惚れっぱなしでした。
なんて事ない会話を大袈裟に映さず、その一コマ一コマを切り取った演出も素敵で、全てのシーンにうっとりしてしまいました。
役者陣の何気ない人たちの様子がこれでもかってくらい表現されていて、観ているこちら側も思わず共感したくなるシーンばかりでした。渋川さんがこれまた優しい上司として出ていたのがいつもの暴れっぷりとのギャップが感じられて思わぬ収穫でした、
優しい日向の中、会社でのんびりと過ごす社員たちの姿をエンドロールで綴ってくれるので、とても微笑ましかったです。
鑑賞日 2/9
鑑賞時間 18:00〜20:10
座席 O-3
助けられることは、ある
とにかく静かなストーリーだがちっとも退屈しないどころか、すごく引き込まれた。松村北斗、上白石萌音が思った以上に良かった。声の仕事もこなしているだけあり、それぞれのモノローグもよい。
片やパニック障害片やPMSという自分ではどうしようもない感情の波を抱える主人公たち。でもその波をやり過ごす時に当事者でも手を差し伸べることができるのに気づき、ひとまわり世界が広がる。
松村北斗演じる山添くんの決断を耳にした時の、渋川さんと光石さんの表情に涙が出た。
こと男女が主役となると恋愛を絡めがちであるが、そういうのが一切なかったことでテーマがブレず非常に見やすかった。そして意地悪な人も出てこない。実際はなかなかないだろうが、そこも心穏やかに観れた点かも。
社長の弟さんが遺したカセット、資料、メモ。夜明けについて。移動式プラネタリウムのナレーションが胸に響く。生きづらさを抱える人そうでない人も、光が見える映画だと思う。
ラストが秀逸!
他人のために涙を流さない二人
基本的に主人公達、とりまく人々の演技はとても良かったんですが、脚本、演出に疑問が残りました。
「まず主人公達の関係性について」
互いのプライベートな悩みや弱みを正しく理解するってのは男女を問わず人間関係構築の早道と考えてます。
本作の主人公達の悩みは、互いに社会生活の継続に支障をきたすような重篤な疾患(パニック障害、PMS)であることから、彼らの「関係の深まり方」に個人的には期待(何を:笑)してたんだけどなんだかとても肩透かしでした。
異性を部屋に上がらせながら互いに異性を意識さえしないのもアレ?ですけど、相手のことを何より思い遣って率先して行動するという流れが脚本でも示されてたのにねえ。
やはり、自身の疾患が完治しない、する見込みさえ確かでないのでそれどころではないかもしれません。ですけどラストの「互いに全然関係ない方向に向けた笑顔」が、私にはドライ過ぎて、言い方悪いけどどっちも自分本位にしか見えず・・・違和感が酷かったです。
「そして彼らの周囲の恩人に対して」
少なくともお世話になり生きるための筋道を作ってくれた関係各位(全方位の限りなく良い人々)に対して時に涙くらい流したっていいじゃない、と思うのは野暮なことなんでしょうか。表現、演出が上部だけなんですよね、何事も。
では。
すべてのショットが確信に満ち力強い
派手なことは何もおきない。映されるのも日常目にするものだけ。だけど片時もスクリーンから目が離せない。すべてのショットが確信に満ち力強い。なぜ藤沢さんはブチ切れたのか、山添くんは自転車に乗って頬にあたる風に何を感じたのか、セリフではなくしっかりと画面で描ききっている。
また、「ケイコ 目を澄ませて」でもそうだったが、今回も撮影同録の環境音をうまく使っていた。耳障りな音も残ってしまうけど、やっぱ付け足しの音では出せないリアルさがあって、藤沢さんが炭酸水の音にブチ切れる雰囲気も伝わってくる。
あと、前作ではジムのそばの土手の階段、今作では会社のそばのトンネルみたいなところ。三宅唱は毎回とんでもなく良い場所を見つけて重要なフックにする。ああいう場所で、登場人物の状態や複数人の関係性を見せたりするですが、これが本当にうまい。
松村北斗は計算された演出にうまく乗って相手と素晴らしいバディ感を出していた。上白石萌音はさすがに上手い。ブチ切れ、ダルダル、普通時、顔芸をやらずに演じ分けるのが素晴らしい。あと食べ歩き時のかわいらしさはヤバイ。そら山添君の彼女も警戒度ゼロになるわ。
グッときたショットはたくさんあるけど、やっぱ「自分があげた自転車を元気よくこいでる山添を日の当たるベランダから見ている藤沢さん」が一番ですね。二人とも救われた瞬間ですからね。ベタですけど。
あと、まあジャニーズおよびホリプロの力もあるんだろうが、客がたくさん入っていたのがうれしい。三宅唄の映画にこうやって右肩上がりで客が入ることは本当に大切なことだ。
淡々と語られる生きづらさとヒント
三宅唱監督、前作と同様16㎜フィルム撮影なのか多少荒れた画質も地味に抑えられている色合いも、このストーリーにマッチしてる。松村北斗と上白石萌音と、スター主演ながら恋愛要素を入れなかったのが新鮮。パニック障害とPMSに悩む主人公たちの物語だが、そうなった理由とか原因とかを簡単に説明しようとしないのがまたいい。確かに、自分の感情はコントロールできないが、他人の行動を抑制したりトラブルを予防することはできるのかもしれない。勉強になりました。
誰もが何かを抱えている
勇気を持って、優しく寄り添ってくれる映画
PMSのイライラに振り回されてしまう藤沢と、パニック障害のため自分が望んでいない環境に身を置く山添。藤沢のお節介をきっかけに距離が縮まり、お互いを助け合おうとする中で、仲間意識が芽生え始める。
メンタルや自律神経の障害は、周囲の理解や自分自身の認知によって発症後の状況に分岐が出てくるんだろうけど、山添の場合は最初結構危ない方に向かっていたが、藤沢や社長、やりがいを感じる仕事と出会えたので、障害を個性として受け入れられる程まで持ち直せた。
自分自身、メンタルを病んでしまったり、子どもが上手く学校に馴染めなくて悩んだ経験があったので共感してしまう部分があり、きれいごとだけど、誰もがこんな風に自分なりの場所を見つけ、関係をきずいて過ごしていける世の中だったらと思う。
とはいえ、そんな理想の世の中の実現は一朝一夕で出来るものではないし、そもそも出来るのかという議論はあると思うが、それでもこの映画では夜明けは来るんだと勇気を持って伝えてくれた。
元上司(渋川清彦)が、山添が前向きになって思わず涙した場面と、2人が移動式プラネタリウムの後にしっかりと握手するシーンで泣いてしまった。姉をハードワーク(?)で亡くして、自分の部下がもしも同じ様になってしまったらと悩んでいたところから迎えた安堵を想像して感情移入が止まらず、涙してしまった。
傍に誰かが居なくても生きて行けるって思い、心の奥底に光が射すのを感じた!
連休もあっという間だったねぇ。(もっと休ませろぉ (;^ω^) )
メッチャ道路が車で渋滞の中 今日は「夜明けのすべて」を観に行った。
本作はドキュメンタリ-ドラマですね。人の心に抱く感情を上手く引き出し自然な演出させてます。その辺りは監督の前作”ケイコ 目を澄ませて”に続き見事と感じます。原作は瀬尾さんですが本とは内容が違うそうですね。
この2者のファンの方が多く来られている様でしたが、名前を全く伏せた状態でこの映画を上映したら どれ位の人が内容を理解し評価できるのか?それが知りたいのが本音です。来年も同様な作風作品の公開が有るかもですが 確実に飽きられる方向に向くのは間違いないだろうと私は感じています。
前作品のラストカットのケイコが、土手でもう辞めようかと悩んでいる時に負けた対戦相手から励まし挨拶されて グッと頭を持ち上げて土手を駆け上がる。そして夕日の中走って行く様が凄く良かった。あの空気感が本作にも求めたい所が有ったかもです。
全体的には上手く纏めた流れで、本当に自然体の中の内面的な心情表現とセリフ絡みで観ている側にこれでもかって位、静かな心の波が幾度となく来るのを感じ得ました。
★夜明けのすべて★上映119分
著者:瀬尾まいこさん(”そして、バトンは渡された”)
監督:三宅唱さん(”ケイコ 目を澄ませて”)
(MC)
山添孝俊(パニック障害、主人公男):(役:松村北斗さん)
藤沢美紗(PMS(月経前症候群)主人公女:(役:上白石萌音さん)
藤沢倫子(美沙の母):(役:りょうさん)
辻本憲彦(姉亡くす 山添の旧職場上司):(役:渋川清彦さん)
栗田和夫(栗田科学社長 弟亡くす):(役:光石研さん)
会社女子社員:(役:久保田磨希さん)
PMS(月経前症候群)、PD(パニック障害)を持つ二人の関係性と、社長や元上司の持つ身内死去による心の闇。そしてそれらを理解している会社の同僚社員の温かさ。それら総てを包み込んでいる 星空の下、夜明け前の最も暗い時の流れを感じます。
プラレタリュ-ムイベントの最後に、藤沢が読み上げる社長の弟さんが残した手帳の手記。星空の夜が好きでずっとこのままでいたいという思い。やがて明ける夜。その時が一番暗く感じると・・・。
心の奥底に抱えた闇を抜ける勇気、そしてその後の自身の生き方を説いている様に感じます。
なぜ弟や姉は死んでしまったのか。どうして彼女は海外に去っていったのか。せっかく気に掛けてくれた同僚は何故故郷に戻ったのか。最初は嫌だった職場に 今では残ろうという思い。
総ての方が抱えている心の夜に、その夜明けが 穏やかに来ますように。
そう思える温かい映画でした。
(PS:久保田磨希さん~ご活躍期待してますよ)
気になる方は、今の内に劇場へ!!
完治
苦しさに寄り添うこと。
なんと、良い作品でしょうか
友人に誘われて鑑賞しました。
予告で何度も観ていましたが、
こんなにも優しく素晴らしい作品だとは‼︎
終始丁寧にゆっくり時間が流れていきました。
PMSの藤沢とパニック障害である山添を
受け入れるというのは、会社そして周りも
決して簡単な事ではないと思います。
ですが、どんな状況の人でも働ける場が
あるというのは素晴らしいことですよね。
藤沢が迷惑をかけたと、会社の人にお菓子を
買ってきてみんな「ありがとう」って素直に
受け取るのも優しさが溢れていて
温かいなと思いました。
星の話しがどう繋がるかな、と思っていたら
最後でやられました。
めちゃめちゃ良い話涙
障害やハンデの有無に関わらず
どんな人の心にも届くものがあると思います。
誘ってくれた友人に感謝です。
オリオン座が北極星になる‼️
これは素晴らしい作品でした‼️パニック障害とPMSに悩まされる山添くんと藤沢さんの、恋愛関係を越えた絆が描かれてます‼️藤沢さんが山添くんの髪の毛を切ってあげたり、自転車を譲ってあげたり、山添君が藤沢さんの症状が出そうになったら社用車の洗車をさせて落ち着かせたり‼️ホントに淡々と微笑ましく物語は進んでいきます‼️お互いに好意は持っていて、もちろん嫌いじゃないんだろうけれども、まずはお互いを認知し、理解し、許諾し、助け合って、ともに前に進んでいく‼️そこに恋愛感情があってもなくても関係ない‼️そこに二人の職場の催しであるプラネタリウム、星座のことが絡めて言及される‼️変わることがないように思われる数々の星座も、1万年後にはオリオン座が新たな北極星になる‼️変えることが出来ないようでも新たな道は目の前に開かれているという事でしょうか⁉️深かったです‼️
夜が暗いとはかぎらない
非常に優しい作品。
ただ、逆に優しすぎてメイン2人の“救い”へのコントラストが無くなってしまった部分もある。
藤沢が退職した会社含め、メイン2人にキツく当たる人間が出てこない。
序盤に山添が軽く愚痴ったくらいか。
栗田科学では恐らく周知されているのだろうが、そのへんも明示されないから少しモヤモヤした。
萌音さんが見せる自然体のおっとり感と、“スイッチ”が入った時のギャップは見事。
松村北斗も徐々に角が落ちてゆく変化を上手く体現していた。
エンドロールで見せるごくごく平凡で日常的な雰囲気が、全役者から感じられて心地よい。
ただ、モノローグに頼った導入や、文字でのパニック障害の解説などの表現は少々残念。
特定のシーンのためだけに用意されたようなキャラがいたのも勿体無い。
(付き添い係的な藤沢の友人や、ロンドン行きが決まってそのままフェイドアウトした山添彼女など)
黒人の息子なども、この作品にはノイズでしかないと思う。
渋川清彦や光石研もよかったが、個人的には久保田磨希演じる住川さんが好き。
手土産受け取った際の、「気を使わないでいい、でもここの大福好きだから嬉しい」は最高の対応。
同様の悩みを抱える方への肯定や、一定の癒しにはなるが、映画としてはやや物足りない。
全499件中、361~380件目を表示












