「日常を覗いている感じ」夜明けのすべて otakuさんの映画レビュー(感想・評価)
日常を覗いている感じ
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2回見ました。
終始淡々としていて物語っぽくなく、カメラワークも合間ってどちらかと言えば2人の日常を覗かせてもらってる感じ。
フィルムっぽい画質なので見てて温かい印象で、出てくる登場人物も全員優しいです。
映画にしてはセリフが少ない方なのかな?と思いますが、だからこそ想像の余地があって楽しいです。
終盤に出てくるメモ?で、"夜明けは人々に希望を与えるけど、夜がなかったら外の世界に気づけなかった"のような言葉が出て来ますがそれがすごく好きです。
パニック障害もPMSも辛いけど、だからこそ見ること出来た世界が彼らにはあったのかも…と。終盤で山添くんはそれに気づいたのかもしれないですね、、。
あとは細かい部分のこだわりを感じて、例えばちゃんと炭酸の音うるさくなっていたり、山添くんの部屋が異様に暗かったり、洗濯バサミ開かなくてイライラするのもリアルで良かったです。
温かい映画で大好きです!また見たい、、
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