「あっと言う間の2時間」夜明けのすべて 映画は左側さんの映画レビュー(感想・評価)
あっと言う間の2時間
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好きな演者さんが沢山出ているので楽しみにしていた。
激動な展開などはないけど、
現実世界に存在していそうな
空気感と役者のみなさんの演技のうまさ。
セリフじゃなくて本当に会話になっているのが素敵でした。全ての人が色んな背景を背負って日々生きてることを再確認。
悲しい、嬉しい、良かった。
とかに仕分けできない涙が溢れた時が多々あった。
もしかしたら明日私がこうなるかも…
もしかしたら身近な人が同じ病状かも…
もしかしたら職場の同僚が陰では悩んでいるかも…
というような怖さ、不安の涙だったのかもしれない。
山添くんは、過去にトロフィーを貰ったり仲間とのキラキラ写真を飾っていたり、多分大手の企業に就職して順風満帆ないわゆる勝ち組だったんだろうな。
藤沢さんは、お母さんの愛情表現が自分と似ていて
色んな感情になった。よかれと思って送ってくれる大量の食材。嬉しいんだけどね。本当に。でも生野菜はすぐに加工したり食べないといけないんだ。
大きすぎた手袋を、大丈夫なのにジャストサイズに直して送ってくれる。嬉しいんだよ。分かってるんだけど私には執念に感じてしまった。。。
でもそんな人でも
何かのキッカケで症状と付き合う人生が始まる。
山添くんの暗い部屋のカーテンを開けてくれる人がいて良かったな。と思えた。
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