「ひとを思いやり、優しくすることは、自分を思いやり、優しくすることでもある。」夜明けのすべて モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとを思いやり、優しくすることは、自分を思いやり、優しくすることでもある。
とにかく優しいストーリー、日々、生きていくにあたって感じている悩みなどを優しく包み込んでくれるような作品。
自分ではどうにも出来ない症状を抱える主人公たちはひとに対してなら思いやり、優しくすることが出来ていることが印象的だった。
そんな彼らの生きる姿をみていると、ひとに優しくすることは、結果的に自分をやさしくすることに繋がるのではと感じた。
淡々と物語が進む作品であるが感動するシーンが多い。そのシーンも感動を押しつけるような演出ではなく、ユーモアが盛り込まれており、深刻にはならない演出であり前向きさのある演出に感じた。
劇場ないで笑い声が多く生まれる、重くなりすぎない前向きな作品だと思った。
コメントする