「確かにデンジャラスな母親」デンジャラス・バディーズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5確かにデンジャラスな母親

2024年5月6日
PCから投稿

主人公はFBIの女性捜査官、アバンタイトルからして森の中で銃からナイフ、殴り合いと暴力三昧、両腕から肩にかけて彫られた竜らしい入れ墨も不気味です。独断専行捜査で上司からも𠮟られる札付きの捜査官らしい。休暇を命じられ家族旅行で訪れたのがルーマニア、なぜ選んだのかは分からない。劇中でもディズニーランドならいつでも行けるからと言い訳していましたね。
ルーマニアは治安が悪く特にスリや強盗、ぼったくり白タクには要注意らしい。いきなり白タクが出てくるのは皮肉でしょう。街中ならともかく立派なホテルで強盗事件、夫は撃たれ子供は臓器売買をするマフィアにさらわれる。何故か警察には頼らずまたもや単独行動かと思われたら、国際指名手配の男と組んで大暴れ、果たして娘は助かるのか・・。こんな物騒な国に描かれてよくルーマニアは黙っていたもんですね。
とにかく欠陥だらけのキャラクター設定、無理やりのシチュエーションにリアリティが感じられないので白けた気分で観ていました。

odeonza