告白、あるいは完璧な弁護のレビュー・感想・評価
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面白かった、オリジナルには及ばないが。
数年前に観たスペイン映画のリメイクであることは観始めてすぐ気がついた。主人公のクズっぷりは変わらなかったが、オチは変えていた。写真を見ただけで車を見つけられるというのはご都合主義だが、まあ許される範囲か?
完コピ、お見事です…
2022(日本は2023)年公開の韓国映画。
監督・脚本:ユン・ジョンソク
主演:ソ・ジソブ、キム・ユンジン
2016年に製作されたスペイン映画『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』をリメイクした作品。
オリジナルはなかなかの人気で、韓国のみならず、イタリアやインドでもリメイクされたらしい。
なにしろ、二転三転どころか、
最後まで観客を騙し続ける面白さは、
なかなか素晴らしい。
「オリジナル要素を加えて脚本を書いた」、
というユン監督のインタビュー記事を読んだが、
”完コピ” と言えるレベルだ。
弁護士と面会する場所が、高層ビルから人里離れた別荘になったり、
クルマがBMWからAudiに変わってたり、
話しのオチ(ラスト)が、、、
変わった部分はあるものの、
間違い探しレベルだと思う。
リメイクだから仕方ないか。
元が面白いから、完コピも面白い。
だが、オリジナルのキャストのほうが勝っていたように感じたので☆2.0
なかなかよくできたストーリー
途中であれっと思うシーンがあり、そこからひょっとしたらという気になってからか実におもしろい。
IT企業の社長から、弁護士に興味がでてくる。
しかし最大の謎は残ったまま
密室で「やっていない」とは通らない
展開の変化楽しめた
事前情報なしで見たので、裁判物かと思ってみてしまった。これはサスペンスでした(笑)
真実が最後まで見えない展開で、誰が嘘をついているのか,先が読めずに楽しめた。
息子を殺された夫婦の執念、普通のその辺にいそうな夫婦が、あそこまでやるのは韓国の復讐好きを思って妙に納得した。
観たことがある展開だと思ったら、スペイン映画のリメイクか。 何が真...
観たことがある展開だと思ったら、スペイン映画のリメイクか。
何が真実か分からない展開はなかなかスリリングだ。
普通の主婦が敏腕弁護士に成りすますのは出来過ぎだが、見事な追い込み方だった。
映画の中は冬なのに。
いや全く暑い(現在気温35℃💦)直射日光を浴びると体が灰になりそうなので、地下道を通って映画館に行ける新宿は本当に助かります(笑)
で、肝心の映画ですが、わざわざ暑い中出掛けても全く後悔のない映画でした。ミステリーとして無理のある部分も無くは無かったので、その分星は減らしましたが、息もつかせぬ展開には大満足でした。聞けばこれはリメイク版で元々はスペイン映画とのこと。元の映画は未鑑賞ですが、そちらも評価高かったであろう事はこの映画を通して容易に窺い知れる気がしました。
最低限守るべきルールからの逸脱
韓国映画のエンタメとしての水準の高さはもちろん認めるし、楽しませよう、吃驚させてやろう、という姿勢はいいんだけど、最低限守らないといけないルールから逸脱していてしらけた。客観性を前提にして見せておいたシーンをあとからびっくり返すのはどんでん返しとは言わない。単なる反則だし、見る気を失せさせる。ナナの美貌はよかった。
頭脳明晰IT社長VS敏腕弁護士
タイトルを見た際は長くて、?というイメージでしたが、鑑賞後はいいタイトルだなと思いました。タイトル通りの映画でした。
IT企業の社長ユ社長は大きなプロジェクトの契約寸前であったが、仕事で関係があるセヒと不倫をしていた。ある日からユ社長とセヒが会わなくなり。セヒがユ社長をホテルに呼び出した。気付いたら、セヒが亡くなっており、誰かの通報で警察もホテルの部屋の前まで来ていた。ユ社長も頭に怪我を負っていた。部屋の中が密室の為、ユ社長が容疑者として逮捕された。「無罪率100%」の敏腕弁護士、ヤン弁護士に弁護を依頼する。頭脳明晰のユ社長であったが、ヤン弁護士の前では完璧な嘘がどんどんと見破られていく。そして、とある大雪の日にユ社長とセヒがユ社長の別荘に訪れた後の出来事まで話が遡る。
今捕まってはならないという気持ちを持ち、完璧な計画を立てた。そして貫き通す性格のユ社長はヤン弁護士にどんどん見破られてしまう。ユ社長の話を信じて鑑賞していましたが、ヤン弁護士が伏線を回収してくれたと思ったらまた別の伏線がありました。ある意味裏切り続け、予想を外される映画です笑。
「無罪率100%」の敏腕弁護士、ヤン弁護士実は!
供述者が知りえない情報を供述の中で描くのはアンフェア
評価が高かったのであまり予備知識なく観たけれどすごく面白かった。さすがなんでもアリの韓国映画と思ったがオリジナルは2016年にスペインで製作された「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」でイタリアやインドでも既にリメイクされていて本作は4本目だそうである。チラシなどではサスペンススリラーという呼び方をしているがミステリー要素が強く、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」の如く叙述トリックが駆使されていて作者(映画監督・脚本家)の視点が明らかに観客をミスディレクションするちょっとずるい手法なのだが、そう思い込んで観てしまうのはやはり観客の自己責任なので二転三転と翻弄されるのが快感でもある。韓国映画につきものの暴力描写を極端に抑えていて、クライマックスで主人公のソ・ジソブが怒りに任せてテーブルの上の書類を払い落とすだけのアクションでドキリとさせる演出が秀逸。オリジナルのスペイン版が気になってU-NEXTで観たのだけれど、韓国版は更にトリックを幾つか加えていてやはりサービス精神旺盛であるが結末はオリジナルのほうがあっさりストレートで良かった気もする。殺される不倫相手役のナナがロングヘアとショートカットで演じておじさんにとってはかなり魅力的で良かったです。
最後まで分からないね!
凄腕弁護士は二つの事件の真相はの行方は欲望に隠されてたサスペンス・スリラー、容疑者と弁護士の対話劇も面白い。追い詰められ事件の真相に近づくと大逆転!
韓国社会の重犯罪に手を緩める事は無かったですね。
上質なサスペンス!そして落としどころは、情愛。
久しぶりに上質サスペンスもの観ました。
観て良かったーーー!
これは良作でした。お勧めします。
不倫相手の殺害容疑をかけられた社長が無罪を証明するストーリーなんですが、最後まで先が読めず、ハラハラ。
そして俳優陣が上手い!!!特に女弁護士!!
そうきますか!
邦画でこれを作ると、クサい演出に安直な御涙頂戴になるんだろうなぁ。なんとなくキャストも想像できる〜
韓国映画はキリリと辛口スタイリッシュな上に、演出に無駄がなく,俳優陣の演技力が高い!
映像も綺麗。
雪山の山荘という閉塞感が、さらに作品の緊張感を高めています。
コロコロコロ...
レビュアー泣かせ大賞、最優秀賞作品。
ポップコーンが手に付けられない大賞も同時受賞。
なんて書けばいいんだ。全編ネタバレ。少しでも踏み込んだら、内容に触れそうで恐ろしい。レビューを書いてる時すらヒヤヒヤさせる、大傑作です。
二転三転所では収まらない、転がりまくるストーリー展開。コンフィデンスマン好きにはたまらない。変に次を考えようとせず、純粋な気持ちで受け止めてください。笑いが止まりませんから。私はかなり人のことを信用してしまうタイプなので、これ系の映画はまんまと騙されちゃう。にしても、凄かった。いつまで転がるんだ!
サスペンス・謎解き映画としては本年度圧倒的1位ですし、これまで見てきた韓国映画の中でもTOP3には入るレベルの面白さです。「パーフェクト・ドライバー」から始まって、先月は「THE WITCH 魔女 -増殖-」と今年もまた絶好調な韓国映画。ああ、なんでこんなに面白い映画を作れるんだ、韓国よ。終いにはなんでこの映画が小規模公開映画なんだとイラついてしまうほど。SNS、今こそ動く時だぞ。
ラスト際は読めちゃって個人的にはあんまりだったけど、とにかく2時間弱楽しすぎて、走り出したくなった。締め方もっと上手かったら今年ベスト10入りしたはずなのに。ちょっと勿体ない。でもでも、大満足でした。見る予定なんか無かったのに、このサイトで評価3.9だったから見たけど、本当に良かった。ぜひ、この体験を劇場で。
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