告白、あるいは完璧な弁護のレビュー・感想・評価
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ごめん、愛してる ソ・ジソブここにあり
前半のストーリーを振り返りながら真実を解いていくというお話だが
そんな単純な物語ではなく新しい証拠が出てくるたびに真実が変わっていく
それを織りなしているのが弁護依頼人、後に真の犯罪者とわかると偽弁護人
またこの偽弁護人がようできた人で
冷静沈着で依頼人との的確な応酬が見もの
ソ・ジソブとキム・ユンジンの緊迫感あるやりとりが素晴らしい
偽弁護士の正体にはびっくりしたがどちらかというと頼りなさそうな依頼者が
殺人犯すくらいの怖い裏の顔があった
まだ生きていたトランクの中の人をよくもハンマーで殴り殺したなあ
もはや殺人鬼そのものである
韓国映画にはいつも驚かせる展開が待っているが今回も期待を裏切らなかった
裁判になったら偽弁護士の弁護は誰がするんやろ
自分自身でできるんチャウやろか?
録音もあるし、車の場所も当てたしなあ
面白かったです
面白かった、オリジナルには及ばないが。
完コピ、お見事です…
2022(日本は2023)年公開の韓国映画。
監督・脚本:ユン・ジョンソク
主演:ソ・ジソブ、キム・ユンジン
2016年に製作されたスペイン映画『インビジブル・ゲスト 悪魔の証明』をリメイクした作品。
オリジナルはなかなかの人気で、韓国のみならず、イタリアやインドでもリメイクされたらしい。
なにしろ、二転三転どころか、
最後まで観客を騙し続ける面白さは、
なかなか素晴らしい。
「オリジナル要素を加えて脚本を書いた」、
というユン監督のインタビュー記事を読んだが、
”完コピ” と言えるレベルだ。
弁護士と面会する場所が、高層ビルから人里離れた別荘になったり、
クルマがBMWからAudiに変わってたり、
話しのオチ(ラスト)が、、、
変わった部分はあるものの、
間違い探しレベルだと思う。
リメイクだから仕方ないか。
元が面白いから、完コピも面白い。
だが、オリジナルのキャストのほうが勝っていたように感じたので☆2.0
展開の変化楽しめた
映画の中は冬なのに。
最低限守るべきルールからの逸脱
頭脳明晰IT社長VS敏腕弁護士
タイトルを見た際は長くて、?というイメージでしたが、鑑賞後はいいタイトルだなと思いました。タイトル通りの映画でした。
IT企業の社長ユ社長は大きなプロジェクトの契約寸前であったが、仕事で関係があるセヒと不倫をしていた。ある日からユ社長とセヒが会わなくなり。セヒがユ社長をホテルに呼び出した。気付いたら、セヒが亡くなっており、誰かの通報で警察もホテルの部屋の前まで来ていた。ユ社長も頭に怪我を負っていた。部屋の中が密室の為、ユ社長が容疑者として逮捕された。「無罪率100%」の敏腕弁護士、ヤン弁護士に弁護を依頼する。頭脳明晰のユ社長であったが、ヤン弁護士の前では完璧な嘘がどんどんと見破られていく。そして、とある大雪の日にユ社長とセヒがユ社長の別荘に訪れた後の出来事まで話が遡る。
今捕まってはならないという気持ちを持ち、完璧な計画を立てた。そして貫き通す性格のユ社長はヤン弁護士にどんどん見破られてしまう。ユ社長の話を信じて鑑賞していましたが、ヤン弁護士が伏線を回収してくれたと思ったらまた別の伏線がありました。ある意味裏切り続け、予想を外される映画です笑。
「無罪率100%」の敏腕弁護士、ヤン弁護士実は!
供述者が知りえない情報を供述の中で描くのはアンフェア
評価が高かったのであまり予備知識なく観たけれどすごく面白かった。さすがなんでもアリの韓国映画と思ったがオリジナルは2016年にスペインで製作された「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」でイタリアやインドでも既にリメイクされていて本作は4本目だそうである。チラシなどではサスペンススリラーという呼び方をしているがミステリー要素が強く、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」の如く叙述トリックが駆使されていて作者(映画監督・脚本家)の視点が明らかに観客をミスディレクションするちょっとずるい手法なのだが、そう思い込んで観てしまうのはやはり観客の自己責任なので二転三転と翻弄されるのが快感でもある。韓国映画につきものの暴力描写を極端に抑えていて、クライマックスで主人公のソ・ジソブが怒りに任せてテーブルの上の書類を払い落とすだけのアクションでドキリとさせる演出が秀逸。オリジナルのスペイン版が気になってU-NEXTで観たのだけれど、韓国版は更にトリックを幾つか加えていてやはりサービス精神旺盛であるが結末はオリジナルのほうがあっさりストレートで良かった気もする。殺される不倫相手役のナナがロングヘアとショートカットで演じておじさんにとってはかなり魅力的で良かったです。
上質なサスペンス!そして落としどころは、情愛。
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