ジャイアント・スパイダーズ　巨大クモ群団の襲撃のレビュー・感想・評価

中国のB級モンスター・パニック映画。
不老不死の研究所で実験に使った蜘蛛が巨大化、と言っても軽自動車程度、恐ろしいのはまるで蟻のように大群で襲ってくるところ。
銃で撃てども次から次へと湧いたように出てくるからキリがない。
興味を引いたのはアンドロイドかと思わせる美人戦士だがレーザーブレードの様な刀で殺陣を演じるだけ、もっとすごいアクションを期待したのだが中途半端。研究所の女性所長が因果応報、蜘蛛人間に変身と突飛な結末。
研究所に向かった部隊はほぼ全滅、主人公たちはかろうじて脱出するが続編を臭わす終わり方。
ジャイアントというならせめてダンプカー位大きくなくてはダメでしょう、糸を吐くとか空中から垂れ下がるとか蜘蛛らしいアクションが全くない、おそらくCG予算の都合でしょう。
したがって兵士たちの中身のない会話劇で尺を稼いでいるので中盤は退屈なだけ・・。