「すごい余韻」aftersun アフターサン アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
すごい余韻
離れて暮らす父と娘。娘が11歳の時の最後の旅行。思春期を迎える娘、反抗期もあり、コレが最後の旅行だったのかな?と思っていたら、、、なんか違うぞ?
いくら宿泊先のホテルとはいえ、夜、娘を残して1人で部屋に戻ったらいけないよねパパ。でも、きっとパパはその時はもういっぱいいっぱいだったんだろう。1人で海に行き、肩に怪我をして、戻って、裸で寝てしまったんだろうね。
観終えた後で、パパの後ろ姿や影だったり、反射だったりの場面が多かった理由が、納得。はっきり言葉にも映像にもしないで、あの表現の仕方、すごい。すっごい余韻、いつまでも悲しさが残る映画。
もう一度観たら、もっと良さがわかるだろうな。必ずいつか観よう。
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humさんのコメント
2024年2月10日
本当にいつまでも悲しさが残ります。
大人になったソフィがビデオをみてパパの思いを感じとれたことがそめてもの救いでかすかに苦しみが和らぎます。パパに伝えてあげたい。