「長谷さんの詩と違い自分は薄っぺらいことしか書けないですが」94歳のゲイ　しゃらさんの映画レビュー（感想・評価）

長谷さんの御冥福をお祈りいたします
鑑賞後にお亡くなりになっていたことを知り淋しい気持ちです。

精神疾患と医学書に書かれるまでの扱いだった歴史を存じず、過去を想像するだけで重く複雑な気持ちで拝見していましたが、ボーンさんに『男前や』と喜んでらっしゃる様子が印象的で。
今この時代オープンに出来ている人も増えてはいますが、それでもまだ抱えている人やずっと抱えてきた人がいることは知るべきだと思いました。

梅田さんのことが衝撃で、私自身も親族が今年突然亡くなったことも重なり、LGBTメインのドキュメンタリーとわかりつつもこの高齢化社会の中での人との繋がりの大切さ、今日も生きていられる喜びを噛み締めたいと改めて思いながら拝見しました。

長谷さん、天国で安らかに、でも楽しく過ごしていらしたらいいなと思います。