デスパレート・ランのレビュー・感想・評価
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エイミーは通話、メール、SNS、ニュースの動画、スクリーンショットのやり取り、情報の検索などiPhoneのすべての機能を駆使して情報を収集しながら、 事件現場の高校に近づこうとするのだった。
動画配信で映画「デスパレート・ラン」を見た。
2021年製作/84分/G/アメリカ
原題または英題:The Desperate Hour
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2023年5月12日
ナオミ・ワッツ(エイミー・カー)
フィリップ・ノイス監督といえば、
「エージェント・スミス」(2019)を見たことがある。
オーディエンススコアは高くないがとても良くできた映画だった。
この映画の邦題は「デスパレート・ラン」だが、
原題は「The Desperate Hour」
Desperateの意味は「絶望的な」
「マルホランドドライブ」などでセクシイな演技を見せたナオミ・ワッツ。
撮影時は53才。
すっかりおばさんになっている。
おばさんだがまだまだキレイである。
22024年のナオミ・ワッツも見たが加齢がだいぶ進んだようだ。
エイミーは高校生の息子と小学生の娘を育てるシングルマザー。
夫は1年前に事故死した。
エイミーが自宅近くの森でジョギングしていると、
息子が通う高校で立てこもり事件が発生し生徒が撃たれたとの情報があった。
その場所は家から8キロ離れているのですぐには帰れない。
エイミーが家を出る時には寝ていた息子は高校に行っているかもしれない。
エイミーは通話、メール、SNS、ニュースの動画、スクリーンショットのやり取り、情報の検索などiPhoneのすべての機能を駆使して情報を収集しながら、
事件現場の高校に近づこうとするのだった。
警察との電話のやり取りで、
エイミーの息子が容疑者かもしれないと聞かされた。
エイミーは愕然とする。
いったいなぜ自分の息子が?
エイミーは学校にたどり着くことができるのか。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
母は愚かなり
シチュエーション映画ってよほど練られた脚本と卓越した監督と一流の俳優が揃わないと成り立たない、とこの映画の関係者は事実から学んでほしい。三流ヨボヨボ監督やらナオミ・ワッツレベルではやっちゃダメ!シチュエーションホラーならいいの、そもそも私見ないし、ハナから期待しないから。でもスリラーとかサスペンスって、オン・ザ・ハイウェイとかギルティとか良作がちょこちょこあるからつい見てしまう。でもまあ最初からひどいわけよ、混乱するから直接学校には行くなと言われててお前が勝手に山の中走って他の人と行動ともにできないだけなのに、何だかやたらと警察に電話するわ、自動車修理工をあごで使うわ、冒頭から犯人フラグ立ってた息子を疑っての行動なのかなと思ったら、なんと警察からの電話で「うちのコが!まさか!」の反応。だったらなんで自分だけ特別扱いしてもらえると思ってたわけ?この映画はナオミ・ワッツに感情移入させないと成り立たないわけ、なのにしょっぱなから精神不安定独りよがり母全開。映画の作り方とか大衆心理とかもうちょっと学んでみたらいかがですかね?こんな映画でも億単位のお金使ってんでしょ?こんなモノ作るなら全額恵まれない子供たちに寄付して欲しかったです。
題材は面白い。でももうちょい面白くできたハズ
ほぼナオミ・ワッツの走り
ナオミ・ワッツ、驚異の体力!
2021(日本は2023)年公開、アメリカ映画。
監督はフィリップ・ノイス、
一人息子が銃撃事件に巻き込まれたエイミー役はナオミ・ワッツ。
時期的にも脚本的にも、登場人物を限定した「コロナ仕様」作品の一つと言えるだろうか。
私にとってナオミ・ワッツと言えば、
『マルホランド・ドライブ』の女優志望ベティだ。
年齢を言うのは失礼だが、
50歳を超えた彼女が、クロスカントリーさながら
森の中のけものみちのような非舗装道路を走りながら電話しまくる。
肺活量が驚異的だ。
何日かに分けて撮影したとしても、
とてつもないスタミナだ。
見ている側も息があがりそうになる。
ジョギング中に高校で発生した銃撃事件。
息子が犯人なのか?!
と言いつつ、
あまり緊迫感はない。
いとも簡単に(電話のみで)事件の真相にたどりつく、エイミーのスーパーウーマンぶりが、鼻につく。
母と子の絆を描いた作品と受け取れば良いのか?
という☆2.0。
ずっとスマホ通話の映画
息子が通う高校で、銃を所持した男の立てこもり事件が発生。 母親はあ...
ナオミ・ワッツとスマホが主演
予告編を見て「映画館で観ようか…」と思っていた今年の日本公開作品だが、映画館に行きそこなったのでDVDレンタル鑑賞📀🎥
ナオミ・ワッツが全編出ずっぱりの熱演で、それなりに面白い映画だった🤗
夫を亡くしたエイミー(ナオミ・ワッツ)は高校生の息子ノア、小学生の娘と平穏な暮らしを取り戻そうと努力しながら暮らしている。高校をサボろうとしている息子を残して、森の中ジョギングをするエイミー。
彼女はジョギングしながら、いろんな人とスマホで喋っているが、物凄い速度で自動車やパトカーとすれ違う。このあたりから「何か起こったかな?」という雰囲気。
息子の通う高校で、銃を持った男の立てこもり事件が起こったのだ。さぁ、息子を助けようとするエイミーは……といった物語。
森の中を一人でジョギングするエイミーを真上から映すドローン映像から「エイミーが森の中で息子たちから離れた場所にいる」という事を顕著にあらわしている上手さは感じた。
ただ、全編ほとんどがナオミ・ワッツとスマホだけに頼った物語なので、一本調子で単調な感は否めない😅
サスペンス的な要素もある物語なのに、そのあたりが惜しい気がした。
悪くはないけど……(^^;
盛り上がらないなぁ〜〜。
どうしても比較される作品が明確だからなあぁ…。
今年167本目(合計818本目/今月(2023年5月度)24本目)。
まぁ(不可抗力だとしても、ネタが)二番煎じだとかとかという理由で低評価が多いですね…。
確かにスマホに対する突っ込み(あれだけ使ったら干上がらないのかとか)とか、あるいは個人情報に関すること(書かれていた方もいましたが)もありましたが、何分(ぶん)、この映画で採点対象が落ちるのは90分ない映画であることから、展開をやや強引にしてでも(極論、いわゆる「禁じ手」を使ってでも)回答にたどり着かないと映画が終わらないという事情があり、その部分の違和感、または、映画のそもそもの事件を起こした人・グループ(1人は限らないように、人・グループというぼかしを入れています)が「何をしたいのかよくわからない」等、「制限時間が短すぎてやろうとすることができなかったのでは…」というところです。
ほぼほぼ、今年良かった映画として多くの方が挙げられていた、 search 2(原作のノーマル版 search は、ネットフリックス契約者は見られるのを確認済み)に似た展開になります。ただ、スマホにあまり詳しくない母親が主人公ということと、アプリをどうこうというよりも電話をかけたりかかったりという、「似た展開」ではあるものの、使っているノウハウは全然違います。
このため、90分ほどで終わる事情もあるため、登場人物があまりにも多くならないような配慮はありますが(頭がパンクしそう…)、それをどうとるかも難しいです…。
採点に関しては、下記の4.7を4.5まで切り落としたものです。
(減点0.3/このような方法をとることについて、何らの説明もない)
・ 通常、常識的な範囲であればこうした「探偵ごっこ」を法に基づく範囲で行うのはまぁまぁ自由といえます。ただ、実際、警察権力が入って「今こっちが容疑者を見つけて…」といったクリティカルな話題をしているとき、あっちこっち電話したりどうこうというのは、正常な警察行政の邪魔にしかならないので(ただ、一切やるな、ではなく、わきまえてやりましょう、です)。
(減点なし/参考/個人情報を無関係の第三者に渡す行為について)
・ 「日本においては」、個人情報保護法での話になります。「第三者提供の制限」(27条)の例外として挙げられている
> 二 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
…にあたると思慮されるので(あくまでも日本の話)、ギリギリセーフか…という気がします。ただ、「ギリギリセーフか…」というのと「道徳論」は別の話ですので、うーん、というところです。
※ アメリカ等、この映画の元の法律も調べましたが、アメリカにも当然、個人情報保護法に該当するような法(や条例等)はあるはずですが、調べても見つかりませんでした。
ナオミ・ワッツを愛でる作品
疑うの、というか決めつけるの早過ぎ!
息子の通う高校で起きた銃乱射立て籠もり事件を知り、離れた森の中からスマホで奮闘する母親の話。
夫を交通事故で亡くしてもうすぐ1年、気分が悪いと起きて来ない息子を諭し、森にジョギングに出かけた母親に何本かの電話が掛かって来る中で、息子の通う高校で事件が起きたとの知らせが入り巻き起こっていく。
息子は学校に行ったのか?息子は無事なのか?とニュースを見たり様々なツテに電話をかけたり、スマホ1台あれば、今の時代かなり情報収集は出来ますね。
半分パニックな主人公だけど、主人公に関わる人間が皆親切で優しくて、そして手にした情報から何だか血迷っちゃったり…。
「余計なこと」が結構あったりするし、映画として考えたらこの主人公は何か為したのか?という物足りなさバリバリで、最早何がしたかったのか解らないし、結末への絡まされかたも無理やりだけど、妙に上手く立ち回っちゃうよりも寧ろリアリティがあって、主人公目線でのスリリングさやもどかしさがとても面白かった。
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