劇場公開日 2024年8月9日

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「 家族3人のイマジネーションあふれる時間に比べ、きょうだいらの愚か...」夏の終わりに願うこと えみりさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 家族3人のイマジネーションあふれる時間に比べ、きょうだいらの愚か...

2024年8月16日
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鑑賞方法:映画館

 家族3人のイマジネーションあふれる時間に比べ、きょうだいらの愚かしさ、騒がしさ。父親も盆栽に引きこもる。妻はこの家族と距離をとってるのか、仕事が忙しいのか。ベロベロになってゴッホのケーキを作る姉。お祓いも愚かしい。量子療法? 彼はやっとのことなのに、このパーティは本当に彼が望むものなのか。
 娘の側の繊細な視点に自伝的要素も感じる。
 それでも彼は優しい。
 死を恐れ、動物が好きだからこその自然なのか。
 声を失っている父とカラスのエピソードもうまい。子どもはおじいちゃんの発声器もおもちゃにしてしまうのだけど、おじいちゃんはそれを許せない。

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えみり