ブラックベリーのレビュー・感想・評価
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あの日売れ残ったBlackBerryの在庫を思い出した
ちょうどiPhoneが登場しBlackBerryが衰退する渦中、私は某キャリアショップで働いていた。
日本ではあのキーボードは使いにくく流行らなかったので、今の若い子達はiPhoneがスマートフォンのはじまりのように思う人もいるかもしれないけれど、スマホの元祖といったらBlackBerryだ。
欧米のビジネスマンはほとんどBlackBerryを使用していたし、時々それに憧れて「BlackBerryを買いたい」と言ってくるお客様もいた。
BlackBerryの栄光と衰退の物語を通して、企業とはどうあるべきか。自分の業界に、その業界の戦い方を全く別のものにするようなゲームチェンジャーが現れた時にどうしたらいいのか。特に会社の行末を決める立場の人には、すごく学びの多い映画だと思う。
私は特にその立場の人間ではないが、この映画を通して
・自分の部署のことだけを考えて働いてはいけない。他部署に対してリスペクトの気持ちを持って接する。バランスが大事。
・北風と太陽はやっぱり太陽のやり方じゃないと部下はついていかない。息抜きも大事。
・ピンチの時こそ意固地にならず変なこだわりも捨て、冷静さと客観視が必要。
ということを学んだ。
あの時世界をひっくり返すような発明をしたiPhoneも、今では当たり前になり翳りが見えている。
ビジネスは成功するよりも、それを維持することの方が大変だと、つくづく感じた。
90年代の懐かしくオシャレな雰囲気が魅力的な作品。ビジネスの初期段...
90年代の懐かしくオシャレな雰囲気が魅力的な作品。ビジネスの初期段階は、不安定ながらも仕事を楽しむ、平和な様子が描かれる。しかし、やがて彼らが大きな責任を背負い、ビジネスの厳しさに直面していく過程では、緊張感が高まり、観る者の感情を大きく揺さぶる。特に登場人物たちの感情の揺れ動きが見事に表現されており、視聴者に強い共感を呼び起こす良作。
IT企業の栄枯盛衰
ほんの一瞬世界を制覇したブラックベリーの黎明から衰退までの映画
サークルの延長線で立ち上げた会社が世界のニーズにピンズドの携帯端末を開発して一気にユニコーン企業として大きくなったものの成長速度にインフラ、人材や組織が未成熟なため通常の会社であれば対応できることに悉く間違った選択をしてしまう。
事実なのでネタバレも何もないけどブラックベリーはiphoneやandroidなどのスマートフォンに駆逐されシェアを下げ中国企業に身売りし姿を消す。
要素は複雑に絡み合って一概に何が悪かったと決められないけどコミュニケーションって大切なんだなと思った。
BlackBerry Vs iPhone
アップルが世界の携帯端末をiPhoneで席巻する直前、「BlackBerry(ブラックベリー)」を持ち歩いている人を羨望の眼差して見ていた。買いたい、使ってみたいと思った。
iPhoneの発売がもう少し遅ければ、BlackBerryを買っていた。
そんな昔の思いを蘇らせてくれた本作品。
作品中でスティーブ・ジョブズが誇らしげにiPhoneを発表する映像が流れる。
マイクはiPhoneを見て、何でもできそうでインフラの制約(?)で何もできない玩具箱と表現した。
結果はご存じの通りジョブズの勝ち。
なぜiPhoneを何でも出来る箱に変えられたのか?
その辺りのテクニカルな事情も知りたかった。
面白い!
マイケル、ダグ、ジムの3人による話。
ちなみに勝者はダグw
それはさておき。
iPhoneが出るまでシェア45%を誇ったブラックベリー。
iPhoneを受け入れ追従していたらどんな結果になったのだろうか?
まあ、公取が入っちゃったから技術は関係なかったのかもだけど。
さて、作品としては面白い。
ストーリーはとにかく攻めの一手。
製品のプロトタイプはおもちゃをベースに作る!
あの手この手で競合からスタッフを引き抜いて
イケイケで攻めまくる。
それだけにエンディングは何とも言えないあっけないものとなっている。
120分終始攻めの無いように引き込まれて一喜一憂wwwww
何も期待せずに観たんだけど
いやぁ~面白かった!
安定して起業したい人に必ず見てほしいおすすめの映画!
カンヌ国際映画祭からの帰りの飛行機の中で視聴。
「ブラックベリー」好きの友人がいて、そのことから懐かしさを感じて視聴。
世界に旋風を巻き起こしたBlackberryがあんな小さなベンチャー企業から立ち上がったのかと感慨深かったです。
同時に代表2人がバラバラになり、意思疎通ができにくくなり、一気に衰退していく様子もまたダイナミックで学びでした。
起業して夢を実現したい方
安定して起業したい方
起業して失敗したくない方
にぜひおすすめの映画です。
ゴリゴリ前に進めていく感じが圧巻
遊びまくるエンジニアたちと控えめなマイクに対し、彼らに罵詈雑言を浴びせケツを叩くとともにブラックな手段を使ってでも超優秀なエンジニアを集めビジネスを前に進めるジムの対比が面白かった。
iPhoneが生まれる前のこと
iPhoneが生まれる10年くらい前のこと、
私もiPhoneを使うまでずっとBlackberryだった、9100、9900、Boldも。
マイクが最後まで言うように物理的キーボードがないものなんておもちゃに過ぎない、とも思ってた
iPhoneを使うようになったのは7から、
そして今は物理的キーボードが必要なんて思うことなくスクリーンキーボードを打っている
実話を元に作ってるからマイクがそう言ってたのは間違いないはずだけど「郷にいれば郷に従え」的慣習を人は頭で考えるよりいとも簡単に受け入れることができる
正誤などは問わず。
BlackBerryは今誰も使うことがない端末になり
マイクとダグが夢見た未来や端末は今現実となり
みんなの手の中にある
彼らが悪かったのかジムのせいか、、、、、
マイクが信じたものを失っていく切なさは伝わった
(中国製は信じない)
栄えたものが枯れていくのは常、
そして必ず次が生まれる
カメラの動きやボケの作り方はとても観ている気持ちを扇動してくれた
ラストは言わずと知れた結末だからこそどうにもならない気持ちになって終わる。
Love will tear us apart
「完璧は善の敵」
ビジネスは、マネーが大事だな。
iPhone前のメールができる携帯電話ブラックベリー
カナダだ。ビジネスは、強気と怒りと強引が全てだ。
大手は、金を払わず不良品だと返品し零細を買収する。変わらないね。禿げたCEOがブラッベリーの可能性を見抜き、開発者をこき使い、ムービーディを奪う!そして訳分からん管理者が来て会社を面白くなくす。面白かった!
事実関係を再現したVTR
ストーリーは良かったが、観ている側へ何を伝えたい映画なのか、分からない映画でした。
アメリカは実話に基づく伝記的な映画をよく作る印象がありますが、映画にするからには、観ている側に何か伝えたいメッセージがあるべきだと思います。
メッセージがない映画はただの再現VTRでしかないと思います。
予備知識も期待も無く見たが…
意外と面白かった。
出演者も監督も???な状態だったけど、
ストーリーのテンポが良く&コメディのバランスが良く、かつパワハラ共同経営者のキャラが良くて(本物とは違うらしいが)面白い。
「ベンチャーvs大企業」「オタクvs経営者」といった対立、葛藤が描かれるともっと興味深くなったかもしれんけど、
それ以前に「ブラックベリー」という会社がジェットコースターのように上昇&下降して、消えて無くなり、映画としても終了してしまう。
会社が無くなった後の人間、を描いたらどうなっただろうか?
一度は頂点に立った人間がどうなるのか興味はある。
ブラックベリーだけに、ブラック企業だった話。オープニングから数分は...
ブラックベリーだけに、ブラック企業だった話。オープニングから数分は面白くなさそうだけど、しっかり観ておく必要がある。マーケティングの勉強にもなる。面白かった。
栄枯盛衰ですね
栄枯盛衰ですねー
ガラケーからスマホになる前にあったんですね。
あまり日本では見かけなかったので無視してました。
当時、洋画観たら登場人物の携帯電話はみんなブラックベリーでした。
時代の先端を駆け抜けて頂点まで登ったら落ちる時のスピードも速い。
一時代を作るときの人間って尋常じゃないな。
ダグの財布がバリバリタイプのやつだったのにめちゃくちゃ心掴まれてし...
ダグの財布がバリバリタイプのやつだったのにめちゃくちゃ心掴まれてしまった
ガラケーからスマホへの転換期を知っている世代なので色々思うところがあったし、スーパーエンジニアが続々召集されるシーンはアベンジャーズ見てるときみたいな興奮があったし最後マイクの性(さが)にはきっちり涙した
「テトリス」の様な面白さ
栄枯盛衰の物語。ムービーナイトにRPGゲーム「ビッグバンセオリー」に出てきそうなギークなオタク青年たちが働くRIMという会社。代表マイクとダグはプレゼン能力ゼロ。そこへやり手のジムが加わり、急成長するRIMですが...次第に雲行きが怪しくなっていきます。ジムがワンマン過ぎたのと、凄まじい競争社会なので、やっぱりジョブズの影響も大きいですね。案外ダグがちゃっかり者。面白かったです。
何よりも進化したスマホ、20年後にはどんな世界になっているのでしょうか!
キーボード付きスマホ
メールを無料で送受信でき、キーボード付きケイタイとして人気を博したが、アップルのi-Phoneの登場で消えていった元祖スマホ"ブラックベリー”の物語。
天才エンジニアが作り出したのだが、世の中に出したのは、クビになったやり手のマネジャーだった。
タッチパネル方式の入力とアプリシステムに負けたらしいが、ビデオじゃあるまいし、ここまで消えてしまうのかと、さみしい気持ちも残る。
幸せってなんだっけ
幸せってなんだっけ。
そんなことをしみじみ考えさせられる映画だった。
「完璧は善の敵」というジムに対して、「妥協は人類の敵」と返したマイク。
だが、結局2人とも、その捨てきれない自分自身のこだわりが、転落につながる。
栄光と没落の両方が描かれることで、没落の切なさが何倍にも膨らんでいる。
iPhoneのプレゼンのシーンをこう使うかというのも見事だった。
本当に、幸せってなんだろう。
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