ブラックベリー

解説・あらすじ

スマートフォンの元祖とも言える携帯端末「BlackBerry(ブラックベリー)」の隆盛と衰退を、実話をもとに描いたドラマ。

1996年、カナダのオンタリオ州ウォータールー。天才技術開発者マイク・ラザリディスと親友ダグラス・フレギンによって創業されたリサーチ・イン・モーション社は、電話にコンピューター機能を搭載した画期的な携帯端末を開発中だったが、社内にはビジネスを得意とする人材が皆無で深刻な経営難に陥っていた。そこで彼らは、凄腕ビジネスマンのジム・バルシリーを共同CEOとして会社に迎え入れ、ついに完成させた新製品「BlackBerry」でまたたく間に成功を収めるが……。

劇中でダグラスを演じるマット・ジョンソンが監督を務め、「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」のジェイ・バルチェルがマイク、テレビドラマ「フィラデルフィアは今日も晴れ」のグレン・ハワートンがジムを演じた。2023年・第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

2023年製作/120分/カナダ
原題または英題:BlackBerry

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 ベルリン国際映画祭(2023年)

出品

コンペティション部門 出品作品 マット・ジョンソン
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映画レビュー

3.5あの日売れ残ったBlackBerryの在庫を思い出した

2024年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ちょうどiPhoneが登場しBlackBerryが衰退する渦中、私は某キャリアショップで働いていた。

日本ではあのキーボードは使いにくく流行らなかったので、今の若い子達はiPhoneがスマートフォンのはじまりのように思う人もいるかもしれないけれど、スマホの元祖といったらBlackBerryだ。
欧米のビジネスマンはほとんどBlackBerryを使用していたし、時々それに憧れて「BlackBerryを買いたい」と言ってくるお客様もいた。

BlackBerryの栄光と衰退の物語を通して、企業とはどうあるべきか。自分の業界に、その業界の戦い方を全く別のものにするようなゲームチェンジャーが現れた時にどうしたらいいのか。特に会社の行末を決める立場の人には、すごく学びの多い映画だと思う。

私は特にその立場の人間ではないが、この映画を通して
・自分の部署のことだけを考えて働いてはいけない。他部署に対してリスペクトの気持ちを持って接する。バランスが大事。
・北風と太陽はやっぱり太陽のやり方じゃないと部下はついていかない。息抜きも大事。
・ピンチの時こそ意固地にならず変なこだわりも捨て、冷静さと客観視が必要。
ということを学んだ。

あの時世界をひっくり返すような発明をしたiPhoneも、今では当たり前になり翳りが見えている。
ビジネスは成功するよりも、それを維持することの方が大変だと、つくづく感じた。

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AZU

3.5栄枯盛衰…

2025年2月9日
Androidアプリから投稿
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KEI

5.0製造業に関わるものとして

2025年1月8日
iPhoneアプリから投稿

不良品の在庫の山はキツイ。。。
ムービーナイト楽しそう。
ゼイリブ!!

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takantino

3.545%→0%

2024年12月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

赤黒いブラックベリーのシミから始まった、
栄光と衰退の物語。
あっという間にアップルに取って代わられたが、
その技術がなければ、今のスマホも違った形になっていたかも。

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