ブラックベリー

解説

スマートフォンの元祖とも言える携帯端末「BlackBerry(ブラックベリー)」の隆盛と衰退を、実話をもとに描いたドラマ。

1996年、カナダのオンタリオ州ウォータールー。天才技術開発者マイク・ラザリディスと親友ダグラス・フレギンによって創業されたリサーチ・イン・モーション社は、電話にコンピューター機能を搭載した画期的な携帯端末を開発中だったが、社内にはビジネスを得意とする人材が皆無で深刻な経営難に陥っていた。そこで彼らは、凄腕ビジネスマンのジム・バルシリーを共同CEOとして会社に迎え入れ、ついに完成させた新製品「BlackBerry」でまたたく間に成功を収めるが……。

劇中でダグラスを演じるマット・ジョンソンが監督を務め、「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」のジェイ・バルチェルがマイク、テレビドラマ「フィラデルフィアは今日も晴れ」のグレン・ハワートンがジムを演じた。2023年・第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

2023年製作/120分/カナダ
原題または英題:BlackBerry

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 ベルリン国際映画祭(2023年)

出品

コンペティション部門 出品作品 マット・ジョンソン
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映画レビュー

3.590年代の懐かしくオシャレな雰囲気が魅力的な作品。ビジネスの初期段...

2024年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

90年代の懐かしくオシャレな雰囲気が魅力的な作品。ビジネスの初期段階は、不安定ながらも仕事を楽しむ、平和な様子が描かれる。しかし、やがて彼らが大きな責任を背負い、ビジネスの厳しさに直面していく過程では、緊張感が高まり、観る者の感情を大きく揺さぶる。特に登場人物たちの感情の揺れ動きが見事に表現されており、視聴者に強い共感を呼び起こす良作。

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NORI

4.0IT企業の栄枯盛衰

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

怖い

ほんの一瞬世界を制覇したブラックベリーの黎明から衰退までの映画
サークルの延長線で立ち上げた会社が世界のニーズにピンズドの携帯端末を開発して一気にユニコーン企業として大きくなったものの成長速度にインフラ、人材や組織が未成熟なため通常の会社であれば対応できることに悉く間違った選択をしてしまう。

事実なのでネタバレも何もないけどブラックベリーはiphoneやandroidなどのスマートフォンに駆逐されシェアを下げ中国企業に身売りし姿を消す。

要素は複雑に絡み合って一概に何が悪かったと決められないけどコミュニケーションって大切なんだなと思った。

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サミ

3.5BlackBerry Vs iPhone

2024年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

アップルが世界の携帯端末をiPhoneで席巻する直前、「BlackBerry(ブラックベリー)」を持ち歩いている人を羨望の眼差して見ていた。買いたい、使ってみたいと思った。
iPhoneの発売がもう少し遅ければ、BlackBerryを買っていた。
そんな昔の思いを蘇らせてくれた本作品。

作品中でスティーブ・ジョブズが誇らしげにiPhoneを発表する映像が流れる。
マイクはiPhoneを見て、何でもできそうでインフラの制約(?)で何もできない玩具箱と表現した。

結果はご存じの通りジョブズの勝ち。
なぜiPhoneを何でも出来る箱に変えられたのか?
その辺りのテクニカルな事情も知りたかった。

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ピッポ

4.0面白い!

2024年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

知的

マイケル、ダグ、ジムの3人による話。
ちなみに勝者はダグw
それはさておき。
iPhoneが出るまでシェア45%を誇ったブラックベリー。
iPhoneを受け入れ追従していたらどんな結果になったのだろうか?
まあ、公取が入っちゃったから技術は関係なかったのかもだけど。

さて、作品としては面白い。
ストーリーはとにかく攻めの一手。
製品のプロトタイプはおもちゃをベースに作る!
あの手この手で競合からスタッフを引き抜いて
イケイケで攻めまくる。
それだけにエンディングは何とも言えないあっけないものとなっている。
120分終始攻めの無いように引き込まれて一喜一憂wwwww

何も期待せずに観たんだけど
いやぁ~面白かった!

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bon