ダムゼル 運命を拓きし者のレビュー・感想・評価
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圧倒的な強さを誇るドラゴン相手に、非力なエロディーがどう立ち向かうか見物
ほんわかしたファンタジーな雰囲気から急変、穴に落ちてからはドラゴンパニックものに。前半の綺麗な自然のロケーションと、洞窟のじめじめした暗いシーンのギャップでかい。
圧倒的な強さを誇るドラゴン相手に、非力なエロディーがどう立ち向かうかハラハラして楽しめた。
ドラゴン相手だと剣とか魔法でバチバチやり合う系に見慣れてるので、防戦一方で逃げが主体なのは新鮮かも。
エロディーのサバイバル知識で乗り切れようなもんだね。明かりにもなって傷も治してくれる光る虫ちゃん有能すぎない!?見た目キモいけど可愛く見えてきちゃった。
最後ドラゴンを仲間に付けるのは意外だった。嫌な奴らをまとめて焼き払ってくれてめちゃ爽快。燃える城をバックに堂々と歩くエロディーかっこいい。
エロディ
最後は最強の相棒を手に入れる
西洋の昔話に良くあるドラゴン伝説
過去の王の過ちでドラゴンに生け贄を続ける王国に嫁いだ主人公エロディの戦い。
ドラゴンとエロディ両方を騙していた王国の悪事に気付いたエロディは、戦う相手をドラゴンから王国へと向け、ドラゴンもエロディの言うことが本当だと気付き、最後は王国を焼き付くしハッピーエンド
丁寧でよく考えられたドラゴン映画
とても良い映画でした。
洞窟の中でドラゴンから逃げ、バトルする映画ですが、突飛な飛び道具を使わず、知恵と工夫でグイグイ引っ張ってくれました。
主人公のミリー嬢が向こう気の強い、ヒロインを見事に演じていました。
名演です。
ラストも異論もあると思いますが、豪快に締めくくりました。
拾い物でした。
私の琴線なりっぱなしです。
お金が掛かった駄作
つまんねぇ…。
褒めるべき点がないです。
ドラゴンを手懐けて戦うファンタジーかな?なんて思ってるとダラダラダラダラ脱出ゲー&舐めプドラゴンのお戯れ。これが長い長い。
ここから面白くなるかと思いきや別に脱出してからどうするわけでもない。
かと思えば妹連れ去られまた生贄に。マッマ伝えに来る。んでまた出てきた洞窟に戻る。アホか。これ考えた脚本家は素人か?
で結局ドラゴン手懐けてクソ王国に復讐。ドラゴンさん、最初からそうしろ。子供殺されたからっていちいち生贄投げて貰ってチマチマ殺すな。なんだその協定?
妹が連れ去られてからお母さん馬に乗ってワープして来てるし本当にどうしようもない。
ついでに言うとドラゴンのデザインもその他のセットのデザインも100万回みたことのある非凡さでここも含めてダメダメ。
お金は掛かっているのでしょうが見まごうことなき駄作だと思いました。
キッズ向け
自らの手でピンチを切り開くプリンセスのファンタジーアドベンチャー。
ミリボビちゃんのプロモーションビデオ兼、子ども向け絵本のような作品で、個人的満足度は低め。結構痛々しいシーンもあるけれど、めちゃくちゃ大味のプロットやビジュアルは対象年齢低めに感じてしまいチグハグ感。
妹ちゃんが可愛かった。
個人的には超好み
本作品は、ラノベみたいな設定です。裕福な国の王子と結婚するかと、思いきや奈落の底に落とされる。
かつて王族に殺されたドラゴンの子供の復讐に、燃える母ドラゴンしかしそこには思わぬ仕掛けがという展開。
そして最後は期待通りドラゴンとひと狩りいこうぜの展開。
いろいろ王道設定が刺さります。
最後はスカッとします。
若者向けの美容ルーティンとは
ネットにしばしばElizabeth PerkinsとMillie Bobby Brownの顔が並んでいる。パーキンスのはBig(1988)辺りの若い頃で並べられると確かに両者は双生児とみまがうほど似ている。ただ思い出すかぎりパーキンスはクールな役が多かった。対してミリーボビーブラウンはクールではなく、ちゃきちゃきとした男の子みたいな溌剌とした役を身上としている。つまり、顔がそっくりでもふたりのまとっている雰囲気はぜんぜん違っていた。
役の上で得たキャラクターが一人歩きしてその人の路線をつくることがある。ミリーボビーブラウンといえば前述したような「男の子みたいな溌剌とした役」が固着していて、今後大人の役づくりをするためにそれをひっぺがしていく必要がでてくるのかもしれない。──と思いながら見ていた。
というのも、やはりお姫様といえどもミリーボビーブラウンが演じるお姫様であって、もしこれがエルファニングが演じるお姫様だったらドラゴンと戦ったりしない。それが「路線」であり乗っているうちはいいが脱皮をはかろうとすると固着したやつは剥がしにくい──と言いたかった。
逆にエルファニングはドラゴンと戦うようなお姫様を演じたかったのかもしれないし。
Damselは悪くないが良くはなく、つまらないわけじゃないがおもしろくはない。ドラゴン洞穴に放られて戦うという事象を大まじめに扱っていて、まったく笑わさない。笑わさないのはいいとしても、だいたい話がよめる、よめるのがいいとしても、ミリーボビーブラウンではたとえドラゴンといえども負ける気がしない。ピンチはあってもミリーボビーブラウンが演じると危うさを感じない。それも固着したキャラクターの功罪といえる。
imdb6.1、rotten Tomatoes56%と61%。
rotten tomatoesの批評家評のひとつに『大人にとっては幼稚で浅はかで、子供にとっては残酷でグロい』というのがあった。まったくそのとおりで対象が定かでなく、大人にも子供にも不適合だった。これは映画でなくゲームにすべきだったと思う。
ところでさっきネットで拾ったニュースだが実世界のミリーはドラゴンではなくacneと闘っていて自身のスキンケアブランドであるフローレンス・バイ・ミルズのインスタグラムにノーメイクの顔写真を投稿したうえでニキビと闘っている人々へ向けてメッセージを送った──とのこと。
曰く──
『ニキビとの闘いは、私にとってとても個人的なもの。私たちは皆自分の肌に自信と快適さを感じるべき。私の経験をシェアすることでどんな状態であっても自分の肌を受け入れ愛する気持ちになってもらえることを願っているわ!ミリーより』
さらにミリーは以前ニキビとの闘いについて明かし自分の「不完全さ」を受け入れたいとピープル誌に語ったそうだ。
曰く──
『私の祖母は自分の個性をたくさん受け入れていて、自分を表現していたの。私はそれにとても共感している。その点で、私は祖母に似ていると言われるわ。そして、それを私のブランドでも表現したかったの。若者向けのマーケットには空白があったと思う。すべての若者がスキンケアと美容のルーティンの良いスタートを得るに値すると思うわ』
ミリーボビーブラウンは賢い人にちがいないが、こういう外国の著名人の発言を和訳したときのばかばかしさはたまんなくなごめるので転載してみた。なおミリーは昨年(2023)ジョンボンジョヴィの息子と婚約を発表したそうだ。
ドラゴンに襲われた時のサバイバル術
特に内容がない。
ドラゴンから必死に逃げるだけで
美術にお金掛けてる割に物語は大味だなと
思いました。
あのドラゴンの洞窟の作りが
よく分からなかったんだけど、
お父さんが探しに来てくれた場所から
簡単に外に出れた時は驚きました。
だいぶ頭の方から一番悪いやつはドラゴンじゃない
のが分かってるので、はやく仲直りしてくれよ
って感じでしたが、
ドラゴンからギリギリで逃げまくりサバイバルする様は
ストレンジャーシングスから知る者としては、
成長に感動すらしました。
あいつらが悪いやん
幸せな裕福な国の王子様と結婚かと思ったのに…。
まさか奈落に投げ落とされるとは。
結局は、あの一族がドラゴンの子どもを殺したのがそもそもの原因。なのに、逃れて国を守るために結婚して、一族の娘として差し出すとか。
ラストスッキリです。ドラゴンが喋れるのも良かった。
ハッピーエンドです。
何も考えずに観られるおとぎ話
GOTのドラゴンよりも足ホッソ!って感じのシュッとしたドラゴンちゃん。
イレブンも大きくなったけど、やっぱり何かと戦う役なのね。宿命か。ちょっとナタリー・ポートマンに似てるよね。
眉間が広い女は戦いが似合うのかなー。
ストーリーはシンプルながら、サクッと観れちゃう。
可もなく不可もなく
M-1グランプリで言えば91点。可もなく不可もなく普通に面白かった。お腹いっぱいにはならない。
サムネイルでミリーが綺麗な結晶をよじのぼっているを見て気になって視聴。
土地が悪く作物もろくにとれず目前の冬を越せるかどうかも厳しいある国に、海を越えてはるか遠くに城を構える、とても豊かな国から縁談の話をもちかけられる。国王は二つ返事で承諾し、すぐさま結婚式を挙げるのだが、その国には代々伝わる儀式があり、ミリーは生命の危機に立たされる。ミリーの運命はいかに、、という話である。
途中ミリーが青く発光する虫を食べるのかと思いドキドキしたが、まさかのチート設定により回避。
代々の姫たちが地図を遺していたことはまあ分かるが、ゴールまでの道まで書かれてるのは謎だった。わざわざいちいち戻って記録してたってこと?
お伽話じゃない世界観を描き切ってほしかった
(あらすじ)
貧しい国の王女エロディ。父と可愛い妹、継母と民を助けながら暮らしていたが、国のために裕福な国へ嫁ぐことに。その国は美しく豊かな土地で、王子様とハッピーエンドを迎えると思えたが。
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おとぎ話では王子様と結婚して、めでたしめでたしで終わる。
でもこの話はちょっと違うようでー。
⚠️以下、ネタバレ⚠️
物語は無数にあるが、“人間”を描いていないものはつまらない。
エロディは父王にすら欺かれ、嫁ぎ先の生贄として竜に捧げられる。
その絶望に悲憤、そしてそれらを乗り越え、生きて洞窟から脱出する。
そこまでは良かった。
その後、代わりに投げ込まれた大事な妹姫のために、躊躇なく洞窟にもどる。
いくら大事な妹のためであっても、どんな人格者もそんな行動がとれるはずもなく、興醒め。
尺の関係上やむを得ないんだろうが、後半もエロディという人間を丁寧に描いて欲しかった。
おとぎ話のお姫様、めでたしめでたしの絶頂から…
むか~しむかし、イノフェという国に、エロディというお姫様が住んでいました。
王妃である母親は亡くなってしまいましたが、父親である国王、義母、まだ幼い妹の4人で暮らしていました。
国はとても貧しく、エロディたちも平民たちも一日一日の暮らしがやっとです。
国の為に何か出来る事はないか、そう思うエロディ。そんなある日…
エロディに結婚の話が。しかも相手は、アウレアという大きな国の王子様!
エロディはあまり結婚に乗り気ではありませんでしたが、国の為にと承諾しました。
アウレア国へ。美しい国に魅了され、王子様とも意気投合。
皆に祝福されての結婚式。
そしていつまでもいつまでも幸せに暮らしました。
これがただのおとぎ話だったら、そんなめでたしめでたし。
これは勇敢な騎士が窮地のお姫様を救い出す、そういう類いのおとぎ話じゃない。
見ればすぐ分かる。
冒頭。王率いる騎士団が闘うは、ドラゴン。が、追い詰められ、騎士団は全滅。たった一人になった王にドラゴンが迫り来る…。
躍動感ある剣と魔法とドラゴンのファンタジーに非ず。不穏な幕開け。
荒涼とした土地のイノフェ。アウレアからの縁談は玉の輿なんかじゃなく、政略結婚。
船でアウレア国に向かう途中、闇夜の中に浮かび上がる松明と石像。何かの暗示…?
寛大に迎え入れてくれたアウレア王妃。が、義母がこれから親戚として昵懇に…と挨拶するや否や、親戚ではないと冷たい対応。
式の後、山頂へ。王妃らが仮面を付け、何かの儀式。エロディと王子の手の平に傷を付け、血を混ぜ合わせる事で“王族”に。
王子にお姫様抱っこされ、儀式は終了…ではなかった。不気味で異様な雰囲気の予感は的中した。
幸せからどん底のまさにその言葉通り、お姫様抱っこされたエロディは穴から奈落の底へ放り投げられてしまう…!
暗く深い地の底で、怪我を負いながらも生きていたエロディ。
至る所に同年代と思われる女性たちの遺体。
不気味な音。恐ろしい何かの存在。
そこにいたのは…、ドラゴン。
人語を話すドラゴンから衝撃の事実を知らされる…。
かつてアウレア王がドラゴンに敗北しそうになった時、ドラゴンとある契約を交わした。代々、王家の娘をドラゴンに差し出す事。そうやってアウレア国は存続してきた。
王家に娘が生まれなかったら、花嫁を迎える。王家の娘ではないが、あの儀式によって…。
王子様との結婚というおとぎ話幸せから急転直下。本当の目的は、ドラゴンに生け贄として差し出される事だった…!
出来ればここはネタバレして欲しくなかった。
Netflixの詳細ページを開くと、はっきり書いてあるし…。
その方が驚きあったと思うが、作品もここからグッとスリリングに面白くなってくる。
暗く狭い洞窟の中を、ドラゴンから必死に逃げる。もはやサスペンスと言うより、モンスター映画かホラー。
コルセットが引っ掛かったり、美しかったドレスがボロボロ。
落下時の負傷やドラゴンの炎で、身体中もボロボロ。
このまま絶望で朽ち果ててしまうのか…?
光る謎の虫。傷を癒してくれる。
壁のあちこちに文字。生け贄にされた女性たちが書き遺したもので、各々の名前や安全な場所や脱出出来そうなヒントも…。まるで導いてくれているかのよう。
必ず生きて脱出する。
ボロボロドレスを破り動き易い格好にし、お姫様からタフなサバイバル・ウーマンへ。
ミリー・ボビー・ブラウンが熱演。
前半のキュートなお姫様もいいが、後半からの女ヒーロー風の方がカッコ良さと美しさ映える。一粒で二度美味しい。
剣を構え、ドラゴンと対する姿も様になっている。
『ストレンジャー・シングス』や『エノーラ・ホームズ』などNetflixと良好関係続く。
何か訳ありと知りつつ、娘を余所の国に。後悔し、娘を救出に向かうが…。レイ・ウィンストンが王と父の苦悩。
義母であるが故に時々わだかまりあるが、最初に結婚に不審感。多様性取り入れの為とは言え、どうしても人種違いの義母にしなければならなかったのかな…? アンジェラ・バセットがちと勿体ない使われ方。
これほどの鬼畜キャラはなかなかいない。ロビン・ライトが拍手喝采級の超絶憎々しさ。
そして、迫力の存在感。
ドラゴン。
個人的に人語を話すドラゴンは好き。『ホビット』のスマウグとかショーン・コネリーVOICEの『ドラゴンハート』とかドラえもん映画『夢幻三剣士』のドラゴンとか。後、神龍もか。
人知を越えた存在のよう。本作でも知能は非常に高く、エロディの心を揺さぶる。
温厚なドラゴンもいるが、でもやはり恐ろしく凶暴である事。
執拗で、残忍。人間など一捻り。炎で辺り一面もろとも焼き尽くす。
前半は暗い画面続き、ドラゴンの全貌もなかなか見えにくいが、中盤過ぎてからは堂々お披露目。デザインもいい。
ドラゴンのみならず、洞窟内の光る虫などビジュアルも魅せるものある。
父王の犠牲により、間一髪脱出出来たエロディ。
が、義母から妹(演じた子もキュート)が連れ去られ、同じ儀式を…。
助けに向かう為、エロディは再び洞窟内へ…。
せっかく脱出出来たのに、妹を救う為自ら戻る様が勇ましい。
妹を救出。再びドラゴンと対峙。決着の時。
今度はやられてばかりじゃない。剣や知力を駆使してドラゴンに深手を負わせる。
両者命を懸けた闘いだが、これでいいのか…?
エロディはアウレアに騙された。
ドラゴンも。かつてドラゴンが突然アウレアを襲ったとされているが、実際は王と騎士団がドラゴンの子を殺し、その命の代償として王家の娘の生け贄を。が、差し出されてきたのは正統な王家の娘ではない。罪もない娘たちを殺し続け、ドラゴンもまたアウレアに騙されていた。
だから二人が争う理由などない。このまま殺し合うのではなく、憎き本当の敵=アウレアに報復の殴り込みを…。
その望み通りになった。
次の生け贄を用意していたアウレア。
その結婚式に、エロディ乱入。ボロボロ姿がまた勇ましい。
たった一人で何が出来る? 嘲笑う王妃らの頭上に、ドラゴン。
やっちまえ! 怒りと天誅の裁きの炎!
スカッとしたね。
確かにこれは、ありふれたおとぎ話なんかじゃない。
実は意外とツボを抑えた、剣とヒロインとドラゴンのファンタジーであった。
ドラゴンティマー
まぁ、序章としてはこんなものだろうか。
やっぱ予算が桁違いで…ドラゴンの造詣とかは楽しかった。洞窟の広がりとか。
ただ…お話がなぁ。
洞窟を逃げてる時はどうしようかと思った。このままずっと追いかけっこを見せられるのかと思うほど長かった。岩肌に描かれた地図にしたって…誰が出口までを書いたのだろうか?
書いた人は、一回出口まで行って戻ってきて、あの地図を完成させたって事だよね。しかも出られない出口を。…ドラゴンの罠だったのかしら?
王国とドラゴンとの因縁にヒロインは巻き込まれた感じで、相関図としては面白かったし、洞窟にヒロインを投げ入れるのもショッキングだったのだけど、歴代の生贄はあの高さから放り込まれて生きてたって事だよねえ…うーむ。
焼け落ちる王都の絵面とか凄く良くて、終盤にドラゴンが吐く炎で焼かれる山のひき絵とかも凄かった。
CGは良かったなぁ…。
最後はドラゴンを連れて故郷に戻るのかな?
なんせドラゴンが仲間になるまでをコッテリと描いた作品で…そこまでが面白けりゃいいのだけれど、あんま面白くなかったなぁ。
ドラゴンは良かったよ。
小ぶりだったけどさ。
暇つぶしとしては秀逸
頭を空っぽにして雰囲気楽しむ時間潰し娯楽映画と考えると十分楽しめる。むしろこんな薄っぺらい内容をこんなハイクオリティでガンガン排出できる現代の映画技術やNetflixの資金力は驚愕。
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