search #サーチ2のレビュー・感想・評価
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前作を越える伏線回収の見事さに感動した
ほぼパソコンなどの電子機器越しで話が進んでいく斬新さと、文明の力を使いこなせれば、自宅にいながらも謎を解いていく検索力に衝撃を受けた前作。
この手の二番煎じは前作を越えることができるのか?と思っていたが、前作の良さを引き継ぎながら、主人公がITネイティブな18歳になったことで新鮮さもプラスされてとても面白かった!
ただ検索スピードが速いので、主人公が今何を調べているのか、この手に疎い人はついていくのが大変かもしれない。
この映画の醍醐味といえる、登場人物が全て怪しく見えるけれど、目星つけていた人が実は良い人だったり、冒頭のこれがここで効いてくるのか!!など、伏線回収が見事すぎて、見ていてとってもスッキリする。
仕事でも私生活でも、検索スキルはとても必要だと思っていて、情報が溢れかえるネットの世界で、より最短で目的なものを見つけるためのスキル、フェイクニュースもある中で真実を見つけられるスキルは、これからますます必要になってくるだろう。
それにしても、ひとつのアカウントでここまで様々な情報がバレてしまうなんて、セキュリティの面も考えさせられる映画だった。
デジタルネイティブの主人公で検索スキルとスピード感をアップデート
前作は女子高生のお父さんがネットを操っていたが、今回は女子高生。しかも全画面伏線ありなんて予告をされたので、観念して吹替で観た。字幕を読みながらデジタルネイティブの画面操作を満足に追える自信がなかったので。
ネットの画面だけで語れるということの新鮮さに驚いた前作。今回はそのフォーマットを踏襲しつつ、より加速するスピード感で、二転三転しつつストーリーが疾走する。
不可能ではないかも知れないが都合よすぎるだろ、という場面も散見されたが、まあこの方が面白いというのは間違いないし、そもそもジューンの画面操作が早すぎて、脳内でのんびりケチをつけている暇もない。
PCやスマホの画面越しという体裁の映像は、SNSでバズるような動画を見慣れた目には妙に臨場感が増して見える。そして、怪しい人間がケヴィン→母グレイス→ヘザー→ケヴィンの愛人(実際は雇われ女優)などとどんどん変わってゆくジェットコースター的展開に気が抜けず、手に汗を握ってしまう。
そんな中で、近しい人に愛情を伝えることの大切さを考えさせられる要素も織り込まれている。ジューンは母がいなくなってから、別れる間際に「愛してる」と返さなかったことを後悔した。また、レンタルおっさんハビは息子と仲違いした傷を抱え、その穴埋めをするかのようにビジネスを超えてジューンに協力する。緊迫感が続く物語の中で、思いがけずいい人だったハビに心が癒された。
事実関係を整理してみる。グレイスはDV夫から逃げるため改名していた。DV夫は刑務所で知り合ったケヴィンと共謀してグレイスを騙し、恋愛関係を作らせて旅行に行く体で連れ出し、旅先に行く前にかつての自宅に拉致監禁した。ケヴィンは旅先で雇われ女優と行動を共にし、グレイスが現地で行方不明になったと偽装するため、拉致られるところまでを演じた。途中でジューンが連絡を取った更生施設の職員はDV夫が演じていた。大筋これで合っているでしょうか。(ヘザーを脅してたのは、何のためだっけ?改名したグレイスの所在を知るためかな?)
DV夫の作戦、結構な費用がかかりそう。
ラストは一瞬夢オチならぬフィクションオチかと思ったが、「アンフィクション」は実際あった事件をドラマ化した番組ということらしくて安心した。終盤で警官が家に踏み込むシーンは、これ誰目線の映像だよ(ボディカメラと言い張れないこともないが)と思ったが、あの辺からはもうドラマですよということなのだろうか。
前作に比べると、今誰がこの画面を見てる設定なんだろう、というシーンが少し多めだった気がする。そこはちょっと残念。
このシリーズは、いち早く映画館で鑑賞するのももちろん楽しいが、他の映画と違ってPCの画面で観るとより臨場感が増すと思う。
デジタル世代のスキルすげえ。
一作目に関しては、アイデアや構成の面白さはわかるが、ギミックを精査したことでこぢんまりとしてしまった印象はあった。ところがこの第二弾では、すべてがパソコンやスマホの画面上で進行するという建前はあるものの、絶対に整合性が取れない絵面が飛び出してきて、作品としてのルールよりも面白さの追求が勝っている。そんなアホなと思いはするが、じゃあダメかというとそんなことは一切なくて、わりとオチは読めるものの、ガンガンムチャをしてくれる景気の良さが楽しい。
シリーズとしては、オンライン上でさまざまなハードルを突破していくのが大きな見どころだが、女子高生のデジタルスキルに驚く。もう普通の10代がこんなだったら、われわれ世代のセキュリティなんて鼻紙ほどの頼りがいもないですよ。と戦々恐々とさせられるのもいい体験だった。
前作の画期的な試みをさらに進化させ映像化。純粋にこの手法は面白く、期待を裏切らない作品!
前作のサスペンススリラー「search サーチ」(2018年)は本当に革新的でした。
あらゆるシーンが「パソコンの画面上」で展開されていき、この時代だからこそ生まれた作品と言えます。
思えば、アカデミー賞でも話題となり日本では2017年に公開した「LION ライオン 25年目のただいま」では、インドで迷子になった5歳の少年が25年後に、わずかな記憶を頼りにGoogle Earthを駆使し、オーストラリアの家に居ながらにしてインドの故郷を探し出した「実話」が描かれていましたが、もはやそういう時代なのでしょう。
本作は、高校生の娘が母親を探す物語。この主人公の女子高生がデジタルネイティブ世代とは言え、ありとあらゆるツールを駆使して、めちゃくちゃ速いスピードで世界中のデジタルリソースを使いながら様々な情報を探し出す様は、ただただ圧倒されますし、「これ以上ないエンタメ」とも言えます。
前作「search サーチ」が好きだったので、さらに進化した本作に喜びを感じました。
そして、期待を裏切らない面白さ!
この画期的な作品に触れないのは勿体ないと思うので、是非、スクリーンで体感してほしい作品です。
母を捜索するー仕掛けられた罠
原題
Missing
感想
母が行方不明。
全世界80億人の行動がデジタル上に記録される今。
すぐに見つかるはずだった――。
100%PC画面上で展開する映画『search/サーチ』 シリーズ第2弾!
全編デジタルプラットフォーム上で展開する<第一級のサスペンス・スリラー>
上映時間が111分と長めだったのですがジューンの捜索がサクサク進み、テンポがよく、伏線も散りばめられ二転三転する展開に驚かされました!
ただテンポよく進むのでついてこれない人もいるかもです…。
母親の彼氏が結婚詐欺師…?
コロンビア旅行行ってたのは母親じゃない…?
母親が失踪。
母親の親友が殺される。
死亡したと思ってた父親が登場!
薬物依存症のDV父親だった…。
最近の若い子はジューンみたいにネットの知識が幅広いんでしょうね…笑
現地で色々協力してくれるハビエルの存在が良かったです!
前作の事件も今作の事件も劇中でドラマ化されてましたね笑
Siriの重要さを認識しました笑
※ヘイSiri 911に電話して
※おちびジューン
声出た
サーチ大好き!それが2?いやもう無理やろ!感で鑑賞始め。
前作をそう扱うかぁ、でも娘が思春期で?ほうほう今回は逆か?ともうワクワクが勝ってしまう。新旦那が怪しくなって、調べてみるとちゃんといい人じゃん!ってなったくらいに「え?待てよ?ほんならあの女性の写真はなんやったんや?」と思ったら映画でもそうなり。。女優がTVショーやったんやで言うたくらいに「この流れはヘザーが絡んでくるか?向こうでは有名女優か?」って思ったらそう展開されて思いもよらぬ死。。「これは相当まだ裏があるな、ただ今回も警官黒幕はちゃうよな?ハビエルはさすがにやり過ぎやし。。。」と思ったら教会の人電話きーの、家に訪問者きーの、父!!!!!!ええええええええええええええええええええええ!!!アホみたいに声出ましたw
手のひらで踊らされるとはまさにこの映画。くーるくるのこーろころでした。
画面外からでた!と思ったら出てない!新しいアイデア(ハック共有)も、前作で浸透させたから出来た縦画面で横まっくろ。前回と違い若者ならではのパスの突破方法、検索方法、もうお見事。
ただまぁその代償?と言ったらなんだけどメッセージは弱くなったよね。アイデアやサスペンス、見やすさとか(最後のSiriは気持ちいいくらい)そこら辺に力入れてるしそういう映画なんだけど、1はそれ以上にメッセージもしっかり焼き付いて、2は少し焼き直し感はいなめない。弱みをあげるとするならね。
スマートウォッチ、返してあげてねw
PC画面が主体っていうアイデアも面白いが、本作はサスペンスとしても...
おもろいけど1の勝ちかな
SNSのいいところと悪いところ
展開に継ぐ展開
ハビエルが最高!
前作での斬新さが凄かったのに対して、この二作目ではちょっとパソコン画面から離れてるのが気になったかな(PC画面にしては無理がある点)。そして今回はタイピングの速さだけではなく、アドレスやパスワードのコピペテクニックが凄かった。
最近は日本でもライドシェア問題が取り沙汰されているが、ウーバー・ドライバーの胡散臭さも描かれていました。タクシー会社へ問い合わせすることも出来ず、結局はそこがミソになったかと。
スペイン語勉強しとけばよかった~などと、翻訳機能だけでは難しい点。パソコンを使いこなす技術は凄いのですが、どこかでアナログな知識も必要だと思わせてくれた。siriはよくわかんないけど、最近は車の中でも「ヘイ、トヨタ」とか「アレクサ」とか言っている自分がいる・・・
人死にすぎ
終始ガチャガチャしててあっちに誘導こっちに誘導、今回は特に若者のスピードで、もう途中うるさーい!いいから落ち着け!と言いたくなるほど。なんだけどついつい見てしまう。前作もそうだった。やっぱり人の生活を覗き見してる感が魅力的なのかな、我ながら恐ろしい。決してうまいストーリーじゃない。パパそんなに極悪じゃなくてよくない?殺人鬼レベルでこのストーリーにはそぐわない。画面上ですべて見せるっていうアイディア勝負だから2作目は作るべきじゃなかったね。3作目以降は見ませんよ。
タイトルなし
前作を踏襲した作品でパソコンやスマホの画面を介した映像の見せ方、一人親一人っ子という家庭環境、行方不明者、親子愛と基本的には前作と同じテーマを軸に作られている。流石に担当刑事が犯人的な事はやらないだろうと思って観ていたが、父親が病気で他界しているという前作の逆設定の方にはマンマと騙された。
作り手の前作よりスケールアップさせたいという気持ちは理解できるが、犯人側に悪意が有りすぎて嫌だった。特に弁護士が殺されてしまうのは自分が作品に期待していた物には無かった。
この作品の一番大きな特徴でもあるパソコン画面を介した画作りだが、もう普通の映画じゃんって画も所々有って前作ほどの拘りというか工夫が感じられなかったのは少し残念だった。
ほぼ自宅にいる主人公に言うのも変な感じだが行動力が凄すぎて感心する。自分が何をすればよいのかバッチリ理解していてドンドン行動に移していく。観ている方がついていけず少し遅れて理解していく感じ。
いやあ面白かった!とても良くできた脚本でした。
デジタルってすごい
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