「思わず膝を正してしまった」静かなるドン 前編 La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
思わず膝を正してしまった
新田たつおさんの原作漫画を読んだことはないし、TVドラマも知りません。ましてやショーロホフの大長編小説になど触れた事もありません。でも、伊藤健太郎さんの復帰を応援したい思いから映画館へ向かいました。
真っ当な社会人として生きていたヤクザの親分の息子が次期跡目として祭り上げられて抗争の前線に立つお話です。でも、ゆるゆるの気分で観ていたところ、
「ヤクザの無益な抗争を無くしたいのならば武力で全国を統一するしかない」
という深い問題が持ち出され、「あれっ?」と膝を正してしまった。結局は、そこまでする程の事もなかったのですが。でも、仕方ない。こりゃあ、後編も観なくちゃあなるまいな。
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