「実写セカイ系映画 a.k.a JKエヴァ」世界の終わりから Tokiさんの映画レビュー(感想・評価)
実写セカイ系映画 a.k.a JKエヴァ
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SFというよりセカイ系の実写映画だと感じた。
時代遅れのカセットテープ、80年代に流行ったスポンジのヘッドホン、「あなたは何を願うのですか?」等々、エヴァンゲリオンへのオマージュが随所に散りばめられている。またこのジャンルではシャーマニズム要素が新しいと感じた。
ただ終盤の正義論は謎だった。自ら反対勢力の音頭を取ったのにも関わらず「この世界は破壊を求めている」と。いやこの構図だとあなたが求めているだけでは?と。
日常との対比はもっとポテンシャルがあったはずで勿体ない。それに低予算だからか小道具やSFXのチープさは否めない。
作品としての尺の問題があるとは言え、そもそも世界が終わる2週間前に突然何とかしろというのは流石に無理があるのではないか。
あと所々あからさまに湯婆婆が出てきてクスっとなった。
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